この映画を見ているとおっ?となるところが多い。これは別にどんでん返しがあるとか伏線回収があるという話ではなくて、逆にそういったものを外してきて、こちらは軽めに膝カックンされている気持ちになる。
監督も>>続きを読む
『君たちはどう生きるか』がよく分からないと言っていた自分をぶん殴ってやりたい。
ブレックファスターチェアに座っているヴィゴが可愛いということ以外何も分からなかった。
なんか盛り上がらない。前振りが無い。強キャラがいない。アマゾネスはもっと暴力を撒き散らすべきだし、ゾンビが出てくるところは味方は重武装してちゃダメなんじゃないか。
ピクサーの映画を初めて劇場で見たけれど、表現力が凄すぎてエグいなあ、こりゃエグいって、とずっと思っていた。内容としては完全にロマコメで、たまにはこういう作品見たくなるね。ただ劇場にたくさんいた幼児の皆>>続きを読む
菊地凛子さんの演技がとてもいい。ただちょっと喋らせ過ぎなんじゃないかなと思った。それは父親役であるオダギリジョーとは対照的だった。
もう工藤のモチベーションの源が何なのか微塵も分からない所まで来ている。とにかくやりたいこと(諸星大二郎など)をやってやるという作者の強烈な意思を感じる。作品の隙間は演者のパワーで補う形の作品。小明さん>>続きを読む
出演者の喉の限界に挑戦した一作。普通に真壁先生が出てきても「で、三つ目の理由なんだけど」で流れていく感じがこのシリーズだなあ、といった所。
どんどん工藤のリミッターが外れていって、ちょっと気に入らない>>続きを読む
ひとつだけ言いたい。パッケージには洋便器が出てるけど実際に作中に出てくるのは和便器です。
髪の毛とのつきあい方かがフランクになっていて、もう素手。
幽霊の話が秒でどっかに行ってそこからはイリュージョンを見せられ続ける70分だった。
一体私は何を見ていたのか。我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか。
遅れて入ってきた隣の客が上映中にスマホをいじるわ、前の客の座高が異常に高いわで(多分ろくろ首の血が入っている)ハードモードでの鑑賞だった。
徹底的にアメリカを馬鹿にしていたという事とキラコンちゃんがか>>続きを読む
面白いし、ガラが悪い。穏やかからのオラつきへのシームレスな移行がやたら本物っぽい。平気な顔して随所に面白いが出てくるので精神が混乱する。
見る前に思っていたより全然笑えた。グレタ・ガーウィグは客観の作家だと思うけど、それはコメディを作るのに必要な才能なんだという気付きがあった。
ウィル・フェレルが裏回し的役回りをしていて、これはうまいな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画に整合性を求めるもんじゃない、と分かってはいるつもりなんだけどこの映画はそれにしてもなあと思いながら見た。
佐野君は結局どこであの歌を聴いたの?とか探偵の家族の問題何も解決してないけど(はっ>>続きを読む
情報量の暴力。40年分のコンテクストを90分に詰め込んだ作品で、破裂しそうな風船みたいな映画なんだけど、元々あるマリオ世界がシンプルで強固なのでなんとかバラバラになっていない。
元々がシンプルだから、>>続きを読む
青春って孤独だなと思う。誰かと居ても孤独。出てくる人間がみんな大人ぶってるだけの子供で、粋がっている子供が闇落ちしたり急に真人間になったりしていた。子供だからそれ本当にお前の中から出てきた考えじゃない>>続きを読む
女性陣が軒並みキャラが立っていて全員好きになる。特にポム・クレメンティエフはほとんど準主役だった。
それに比べて男性側仲良し三人組は実働1人電子戦担当2人ってバランスが悪い。
あと、途中なんでそんな所>>続きを読む
アメリカ映画だと表現できないことを北欧の映画は表現してくる。超能力を方便にしてある種の人間の類型を描いている。
高校生の頃、テレビを付けたらえらいスタイリッシュなドラマが始まって度肝を抜かれたことがあって、それが私立探偵濱マイクだった。
その時にこれ元々映画版があるんだとは知っていたのだけど見る機会が無いままに>>続きを読む
夜勤明けでほとんど寝ていない状態で見たけれど、少し気が遠くなったと思ったら画面一杯のラッセル・クロウの顔面。また気が遠くなったと思ったら画面一杯のラッセル・クロウの顔面といった感じでラッセル・クロウの>>続きを読む
あれ、小津の映画を見ているのかなというくらいのカメラ目線と独特の間、そしてそのシャツどこで売ってんのという疑問。
神父特効持ちのエイリアン4に出てきた新種のエイリアンみたいな奴が襲ってくる。
主人公の主人公っぽい顔に騙されてますけどその人やばい人ですよアリスさん。
自分好きすぎるでしょ。根底のところで楽天家だからこの映画を撮ったあと何十年も生きられたんだと思う。
全然分からない、もっとやれといった感想。
分からないといった端からなんだけど、逆に分かり過ぎる作品にも思える。
とにかくこの映画が何十万の人間に向けてぶっぱなされている状況が面白い。
オールマイティ・>>続きを読む
こんなに端から端までロケ地をしゃぶり尽くす映画は見たことがない。これだけしゃぶり尽くされれば貴船も本望だと思う。
この映画はおそらくめちゃ時間と金が無い中で撮っていて、その中でどうしても影響が出てくる>>続きを読む
この映画で初めてクリスチャン・ベールという俳優を知ったのだけど、このパッケージの平仮名の「ひ」みたいな写真は何年たっても面白い。
はい、ここ怖い所というタイミングで太鼓をドンドコドンとやってくれるのでとても分かりやすい。
ズームインかと思ったらズームアウト。ズームアウトと思ったらズームイン。
脇、見せるんかい。
1970年代位までの作品だったら祖父の世代の話とかにすればまだギリギリ伝奇ものというファンタジーに説得力が出せたのかもしれないけど、今の今を舞台にするには無理あるなあと思った。
だってあのおばあちゃん>>続きを読む
ちょっとルールが分かりづらかった。どこまでなんでもありなのか、何が目的なのか。
意味のない前作関連匂わせにイラっと来たけど、その後の塚地武雅さんのシーンでおっ、いいですよとなったので加点。
あと、山に>>続きを読む
この映画は電力会社の人間のことを「ここでは憲法関係ありません」と書いた看板を勝手に立てて、パーティーノリで一般人を虐殺してそれをフィルムに残す異常者の集まりとして描いていてなかなか斬新だった。
何かを失ってしまった人、剥奪されてしまった人、最初から持っていなかった人。そういった人達が「理由」を求めてしまう事について、外野の人間が見下す様なことを言うのにどうも嫌な気持ちになることがある。
この>>続きを読む