原作を未読なことを前提として、基本的に登場人物が台詞で全てを説明するので、原作を忠実に再現すると映画的な良さは消えてしまうことは前提なのだろう。ドラマとしては良い。
手持ちカメラで寄って撮ったようなシーンもあり、ショットのバリエーションと質が圧倒的。正しく傷つくにはその人其々の時間が必要で、その時間を84分に凝縮している。世の中が目まぐるしく動く現代社会は、瞬発的>>続きを読む
兎に角1人でも多くの人に届いてほしいなぁ。観る人それぞれの角度によってどんな切り口でも観れる。
自分史上見てきて中で、レフンの『ドライヴ』に並ぶくらいエレベーターのシーンが気に入った。
んー、最高なんだよねー。終始ニヤニヤが止まらなかった。テーマについては色々と語られているから割愛するとしても、グレタの才能を今回もまざまざと見せられ、この人はどこまでやれちゃうんだろうと、インターハイ>>続きを読む
活劇として完成されている。『君たちはどう生きるか』の方向性も一つなんだが、やっぱりこういうのを最後にもう一度観たいと願ってしまう。。。
これはけっこう傑作。そして自分は米国ホラーより北欧ホラーのほうが好きだとわかってきた。『わたしは最悪』のエスキル・フォクトらしく人間の「考えているけどそんなこと他者の目から見たら恥ずかしいとな情けない>>続きを読む
特撮を通ってきてないからか、特撮特有?のショットが最初から盛り盛りで楽しく観たが、だんだんだれてきてさまった。最近朝ドラでも毎日浜辺美波に会ってるし、本当に彼女がマイシスターになったと感じられた。
最後に書き込みたいこと全部書き込んだんだろうな〜。全ジブリDVD集欲しくなったわ。
最高の活劇はもはやMIとDUNEしか現代に存在しないのではとすら感じる。相変わらず話の筋がよくわからない部分が多々あるのだが、それも随所のアクションに向けた布石になっているのかと感じてしまう。やはりア>>続きを読む
長年の宿題となっていた作品をようやく鑑賞。タルコフスキーの別の作品を昔観た時は殆ど寝てしまい、内容は何も覚えていない。その時の記憶があり、配信やDVDでは観れないから、映画館でやる機会に、、と思ってた>>続きを読む
ギャンブル映画とは思えないくらい静謐なシーンが続き、序盤は眠くなった。というか、夏は汗かきながら冷房の効いた映画館に滑り込むので、体温変化で毎回眠くなる。社会や国の責任を背負い、罪を償うことを一生背負>>続きを読む
パールの独白の中に表れる狂気性のコアになる部分はおそらく自分も含め「わかちゃっうんだけど」と思う人多いんでないんかな?エンドクレジットシーンは『call me by your name』と並ぶくらい衝>>続きを読む
今年のベストはこれです。これ以上はありえません。
衝撃を受けた前回作を軽々と超えてくるし、常に鳥肌もの。魅力的な新キャラも出てきて、スパイダーマンシリーズがMCUを包摂するというか、スパイダーバース>>続きを読む
瑛太の役は彼にしかできないでしょってくらいハマり役だし、彼のキャリアベスト級。ただ、受け手にミスリードさせて話をスムーズに運ばせようとする(受け手にある種委ねることなく、作り手から見方を提供する)よう>>続きを読む
意外と初シャラマン。アイデアはおもろい。海辺でほぼ完結するからコスパはいいんだろうな。
記憶というものを映画で表現しようとしたらこうなるのだなと。自分にインストールされていない運び方でもあり、序盤は??と少し眠くなった(実際寝た)。後半にかけて映画の中で進む時間軸と映画を観ている自分の時>>続きを読む
冒頭の床にレコードを撒き散らして、足で選別するシーンを寄り→俯瞰で撮ったショットから、「この映画普通じゃない、、不穏&ゾクゾク感半端ない、、」と思ってたら、そこから何度もK点越えのシーンが続出、あっと>>続きを読む
AdidasやConverseが用いた「歴史に名を残した名選手」と並ぶことができる、というある一点のゴールや成功を示すのではなく、自分の生き様や分身であるシューズが後の世代、そしてそのまた後の世代へと>>続きを読む
初めてのオファー面談に若干面食らい、帰り際に「この後は(直接)お帰りですか?」と問われ、咄嗟に「折角だし、映画でも観てから帰ります」と答えた、その30分後にジェットコースターのような、感情の起伏を覚え>>続きを読む
とてつもなく映画の恐い部分を描いた映画。「そこにカメラを置いてしまったら、なんか撮れちゃった」ってことなんだろうけど、それが映画というか、撮影の真実であり、ある種の恐さだと思った。スピルバーグが、「俺>>続きを読む
これだけアカデミー賞を席巻する作品ではあったが、これだけ時間が長く感じてしまった映画は久しぶりで、単純に自分に合わなかったのかもしれないが、2回目を観直したいとちょっと今では思えない、、。
マトリッ>>続きを読む
寝室での、お互いの呼吸にカメラを向けて切り替えながらる撮るシーンで、「あー、今まさに「映画」を観てるんだよななー」と鳥肌が止まらない、まさに映画の醍醐味だった。
『お嬢さん』から引き続き、複数の言語が>>続きを読む
もがくことをやめてみようっていうのは、スキルアップ地獄や限りなく上が見れてしまう今の世の中とっても難しい。先を見て逆算するのではなく、今の今の心の音に耳を澄まして、その音に正直に応答するのが良いのだろ>>続きを読む
『君の名前で僕を呼んで』『We are who we are』の系譜を継いでいる今作も間違いなくハマった。今回もうっとりするようなグァダニーノショットの連続で眼福。一生に一度あるかないかの奇跡の時間を>>続きを読む