eriさんの映画レビュー・感想・評価

eri

eri

映画(94)
ドラマ(1)
アニメ(0)

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

新年度が始まる前の日曜日の午後にとても相応しい作品というか、このタイミングで観せてくれてありがとうという気持ち。
みんなあたたかい。
萌音ちゃんの緩急がほんとにすごい。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.8

スクリーンで若葉竜也と伊勢谷友介の愛おしいコントが見られるとは(笑)
SF要素もあるし終わり方はきっと賛否があるけど、溝口(伊勢谷さん)が木を描き続けてるところは良いシーンだなぁって見惚れた。
上映後
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

バイト先にきた北くんをあしらう市子の「ありがとう」の言い方に杉咲花の巧さを感じた。
終盤畳み掛けてくる市子と長谷川の思い出シーンにただただ胸がぎしぎしになった。

どこにでもある話、誰にだってなり得る
>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

イーニドの第一声からもうやられた。
太々しいのなんの。
でも最後の最後にまた気持ち鷲掴みにされる展開で最高だった。狂った先にこんな愛おしかが待っていたとは。

買ったポスターをしっかり抱えて帰宅。

(2023年製作の映画)

3.0

あなたと同じ考えですっていうさとくんの台詞がなんとも強烈だった

あとふみちゃんが最初にワイン飲むシーンの急にズームになる演出はモーリスぶりに観たぞ

キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

岩井俊二を好きでよかった

樹、ハナとアリス、七海と真白、いろんな"彼女たち"が鮮明に浮かんできた

華ちゃんたくましい先生になってた
検索エンジンでプラネット再び
隣に寝転んでぽつりぽつり話始めて
>>続きを読む

山女(2022年製作の映画)

4.0

役者陣の芝居を心ゆくまで堪能した。
囲炉裏の灯りしかない家の中、こちらも目を凝らして観るし、物音ひとつとってもダイレクトに聴こえてくる。
スクールカースト上位の女子高生の面影がこれっぽっちもない山田杏
>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

100年経っても変わっていないことがありすぎてただただ恐い。
踏み込んで知らなきゃいけないことだらけだ。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.8

主人公の友だちの名前がヨーコちゃんで、あぁ今泉監督だなぁと実感。

ほつれる(2023年製作の映画)

3.8

淡々と。
ただずっと薄っすら奇怪しい空気があって、それは黒木華が体現してる。(華ちゃんの不自然さではっとした)

背中しか見えない本妻とのシーンから徐々に崩れていってモラハラ夫が靴で遊ぶとこらはもうホ
>>続きを読む

まなみ100%(2023年製作の映画)

4.0

全シーンに主演が出てる初めての映画体験。違和感も拗さも出さない青木柚くん、やっぱり強い。
オラキオさんの説教からの職員室で抗うシーンは全力で体操映画になってて好き。

逆光(2021年製作の映画)

4.8

70年代の尾道が舞台。
坂道の木漏れ日、海を泳ぐオレンジのスカート、氷枕の音、ひそめた呼吸、触れられそうな肌、曖昧な世界を切り裂く蝉の声、美しさと脆さが隣り合った62分。文学が好きな人もファッションが
>>続きを読む

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.0

薄味感が否めないけど、不意をつくようにバスローブで並ぶ楓珠くんと今井翼の濃ゆすぎる絵面。笑
ドラマの方が痛々しくて一人一人が愛おしかった。
山田杏奈が山田杏奈だったところはとても好き。

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.5

フルーツ宅配便の上野さんの再来(大窪人衛)。
いつ見ても悪い意味で震える。
未完成で不完全な若者たちだからかな、ストーリーの落とし所を未だ見つけられない。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.2

Filmarksのオンライン試写にて。
割と最初からタイトルが何を指しているのかがわかるのだけど、爽やかな毒っ気で終わるラストは最高だった。
フィクションとノンフィクションの境界線も観ている側に委ねら
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

麦ちゃんと静河ちゃん、このふたりが親友として同じ画にいるなんて、日本映画を凝縮した贅沢なキャスティング。
起業の誘いとか、良いとこ育ちの高良くんて大体何か起きそうで身構えるけど、余計な心配だった。終始
>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

凝縮された39分。高校生ならばあの空気感もあの言動も、きっとあれが正解だ。
エンドロール、保健室が拠り所だった頃を思い出す。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.5

トッピング全部乗せが完全にキマった・・
好きなものをかざして無敵になる女の子ってなんでこんなに愛おしいのだろう。
それがまりっかだったから尚更に!

