はさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

-


善悪の二択で収まるほど人も世も単純でないと思うし、カオスの受け入れこそ人類の進歩だったとも言えるのかな
改めて疲れる議題で興味そそられる大きなもの

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

-


静かに延々とした自殺行為
命が弱った海の底みたいな部屋でひとりずつの叫びが張り裂けるように響く
正直なエネルギーに気づく時、本当は誰一人諦めていなかったんだと思う

グラディエーター(2000年製作の映画)

-

とんでもない群衆の力、共和政の姿をあの状況で感じる皮肉。にしても伝統的な肉親ジェラ描くのうますぎるホアキン…

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

-


数秒息ができなくて涙が出てた
壊れていく音が見える
科学で抗えること、それ以外の力、何一つ過信などできない

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

-

するすると簡単に消費してしまえるようになった現代にエンドロールの重みを改めさせるな

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

-

お前たちは耳も澄ませろと最後まで言われてた気がする
岸井ちゃんはもう圧倒的な等身大に差異を溶かし込むのがうますぎる。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

-

玉田とんでもなく準ストーリーに磨きかけてきて泣いた
物語を忘れさせるリアリティと、感情を引き戻させる物語の引力と、目が覚める

ちひろさん(2023年製作の映画)

-

どこにいてもあなたは孤独を手放さずにいられるってああこの言葉をずっと待ってたんだと思った
一人は独りじゃあないね

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

-

狭いコミュニティの中で芽生える愛情と呼びたくてたまらないもの。分かり合える期待、受け止めてくれるだろう安心感、孤独に見出す光
執着に変わらないで、ただ抱きしめてなんてそんなことあまりに難しい

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

-

見尽くしてると思ってたけど全然違う
嬉しさと絶望の混じり気で熱い

揺れる瞳の奥まで、船体の鼓動、乗せていた呼吸。ここで感動するんだとか変わらないこととか簡単じゃないなあ
ほぼ人生経験に等しいって、
>>続きを読む

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

-

おいしいの共有はしあわせ〜いつもよりじっくりご飯作りたくなるいい気分

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

-

人間が人間でなくなる世界線で自然に必死に人に戻れる瞬間を見つけて生きた人たち。魂までは誰にも殺せないと願いたい

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

-

これが演技?って信じたくない憧れの会話すぎる
埋めない溝に流れるワルツが美しく苦い

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

-

孤独にトゲなんかやめてくれ
みんな闘ってる
あなたも私もありがとう

浅草キッド(2021年製作の映画)

-

泥臭いのにとてもお洒落
色んなところから愛とリスペクトが溢れてて人生だなあ。キャスティング最高でした

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

-

見つめるその目に宿るものは何
好奇、恐怖、後悔、欲望、本当に晒されたのはどちら?

RRR(2022年製作の映画)

-

面白すぎる〜!!
早くも2023ベストに入るんじゃ?

映画を映画として楽しませる圧倒的熱量とバランス感、革命はいつだって心を震わすよね。当たり前に大事にしたいものを全部詰め込んでくれてる、大衆映画の
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

-

静かな静かな懺悔の旅
青が美しかった、瀬戸内はやっぱりいいな

ディーバ デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

-

人間って欲張りでしょって、色彩の誘惑とカオスをもってここまで魅せてくるの。こんなの瞬間もこぼしたくない!って目凝らしてドキドキしちゃうよ

マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

-

ウォンカチョコレートから始まる胸アツオープニング、school songのユーモラスで叡智な翻訳とラストナンバーのお子達、ゾックゾクしたあ最高だよ

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

-

そうだよね家族ってつくっていくんだもんねってあったかい涙が出る
さよならの後みんなでおにぎり食べるのいいな

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

-

言葉に込めた温度をそのまま、それ以上のもので受け継いで運んでいくよ。
愚かな歴史として捉えられなくなった今なのがただ悲しい

ルーム(2015年製作の映画)

-

安全より思い出が勝る残酷さ。彼らにとってのルームは場所でも空間でもなくお互いしかなかったんだな、それでもきっと世界は広いと願ってみたくなる

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

-

伝説と言われる映画ほど音楽の巧さを感じさせるものはないよなぁ全てがキュートでストレートで無責任な80年代をたっぷり味わえる幸せ

グリンチ(2018年製作の映画)

-

クリスマスといえば個人的にもうグリンチすぎて〜可愛い楽しい〜

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

-

このリアリティを臨場感をアニメーションで生み出してしまう日本のエンタメって本当に凄くてかっこよくて泣いちゃった
考察の余地の作り方もいいなぁ

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

-

一番美しく見えるのは所属や私欲じゃなく敬意なんだな
ここからっていう終わり方すぎるやん早く続きみたい……

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

-

マグカップに割ってた卵が、ボウルに変わって綺麗なフレンチトーストが出来ててすごい愛の築きを感じちゃったな

夜明けの詩(2021年製作の映画)

-

詩のような映画、映画のような詩

物語は、現実と架空が混ざったものだと私は思う、どちらでもないその曖昧さを許容される場所で、だからこんなにも安心するのではないの

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

受け手次第っていうことが特別な意味で重みをもつ作品

新海さんの水の描き方って本当に素敵。冷たさが分かりきらないあの感じがたまらなく良かった

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

-

料理っていうテーマが物凄い芸術性や狂気性を想像させるから映画としてめっちゃ面白かった…
なにかを突き詰めてくプロや専門の人間ほど素朴な感情や寛大さを忘れたらそれはもう宗教なんだよな

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

-

ビヨンセのListen聴けたので満足…
こんなに多くの人間に知られているはずなのにどんどん孤独になる、表現の場が限定的すぎた昔のスターの姿なんだろな

耳をすませば(2022年製作の映画)

-

ジブリ独特の息遣いとか、動きとか、それはどこまでいってもアニメーションなんだな

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

-

物語に昇華して、言えなかったことも全部。本の装丁のシーン美しかったな…