よくわからなかった。新島はどうして宮下を最後まで泳がしていたのか。どうして宮下を手伝い続けていたのか。そのあたりの意図が見えなくて不気味だった。
蛇の道は蛇とは、復讐する方法は実際に復讐を実行する人か>>続きを読む
最後以外は好きだった。恋愛を恋愛だと認識していない未成熟な高校生たちによる、激しく無垢な学校生活は(ありそうな話とはいえ)良かったのに、最後のモノローグでかんたんな言葉で片付けられてしまい、冷めました>>続きを読む
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軽い気持ちで見に行ったら結構重たいストーリーで面食らってしまった。エイダが弾くピアノ曲はアナクロで、あの時代にしては不自然な旋律が不気味さを増す。あの曲は彼女が習ったものなのか、それとも即興で弾いてい>>続きを読む
主人公は自ら「完璧な生活」を過ごしていると思っているのだろうか。私にはそう見えなかったが、だからと言ってこれ以上完璧に近づけることもできなさそうである。けっきょく知足が大切なんだろう。むろん、主人公は>>続きを読む
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藤井風による主題歌を楽しみにしていたので、正直なところ映画の中身についてはあまり期待していなかったものの、思っていたより考えさせられる内容だった。3人の登場人物はみんな面倒くさい恋をしていて、誰も藤井>>続きを読む
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一足先にドルビーシネマで見てきた。これはいい音響設備のもとで見るべき映画だと思う。トリニティで爆発した瞬間に音が消えるところ、講堂の足音が轟くさまが不気味に聞こえるような演出が良かった。
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前半は緩慢で、終盤にかけていっきに色々な要素が詰め込まれていった印象。説明がほしいところでことごとく描写が不足していた。ポールが母と対立しつつ、ジェシカとの恋に落ちながらも権力ーーそれは父のように「心>>続きを読む
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親から虐待を受けていたがゆえに自尊心が低い(と榛村が考える)金山、そして筧井に対する榛村の振る舞いと、猟奇殺人との関係性があまり見えてこなかったので、こちらで引き取って考えるしかない。育ちが良さそう、>>続きを読む
登場人物みんなに嫌なところがあって、しんどくなった。しんどいと思いながら見ていたので、最後のシーンもバッドエンドに思えてしまった。
2時間にいろんな要素が詰め込まれていて、なんだかシュールだった。あと音楽が大味。
ジブリ、ってこんな物語を作るっけ?って思った。昨今のセカイ系とは違う、宮崎駿の児童文学のイマジネーションを楽しむことができた。
思っていた以上にサスペンスで、最後まで面白かった。強姦のシーンで男性俳優が演技中に「ごめんなさいね」って呟いてたシーンが好きだった。今敏監督の作品は、本筋に絡まない人物の細かい所作や目線にまでこだわっ>>続きを読む
むかしネトフリで観たので、2回目。
地震のときに助けてくれた命の恩人のことは忘れていたこと、ずっと追いかけていた人がじつは亡くなっていたこと。好きな人を追いかける自分が好きなこと。生きることや命につい>>続きを読む