ぱさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ぱ

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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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皮肉でやってるんだろうけど、脱出に向けて一致団結する終盤の青春邦画のような子供っぽさが少し辛い。

非常宣言(2020年製作の映画)

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ずっとテンションの高いダイジェストを見ているような感じ。印象に残ってるのはインセプションばりに宙を舞うCA。

少年(1969年製作の映画)

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アピチャッポンのフェイバリットということだったが、陰鬱で観るのにやや苦労した。

静物画のごとく、人間も風景の一部かのように引きで撮った構図が面白い。後半にはまるでJホラーのような不気味な描写もあった
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チチカット・フォーリーズ(1967年製作の映画)

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カットバックや人物の対比を用いた構図など、これまで観たワイズマンの作品よりも何らかの意図を感じる作りだった。

見ようによっては挙動や扱いの酷さから、死へと向かう途中の収容所のようにも見える。

ただ
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雪合戦(1896年製作の映画)

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劇映画のセットや衣装でしか見ないものが実在して、動いている。

この人たちはもう全員死んでるんだなと思うと不思議な気持ちになる。

多方向のアクションをフィックスで収める気持ちよさもある。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

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後で回収するにしても、無理がありすぎる展開がまったり2時間かけて続き、気持ちが冷める。

滅茶苦茶なオチなのだから、もっと短くてもよかったのに。

オカルト要素もほんの味付け程度で物足りなかった。

人類遺産(2016年製作の映画)

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奥行きに正対、水平垂直で引いて撮った映像でほとんど成り立っている。アップや手前に物が被るカットはなく、建築写真っぽい。

画面内だけではなく、撮り手の存在含めて人間や意思をなるべく消そうとしているのか
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たまご割れすぎ問題(1926年製作の映画)

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都市部は雨上がりなのか路面が濡れていたのに、走って列車に追いついた先の地域は乾いていて、その脚力と編集が面白かった。

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

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この怪現象は幻覚ですというスタンスで話が進むので、必然的に主人公の病みっぷりに注目していくしかなくて、これを救済だとしても、いまいち新鮮味がなかった。

なぜか1番印象に残ってるのは、元同僚が訪ねてき
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L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)

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カーチェイスよりアタッシュケースの開け方が狂ってる。あの辺りで変人確定が出た。

雪夫人絵図(1950年製作の映画)

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溝口健二と相性が悪いのか、画に関してピンと来なかった。

眠れぬ夜の仕事図鑑(2011年製作の映画)

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定点カメラ好きとしては、見ていて飽きない。
最後だけ労働じゃないけど、原題が“”西洋“”なので、厳格に仕事縛りでもないみたい。

割とテンポがいいので、個人的にはもっと長回しでも全然いいかなと思った。

ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年製作の映画)

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この人は既に入れ替わってるのかどうか、曖昧で宙ぶらりんなシーンが面白い。

信頼できる語り手なのかなど、もう少し捻っても良かったとは思うが、病院のシーンはあとから取ってつけた設定らしいのでしょうがない
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地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

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モキュメンタリーにしてはイリュージョン過ぎて冷める。アドベンチャーにしてはチープ。

猫たちのアパートメント(2022年製作の映画)

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ドキュメンタリーとしてフワフワしていて退屈なのは否めない。
視点の乏しさをあえてやってるのかは、わからないけど。

でも、勝手に餌付けするのは猫のためになるのか疑問だというのは、改めて感じたかな。
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一瞬の夢(1997年製作の映画)

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音楽の使い方が独特。既存の音源を流してるようでもなく、誰かがカラオケで歌ってるような響き。
何の曲なのか、どこから聴こえてる設定なのか、最初は気になったが、そのうち慣れた。

ざくろの色(1971年製作の映画)

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たまに男女の区別がつかないけど、つかなくていいんだろうな

奥行の使い方が痺れる

レイク・マンゴー 〜アリス・パーマーの最期の3日間〜(2008年製作の映画)

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話はほとんどツインピークスなので、ミスリード的に引っ張られる。
怖くはないけど、時制の使い方は面白いと思う。

一晩中(1982年製作の映画)

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深夜雨が降ったのを知ってる人たち、知らない人たち

暗くなるまでには/いつか暗くなるときに(2016年製作の映画)

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過去を思う、描くことは如何にして可能か、ということなのかな。

トイレ掃除のシーンの静けさが印象的。

タバコは咳の原因になる(2022年製作の映画)

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ほとんど林間学校。怖い話部分の劇中劇が長く、これがなんの映画だったか忘れる。忘れた頃に夢から覚めるように突然帰ってくる。

甥の話は思い出すと笑ってしまうし、隊員が湖を泳いで渡ったのに全然濡れてない雑
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夜を走る(2021年製作の映画)

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演出の問題なのか、見ていて恥ずかしくなるようなセリフ回しが終始気になる。足立さんは良かったけど。

あと、この設定でスライドギターのBGMは感覚が古い気がしてしまう。

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

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静止画の場面、意識が加速しすぎて止まって見えるような、未来なのに全然未来に見えない、写真のような記憶しか持ち帰ることしかできなかったような、時間の感覚が混濁していて怖い。

世紀の光(2006年製作の映画)

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見ている主がいない、夢が独り歩きしてるような

鳥類学者(2016年製作の映画)

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絶えず何かモチーフのようなものが出てきたり、イベントが起こっていて、無為の時間がないからか、大自然を彷徨う孤独感は感じなかった。常にあっさりしてる。
あと、BGMの主張が激しかった。

ビオラ/ヴィオラ(2012年製作の映画)

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編集によって、カットが変わると違う層へ移行していくような面白さはある。あるけど、見終わったあと、特に感想がない。
これだけ顔のアップや情報の省略を使えば、驚かせることはできるけど、作為的すぎる気もする
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洞窟(2021年製作の映画)

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見下ろす画角を多用してるのが効果的なのかわからなかった

苦い銭(2016年製作の映画)

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てっきり冒頭の姉妹?に密着していくのかと思いきや、あっさりと次の対象に移り代わっていき、二度と出てこないのは面白い作りだった。

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

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それぞれ全くの別パターンというより、後半で初めて出てきた場面は、実は前半の中に折りたたまれていて、端折られていたのではと思ったりもした。

プレステージ(2006年製作の映画)

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スカーレット・ヨハンソン、いつの間にか映画からいなくなってた

花つみ日記(1939年製作の映画)

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かっちりコントロールされた画面が続く中で、ワンシーンだけ大事な場面で後ろに犬が横切るところがあってよかった。

おひとりさま族(2021年製作の映画)

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おひとりさまの原因が過去のトラウマでしたみたいな展開にならなきゃいいなと思いながら観ていた。何とか踏みとどまってるようにも見えるけど、終盤は結構エモーショナル。

はっきりとは言及してないが、現代のど
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