八宮さんの映画レビュー・感想・評価

八宮

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

やっぱり映像がキレイ。あと、震災をテーマにするという挑戦が凄いと思った。
すずめ自身はあまり好きになれなかったけど(封印されていたダイジンを解き放ったのは主人公のすずめであり、それが発端となって今回の
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

新生バットマンのマスク下のシュッとした顎のラインはクリスチャン・ベイルを想起させる美しさだった。
長すぎるのとアルフレッドの出番が少なすぎるのがマイナス。それ以外の部分は大変楽しめた。ただダークナイト
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

リメイク前の作品は観たことがなかったので、初めてストーリーを知った。
移民問題と、禁断のラブストーリーが迫力あるミュージカルでもって描かれている。
冒頭のジェッツが縄張りを闊歩するダンスと、中盤のアニ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

ダンブルドアやホグワーツの登場で、ハリーポッターシリーズのスピンオフ作品という色合いが前作よりも濃くなった。ただキャラ同士の複雑な関係性は一回観ただけでは理解が難しい。また、本作はグリンデルバルトとの>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

エディ・レッドメインの演技力が相変わらず卓越してる。「博士と彼女のセオリー」でホーキング博士本人から絶賛されただけある。
ハリーポッターシリーズは子供たちが冒険するストーリーが特長だと思うが、こちらは
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

完結作。ただただネビルがカッコよく彼がグリフィンドール生で良かった。最終決戦ではロンの母以外にももっと色んなサブキャラたちの戦いを描いて欲しかった。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.0

ホグワーツで冒険してた頃とは一転してほとんどロードムービーみたいな感じになってて正直面白くない。ハリーとロンの仲違いもその後の和解も唐突過ぎてわからない。

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

今作から話が難しくなっていく。ダンブルドアとハリーの会話とか、一回観ただけではよく分からないところが多い。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

ハリー、ロン、ハーマイオニーの主役3人以外のホグワーツ生徒もピックアップされ始めるのが良い。前作まではたいてい3人で脅威に立ち向かってたけど、今作は終盤になってもルーナやネビルなど他の仲間も加わってく>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.5

個人的にこの4作目がハリーポッターシリーズで一番面白かったと思う。学校対抗戦っていうイベントが盛り上がって観ていて楽しかった。ヴォルデモートに関する話も絡んでくるけど、冒険やファンタジーのいろいろな要>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

美女と野獣をモチーフにしていると聞いたから期待していたが、なんだこれ?
主人公•ベルと竜がなぜ惹かれ合うのか、これが全くわからない。美女と野獣ではしっかり描かれてた境遇の共感、趣味の一致、徐々に距離が
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.5

社会問題をテーマにした群像劇スタイルのミュージカル映画、というのを観たことがなかったので、かなり新しく感じた。
ただアメリカの移民問題を切り口にしているので、その共感には難しさを感じた。
ウスナビが自
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劇場版 クドわふたー(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高でした!!!
「リトルバスターズ!」のファンは絶対に見るべし作品!!!
とにかく、アニメ終了後だいぶたってなお、この20「21」年(意味深)に久しぶりにリトバスメンバーに再会できた喜びが大きい。声
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

4.0

「1」で和解したピーターとマクレガーさんが、この「2」で本当にお互い家族として認め合うのが伝わって良かった。
最後の各地に散り散りになってしまった仲間たちをピーターとマクレガーさんが協力して助け出して
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

ピーターラビットが可愛いのと、マクレガーさんが悪いことなにもしてなくて可哀そうなのが笑ってしまう作品。「パディントン」といい、英国の動物ファンタジーは楽しくて癒される。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.5

ヴィランに墜ちていく話だけど、お洒落なファッション業界の映画でもあった。
復讐劇もそこまで憎しみが強いものではなく、少しばかりの優しさがあった。

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

5.0

最高の青春恋愛映画!
原作や実写版は観たことがなくて、ストーリーがだいぶ違うようだけど、この映画単体でみると素晴らしい出来だった。爽やかで瑞々しい雰囲気になってるのが良かったのかも。

夢を追いかける
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.0

人生思い通りにいかない3人の話だが、レイカの話は良かったけど、他2人の話が弱かった。
恋愛路線はいらなかった。
冒頭のシーンと終盤のかつての自分たちを見送るシーンは◎。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

泣けた!

