はべさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

はべ

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君に届け(2010年製作の映画)

3.8

こういうのでいいんだよ。
Netflix版のキャスティングに違和感を感じて、いまさらこちらの映画版を鑑賞。

今にして思うとキャスティング神がかってる。この爽子と風早くんを越えるのムズイだろう。こんな
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.3

原作だとカッペイがドギマギしたり思い込み激しかったり、人間臭いところが良いのだが、終始シリアス顔で感情が読めない伊藤英明が微妙。

また、ところどころテンポが悪くて笑いにつながらないところも多々あった
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

イギリス占領下のインドを舞台にした一大スペクタクル映画。

個人的に周りの評価がめちゃくちゃ高くて少し期待し過ぎた感はあるが…。

おじさん2人が暑苦しい(褒めてる)!
不死身!
そして長い!
3時間
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モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

2.9

誤魔化されがちだが、成人男性側は犯罪感はある……が、まあそれには目を瞑るとして、、、

大きな衝突もなく、さほどの障害もなく、恋のライバルたちも大して役目を果たさず、現実のカップルのエピソードってまあ
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.6

とにかくセルアニメの力を感じられる作品。
アニメーターの想像力が炸裂している。
CGアニメがこの表現力を越えるにはまだまだ時間かかりそう。

特に編集という地味な作業を作画の力で持たせていたのが印象的
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

B級ホラーと比較するとお金そこそこかかっているような気はするが、ホラー愛が全く感じられない。客を怖がらせようという気概に欠ける。緊張感がまるでなく、グロ表現も説得力がない。

作品性より商業を優先させ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作がメチャクチャ好き。

今回は舞台を空から海に移して。
相変わらず解像度高い、完成された世界は素晴らしい。これは製作に時間かかってもしかたない。でもかかりすぎだけど。

3D表現を知り尽くしたジェ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.3

予想ほど酷くはなかった。

が、前作が神との戦いだったのに、今作はスケールダウン。倒し甲斐のないただの成り上がりものの敵たち。

さらに後半の作りも丁寧さを欠いていた。
80年代のはずの一瞬映る渋谷が
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鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成(2022年製作の映画)

3.6

ここまで来るともはや金髪日本人キャラたちも見慣れてきたし、それほど西洋風の街並みのシーンもなくなってきたので、やっと違和感少なく見ることができた。

このシリーズ自体はCGはかなり頑張っているし、役者
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鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー(2022年製作の映画)

3.3

最終作ありきの助走であり、最終作とセットで評価されるべきものだとは思うが、やはり物足りなく感じた。

内野聖陽の原作再現度の高い表情はさすが。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

ガル・ガドットの美しさたるや。

アンジェリーナ・ジョリーを彷彿とさせる顔面の強さと、エキゾチック感は唯一無二。
まずこの映画はこの主役を映すだけで十分な価値があると思う。

ただ、CGなども美しいも
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

悪くはなかったがそれほど良くもない。
不満点が多く目についてしまった。
前作が良かったので期待値上がりすぎていたかも…。

あとチャドウィックボーズマンの現実の話は切り離して見ました。

まず、二代目
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鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

3.4

キャストの演技もCGも美術もかなり頑張ってるし、酷評されるほどではなかった。

が、もともと原作の舞台がヨーロッパ風なのだから、日本人が演じることに無理がある。企画した人だけが原因。
唯一、松雪泰子だ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

ポップコーンとコーラを抱えて見るべき、ちょっとしたバカ映画。

キルビルみたいな世界観。あえて頑なに取材せずに構築された日本。日本に対するリスペクトは皆無なのだが、当たり前の日本やられてもね。なんとい
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劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

3.7

いつも通りのSAO。

盛り上がるボス戦、音楽、ピンチから逆転…SAOの必須要素がふんだんに盛り込まれていて、さすがよくわかっていらっしゃる。

アスナのキリトに対する聖母っぷりもいい。さすがの正妻感
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.7

血飛沫がふんだんに使われているだけで、画面が一層華々しく見える。
とはいえ、登場人物のキャラクター性が物足りなく感じて、差し引きゼロ。

このシリーズならではの殺陣とセット美術の素晴らしさはさすがだが
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

家族のために犠牲になるかどうかという、近頃話題のヤングケアラーの問題に近いような気がした。

暗くなることは避けにくいシリアスなテーマだが、随所に下ネタが多用されるのと、家族が明るくぶっ飛んでいるので
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

今回はCGが凄い。どこからどこまでCGか、メイキング映像を見ない限りわからないのがすごい。

往年の角川映画で大規模撮影でやっと実現した大群の描写をあっけなく実現している。

大群でも一人一人の動きが
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.3

樹海村からのキャストつながりで軽い興味で見たが、めちゃめちゃ良かった。今年見た邦画の中では一番。

ゲイを取り巻く問題をしっかり描いている点は、文部科学省推奨にして全ての高校生に見せても良いのではと思
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樹海村(2021年製作の映画)

2.6

犬鳴村鑑賞済み。圧倒的な呪いと過去の因縁というテーマ。またしても呪怨と同じフォーマット。

清水崇は呪怨の成功体験でずっとやってる。

興行的にそこそこ成り立ってしまっているからだろうが進歩がない。J
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

起こる現象自体は面白く、展開も早く、どんどん引き込まれる。群像劇は昔見たLOSTを思い出した。

終盤にはある程度の伏線回収もある。

が、肝心な部分の説明を放棄して終わるので、中盤までのワクワク感の
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.7

安定のほんのり系の良作。

随所に個人的に共感できる場面が散りばめられている映画だった。

そう、英語ができないで海外旅行すると、空港でまごつくし、感じの悪い店員に圧かけられたりするものだ。
この時の
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

期待以上。前作からの回収、オマージュ、サプライズ、そして現代ハリウッドのA級作品のエッセンス。完璧とも言える続編。

見てなくても見たつもりになっていたぐらい有名な前作。実はこれまで見たことなかったが
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トップガン(1986年製作の映画)

3.2

これまで見たことなかったが続編見る前に見ておかなければと思い、急遽見た。

内容は戦闘機パイロットの挫折と栄光、恋愛が描かれている。欲張りに詰め込んだなという印象で、だいぶ駆け足気味。

とにかく終始
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

それほど原作に詳しくない、再放送で薄く見たことあるぐらいの視点で見ると、やりたいことがたくさんあって、愛ゆえの詰め込み過ぎたかなと思う。旧ウルトラマンのダイジェストみたいな感じ。脚本の問題だなと思って>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.7

感動系ファンタジーオムニバスドラマ。

最初はあまりにもご都合主義のルールが設定されているのが気になったが、まあこういうファンタジードラマなんてご都合主義が当たり前だろうから、そこをルールというかたち
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

レナードバーンスタインの名曲の数々がとにかく素晴らしい作品。学生時代に吹奏楽でよく演奏してたっけなあ。懐かしくもぜんぜん色褪せない。

完成度の高いリメイクだったが、全体的なストーリーはアレンジがあま
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.5

まず、このレザーフェイスにせよブギーマンにせよ、古いキャラクターを持ってこなければ大きな映画を作れないと思うと非常に残念な気持ちになる。

このぐらいのクオリティの映画が作れるのであれば、新しいキャラ
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

2.9

前作は楽しめたのだが、今作はなんだか動きが少なく、華々しさも減った印象。退屈して途中で居眠りしてしまった。