登場人物が互いに絶叫し合う場面が多すぎな気もするが、ゴジラが出てくる場面の描写には工夫があって面白かった
熱戦を吐く際に背びれが光った後、拘束を解除するように上に持ち上がるところがすごくエヴァっぽくて>>続きを読む
スマートウォッチを身に着け、朝活の筋トレとヨガをして仕事のパフォーマンスを向上させる。休日には都会から離れた別荘で、パートナーと自然に触れてリフレッシュする。現代にもし殺し屋がいるとしたら、意識の高い>>続きを読む
強い目的意識を持って行動するラッセルクロウとガイピアース演じる両刑事に比べ、俗物だが、かといって悪人でもなく適当な感じで生きてるケビンスペンシーの刑事役がよかった
壁や床に穴を空ける手元を固定カメラで写し続けるシーンは、コンクリートって叩き続けるとこういう風に割れるのかという視覚的な面白さがある
この監督特有の機械描写への過剰なこだわりはほぼ封印されていて、職業監督としてしっかりお仕事をしたんだなという印象
つまらなくはないけどすごく面白いわけでもない、幸楽苑のラーメンみたいな仕上がりだった
映画内の全ての要素がトムクルーズのスタントのための前座になっていて退屈。キーアイテムが何のひねりもなく文字通りの「鍵」であるように、作り手にとってアクション以外の要素はどうでもいい感すらある。かといっ>>続きを読む
星川少年の内面を描かないことで、現実を踏み越える怪物的なキャラクターとして上手く存在させていると思った。その意味において、流行りの社会問題を扱ったドキュメンタリー風映画ではなく、映画である意味がたしか>>続きを読む
宮崎駿でしかないイメージが満載で映像的には面白いが、断片的で全体が統合されずストーリーなっていないように思った。ポニョ、ハウル時点でそうなりかかっていたが、その続き、死の匂いに満ちた脈絡のない老人の夢>>続きを読む
登場人物がテーマを描くためのパーツになってしまっていて、実在感がなかった
悪い国はとにかく悪い国なんだから攻撃する、というかなり一方的なアメリカ視点の映画なんだけど、単純さの上にしか生まれない痛快さがあると思うし、それが気になるのは世の中が混沌としてきてるからだと思った
最後のシーンは、アニメばかり観ずに現実を直視せよという監督からの熱いメッセージと受け取ったのだが、近くの客が終演後すぐにツイッターで美少女アニメの情報をチェックしててダメだこりゃとなった