感情をキャラクター化するという発想と、それを映画にしてしまえるのがまず凄いなあと感じた。

ライリーがまだ精神的に未成熟であるように、最初の方は感情たちのチームワークもまだちぐはぐだったの
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

5.0

メリーポピンズが映画化されるまでを描いた歴史映画。
メリーポピンズの見方がこの映画を観るとガラリと変わる。
子供のお世話を通して、子供たちに大切なことを教える。そんなストーリーだと思っていたけれど、そ
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

高校時代の描写が少なかったのと、群像劇といいながらほとんどカナ中心の話だったのがマイナス。
あと葬式でやり合うのはやめてくれ。
6人で帰り道を歩くラストシーンは、無音になる演出も相まって良かった。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.5

サブプライムローン危機の中、証券会社が大量に販売してた債務担保証券(CDO)を空売りしたことで巨万の富を得た4人を描く。
とはいうものの、そこには副題にあるような「大逆転」という爽快さはなかった。
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

4.0

キャラが全員可愛く、ムゲが可愛かった。周囲に馴染めないというわりにハートが強いような気がする。
終盤の猫の国での一幕がファンタジーっぽくて面白い。仲間に助けられる構図がgood。

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

5.0

テレビ本編が好きな人は絶対感動する内容。あまりにも元気がもらえる映画だった。

AI崩壊(2020年製作の映画)

4.5

大沢たかおが言った「AIがどんなに進歩しても人にしかできないことがある。責任を取ることだ。」
このセリフが刺さった。

人工知能に限らず、日本は科学技術が世界の中でも群を抜いて発展していると思うが、最
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

久しぶりのレビュー、ということで、今回は注目のアナ雪2。

今作はなんだか、ストーリーが難しく感じた気がする。前作の内容を十分に復習してなかったのもあるけれど、少し難しめの脚本。
でも隣の席に座ってい
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

大胆不敵な犯行に捕まるんじゃないかというドキドキ感と、主人公の境遇を考えたら捕まるのも救いかな〜というジレンマが面白い作品。
あとディカプリオの美少年ぶりが凄い!

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

とにかく伏線を回収するのがお見事で、観終わった後は前半の観るに堪えない退屈な展開も、この映画にはなくてはならないものだったな~と感じた。
そして、ただ伏線回収の妙に感服することだけでなく、ストーリーに
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

派手な冒険というわけではないけれど、彼らにとってみれば12歳のこの死体探しは、人生で一番価値のある時間だったんだろうなあと。だからこそ、その後の成長した時の話がほぼあってないようなものになったのかな。>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

やっぱりリチャード・カーティスの脚本が好き!
悪友キャラの配置や主人公がもう一度ヒロインを振り向かせる展開、全体的に温かい世界はまさしく「ノッティングヒルの恋人」を思い出すし、特殊な設定でありつつもそ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ヴィランにスポットライトが当たるのは珍しいことではないと思うけれど、ここまでジョーカーの半生に陶酔してしまうような映画が作れるのがまず凄いなーと感じた。
ダークナイト3部作を観て育った自分から観ても今
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.5

問題がどう解決したかっていうのがわかりづらい。「天気の子」を連想するようなとあるシーンがあって、多分そこがピークなんだろうけど、肝心の主人公たちの会話がよく分からなかった。あと井の中の蛙の主人公が個人>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きですね。決して劇的なドラマが描かれることがないけれども、三浦春馬と多部未華子の2人を中心にして、その周囲も含めた人間関係の様子を淡々と描いているだけなのが、逆に温かみがあって面白い。
プロポーズ
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