ペッパーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ペッパー

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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.8

とにかくもったいないくらいの豪華出演陣!
久しぶりのデビットOラッセル、ケレン味あふれる楽しい作品でした。

正体を隠して陰謀とカネの力で世の中を牛耳ろうとする者たちはまさにいつの時代にも存在する、と
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.9

体育会系男子のアホなノリに爆笑し、ブレンダンが受け入れられて生まれていく連帯感にホロリとさせられ、木を切りひたすら溝を掘るタフな仕事に感心し、そんなこんなでこちらもすっかり油断していた。

防火テント
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プリンセス・ダイアナ(2022年製作の映画)

3.7

報道や記録映像を時系列に編集しただけのシンプルな構造ながら、結婚式を頂点として最期の悲劇まで、その時々に次第に移りゆくダイアナの表情、そして行動そのものが主体的に力強く変革していく様を描き出している。>>続きを読む

劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.5

ここまで利他の精神を貫き通した人物をわたしは知らない。
「人間は自然のおこぼれを頂いて慎ましく生きるちっぽけな存在だ」という言葉とその素朴な人柄。
他民族に対して示した私利私欲とは全く別次元の人類愛。
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

3.8

済州島4.3のことは人生初耳。
今回の作品上映後に登壇されたヨンヒ監督によって語られた事件の概要、そしてそれが隠されてきた歴史。こんなにも凄惨なジェノサイドともいえる無差別なアカ狩りがすぐお隣の国であ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.8

ユリアとアクセルのひりひりするような別れ話のシーン。ユリアの決意とアクセルの戸惑いとが交差し、会話、表情、全てがリアル。どちらにも感情移入し、ほんとうにこういう時は辛いものであることを共に体感してしま>>続きを読む

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

大国の大統領が一個人の殺人を指示するという異常な国。
政敵やジャーナリストの暗殺を常套手段とするマフィアのドンのごとくのプーチン。
この独裁者を畏れず糾弾し、殺されかけてもなおひるまず再びロシアに帰国
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