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.8

穂志もえかとモトーラ世理奈が融和した瞬間、壊れそうなのに再生した世界を見た気がした。

左様なら(2018年製作の映画)

4.0

表情も会話も未完成で不安定で目が離せない。良作。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

好きも共感も束ねた恋愛と、それを経て知る恋愛はどっちが幸せなのかって野暮なことを考えてしまったけど、坂元さんの落とし所はど正解だと思った

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

自分にとって大切な日常を手放してたまるかって、笑って深呼吸した、そんな作品

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.6

主題歌(劇伴)が物語の骨格になってると感じたのは花とアリス以来かも。
主演の2人以上に、もたいさん、渡辺真起子さん、木野花さんの深みのある芝居がたまらなかった。

Share the Pain(2019年製作の映画)

3.2

すごい41分。
クソみたいな法律っていう切り口だからこそあぶり出されるものがあった。
アヤカの表情、透明度が最高潮に達して終わるところも美しかった。

あの頃。(2021年製作の映画)

5.0

キャストとスタッフの面々を観ただけで間違いないと思っていた作品は、やっぱり最高だった。
言動だけでなく存在そのものが暴れ回る太賀、要所要所で場をかっさらう若葉竜也、最高。

すごく個人的なことだけど、
>>続きを読む

風の歌を聴け(1981年製作の映画)

3.3

鼠が撮った映画は声出して笑ってしまった笑
あとロケ地もお洒落。
40年前だけれどむしろ新鮮すぎた。
人生の中のたった数年のあのときの話、な作品て好き。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.3

育ちが良くて教養がある故に反抗したりいきがったりしちゃうシャラメくんを愛でる作品。
深く考えないで観るのが正解。

自分らしい生き方の選択に気づくと言えばそうだけど、なんだかなぁな終わり方。
アシュレ
>>続きを読む

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.3

オンライン試写にて。

太鼓の音にしゃんと響く鈴の音。深い信仰、民俗文化の神秘性が浮かび上がる劇伴が最高に良かった。
地方故の狭い人間関係は、ときに厳しく酷過ぎるけど、少しずつ迎え入れてくれた人たちと
>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

普通に声に出して笑ってしまうシーンが点在してる。かつテンポも良い◎
劇伴がなんとなく邦画に近い感じ。
なによりそれぞれのキャラクターも最高。
建築がテーマの映画ってやっぱり好きだなー
明日からまた一週
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

主人公だけでなくそれぞれの視点にフォーカスされているのが良かった。

いじめっ子は良くない。けれど「この学校がいい」っていう彼の言葉はもっと掬い上げてほしかった。

過ぎて行け、延滞10代(2017年製作の映画)

3.2

松本まりかが良い。

松本花奈さん、mvのテイストはすごく好きだからこれからも作品を観ていきたい。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

ハッピーエンドが好きなマルコの結末が。

一筋縄ではいかない展開。
この手の弁護士はだいたい腹が立つ。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.3

純粋に演技力に泣かされた
お別れの場面、再会の場面、2回涙が爆発する

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

ボスの綺麗な言葉遣い、きっと定期的に観たくなる

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

「今」に「あの頃」が重なる瞬間で綴られる。
自分の物語を生きているってことを教えてくれる。
故に、著作権は手放さない、というジョーの言葉で締め括られる展開とその先にある多幸感に満ち満ちたラストシーンは
>>続きを読む

>|