あゆころさんの映画レビュー・感想・評価

あゆころ

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市子(2023年製作の映画)

3.7

いやもうこれ、杉咲花の名演技というか、怪演というか。

市子の、薄幸そうで、ミステリアスで、どこか色気があって、可哀想で、可愛くて、手を差し伸べてあげたくなってしまう存在感。そして関わった人を狂わせて
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

とても切なく、そして考えさせられるストーリー展開。
確かに、自分の愛した人が、本当にその人かどうかなんて疑いもしないけど、確認のしようもないこと。
だからこそ、別人ですよ、と分かった時の衝撃は言葉にで
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

待ってましたパート2!
めっっっちゃくちゃ面白い!!
パート1見た時は、この世界観を知るための壮大な序章という感じだったけど、パート2は一気に話が進むし、やはりこの映像美と表現に圧倒されますね。

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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

85分間全てに青春が詰まっている!
アニメを見ているのではなく、
本当に春高の試合を見ているような迫力のある作画と、抜群のカメラワーク、そして声優陣の魂のこもった演技。
全てがベストマッチ!

これは
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

5.0

どーせ駄作だろ、と思っててごめんなさい。
あまりの再現度の高さで、これはもう奇跡の実写化と言って過言はないと思っちゃった。
モブ含めてキャラクターと世界観がそのまんま!すんげぇすんげぇ。
二階堂ブラザ
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スターリングラード(1993年製作の映画)

3.9

100万人という、あまりにも多すぎる犠牲をともなったスターリングラードの戦い。
見渡す限り真っ白な極寒の大地で、ただ無慈悲に兵の命が失われていく。
食料もなく、暖も取れず、上官に人の心はなく。砲弾と銃
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.4

祝アカデミー賞ノミネート!
それなら見るか、くらいな気持ちで映画館行ったんですが、めちゃくちゃ面白いやないかーい!!
ゴジラが大暴れしてぶっ倒す怪獣ものではないのですよ。
戦争を息抜き、戦後これからど
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.9

映画マニアの父の知略VS警察局長!
これまで見た映画よ知識を駆使して
警察の捜査をかいくぐる、
先の読めない展開でおもしろい。
タイ警察の腐敗ぶりが、リアル

デリシュ!(2021年製作の映画)

3.5

フランス革命前の凄まじい身分制度、知識としてはあったけど、美味しいものを美味しく食べることすら庶民は許されていなかったのね・・・
身分に関わらず、美味しいものを食べれば豊かな気持ちになれて、人生がキラ
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.6

日本刀VS拳
相変わらずマブリーのパンチ強すぎて最高だ!今回は日本のヤクザも登場して、みんなで大暴れ。

ただ、前作までの「圧倒的な悪」がもたらす血とバイオレンスの凄まじさに比べると、悪役がちょっと小
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.7

ソクト先輩!!最高っす!!

超凶悪犯に銃じゃなく拳で闘う、筋肉魔人のソクト先輩が痛快すぎて、途中から笑ってしまった。
色々めちゃくちゃだけど、テンポよく凶悪な殺人シーンと見応えのあるバトルが次から次
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

この世界は偏見に満ちていて、
人が人を欺き、踏みにじり、
社会の「普通」に当てはまらない人を除け者にする。

それでも。
どんな生き方をしていても、
今がどれだけ惨めで苦しくても、
手を差し伸べてくれ
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

5.0

「新しき世界」に刺激され、久しぶりに「インファナルアフェア」を見たくなり、10年以上ぶりに再鑑賞。

やっぱ最高におもしろくてカッコいい。
改めて見たら1時間半ちょいで短くまとめているんだけど、最初か
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新しき世界(2013年製作の映画)

5.0

インファナルアフェアを彷彿とさせる潜入捜査もの。
警察の矜持と8年をともにすごした兄貴への想いの間で揺れながら、これからどう生きていくべきなのか葛藤する主人公。
素晴らしい演技でした。

スーツと刃物
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

飛行機内で起きたバイオテロ。
スリリングな展開に、ソン・ガンホandイ・ビョンホンという豪華キャスト!
途中までハラハラドキドキ面白かったけど、後半の展開がむちゃくちゃすぎて一気に興醒め!

あんまり
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グスコーブドリの伝記(2012年製作の映画)

3.0

宮沢賢治の描くイーハトーブの世界観、美しく不思議で、うっとりと魅入ってしまう。
けどななかなか、宮沢賢治の哲学的なストーリーを映像化するのって難しいんだな。
話を全て理解するのは至難。
それにしても、
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

ソマリアの内戦の描写が凄まじく、いきなりある日駐在先がこんなことになったら生きた心地しないし、どうやって脱出すればいいのかわからず大混乱になるだろうなと、ゾッとした。

そんななかで、犬猿の仲の北朝鮮
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲのサイコっぷりを楽しむ映画。
色々ツッコミどころはあるし、
最後も何だかな、ではあったけど、
人の心をじわじわ支配していく阿部サダヲの怖さは見応えあり。

犬王(2021年製作の映画)

3.0

話はよく分からんかったけど、
アヴちゃんの歌を愛でる映画として
楽しめたかな。
とはいえ、もうちょいテンポ良くして
尺を短くした方が集中して見られた気がする。

ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(2021年製作の映画)

4.5

コンゴで繰り返される残虐で非道なレイプの被害女性の治療を続けている、ムクウェゲ医師のインタビューをベースとしたドキュメンタリー。
あまりに凄惨な現状に言葉を失う。
欲望ではなく住民を恐怖で支配するため
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.5

人喰いの衝動を持つが故に、
普通に生きたいのに生きられない。
誰にも理解されない孤独を抱えた2人の逃避行。
人を喰うシーンがあるしグロテスクで不気味なのに、
どこか美しくて純粋。
ティモシー・シャラメ
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罪の声(2020年製作の映画)

3.5

最後きれいにまとまりすぎな感じもしたけど、「罪の声」の意味がわかった時とても切なかった。
身勝手な犯罪に巻き込まれた子供たちの背負う十字架の重さたるや。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

警察VSヤクザ
これでもかってくらい
暴力の応酬なんだけど
クスッと笑わせてくれる演出が
韓国映画ならではで良き。
銃じゃなくて斧と拳の闘いなのが
逆に超バイオレンスでお腹いっぱい。
マ・ドンソクの魅
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.5

素晴らしい傑作!
ダンスは国籍も敵も味方もイデオロギーも超える!

タップダンスのステージシーンは
鳥肌が立つくらい圧巻。
カメラワークも最高。
クスッと笑えるシーンもあり、
スウィング・キッズのメン
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.0

結局チンパンジーなんだったんだ…
そして結局あれの正体はなんだったんだ…
序盤のわくわく感が急速にしぼんでいき、
妹にイライラさせられ、消化不良で終わった

涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

3.3

砂漠が似合う男選手権ナンバーワンに輝くと言っても過言でないくらい、ヴィゴ様がアルジェリアの荒涼とした風景にマッチしておる。
同じ国に生きながら、全く立場も文化も違う二人が、砂漠を歩きながら少しずつ心を
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

Under the Seaの映像美にうっとり。
海の中サイコ-!って言うのも納得。
アリエルの歌のうまさも際立っていて、
起用について色々言われていたけど
ミュージカル映画として良い出来なのでは。
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

絶妙なコミカルさを織り交ぜる
韓国スリラーって
ほんと作りがうまいよなぁ。
なんか無茶苦茶だけど、
この疾走感で見れてしまう。
棺桶からの着信音、
自宅バトルからのシャイニング、
笑ってしまった。
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少年の君(2019年製作の映画)

4.0

「君は世界を守れ、俺は君を守る」

かっこよすぎんか・・・
一度でいいから言われてみたい

壮絶ないじめに苦しむ優等生の少女と
彼女を守るチンピラ少年の
超ピュア純愛が泣ける
最後のほうずっと号泣
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

寡黙なマッツ、冴えないマッツ、
酔いどれマッツ、いけいけマッツ、
しおしおマッツ、踊り狂うマッツ

最初から最後まで
色んなマッツ・ミケルセンを
堪能するための映画
ちょいちょい見せるはにかみ笑顔や、
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.8

ハエと遺伝子レベルで融合してしまった科学者が、
どんどんハエ男になっていく様を描いたホラー。
鑑賞したのは20年以上前に1度きり。
それなのに、溶解液を吐きながら
体から色んな部分が抜け落ちていって
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アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

4.0

イニャリトゥ監督の群像劇に
がっつり魅せられハマるきっかけになった作品。
そしてガエル・ガルシア・ベルナルに
めちゃくちゃハマったきっかけの作品でもある。
3組のドラマが交差しながら進む構図、
のちの
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

美しい北イタリアの避暑地にて
17歳と24歳の青年の
ひと夏の情熱的な恋のお話。
さんさんと注ぐ太陽の光が
強く求め合う2人の心模様そのもの。
初恋のときめきや戸惑い、
そして10代のもてあます情欲も
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

75歳以上が自ら生死を選択できる制度
「プラン75」が導入された近未来の日本。
自分で選ぶといっても、
あの手この手で死を選択するように
誘導されていく高齢者の姿が、
いつかの未来の自分の姿のように思
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

北欧の美しい景色と、カルト的な気持ちの悪い儀式と人々。
この対比が、脳内で混乱を引き起こし、
なんだか摩訶不思議な感情に。
妙な中毒性のある、なんともおぞましい映画だ。
あの世紀の美青年が、あんな老人
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.5

あのすさまじい揺れと津波。
これが映画だと分かっていても、あの日を思い出して
勝手に涙があふれてくる。
「福島第一原発が爆発した」
当時、とんでもないことが起きてしまったと思いながらも、
どこかで「な
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