italokさんの映画レビュー・感想・評価

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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.5

生まれる1年前の作品なのだが観たのはずっと後だった。というのも、

映画好きだが「非常に健全」だった両親から、マカロニ・ウエスタンは邪道だ、血ばかり流す、やっぱり西部劇は正統派ジョン・フォードとジョン
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ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

2.5

カウボーイ芸でドサ周りする役者と劇団の愛憎劇。

少し変わった役所ながら共演のサンドラ・ブロックとの息もあっており、ところどころニヤリとさせられる。
愛すべきキャラクターも多くあり、ほのぼのとした古き
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ファイヤーフォックス(1982年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

公開当時は高校生だったが、とにかく旧ソ連全体主義の恐ろしさとミグ戦闘機の先進性(この映画ではフィクションだが実際に冷戦時の西側諸国戦闘機を技術で圧倒していた)にただただ驚愕した記憶がある。

映画前半
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ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場(1986年製作の映画)

4.0

朝鮮戦争、ベトナム戦争を生き抜いた歴戦の海兵隊員でありながら、上司との折り合いが悪いため出世することもなく部隊にとどまっている老兵が、悪童ばかり集まった落ちこぼれ部隊の教育係として着任し、彼らを一人前>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

4.0

身体ひとつでハリウッドに乗り込んだジャッキー自身の生い立ちを彷彿とさせるような主人公像をプロットとするシリアスな復讐劇。

アイルランド解放戦線をモデルにしたと思われる架空の組織によるロンドン市街地で
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.5

イーストウッド監督が太平洋戦争を舞台に日本人の視点で描くということだけでもなんとも言えない気持ちになる。

当時の若い米兵にとって、激戦地で直接対峙した日本兵は同じ敵兵であってもドイツ兵とは違う、得体
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

大好きなイーストウッド作品のなかでも思い入れの強い作品。
もう一度観てから感想を書く。

人生の特等席(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

MLBにおいて、有望なプロスペクト(若手有望選手)を自分の眼力で見抜き、チームのドラフト戦略に貢献してきた年老いたベテランスカウトが、データ分析とPCの活用という新しい時代の波に抗いながら、信念を曲げ>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクス演じる老練な旅客機パイロットが、危機的な事故に遭遇しながらも奇跡の不時着を果たし英雄となるが、一転して市中ハドソン川への不時着が果たして正しい判断だったのかの是非を巡って疑惑の渦中にまき>>続きを読む

ダーティハリー4(1983年製作の映画)

2.5

ハリー・キャラハンが活躍するイーストウッド出世作シリーズの第4弾。

シリーズ1から3までは70年代を代表する刑事アクションとして人気を博したが、80年代に入った本作4作目からはシリーズとしてのマンネ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.8

当事者視点から社会派テーマを多く扱ってきたイーストウッドだが、なんとついに事件当事者本人を主演させるという野心的な作品。
しかも複数人!これはちょっと記憶にはない。

もちろん演技という点で必ずしも成
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

避けられぬ老いを迎えたヒーローがそのままテーマとなったような佳作。

イーストウッドはもう死ぬまで映画を撮り続けるだろうが出演も辞める気はさらさらないらしい。

【印象的なシーン】
ぼろぼろだったピッ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

派手さは決してないがイーストウッド監督作品らしくアメリカの社会問題を当事者視点から考えさせてくれる作品のひとつ。

マスコミ、メディアに対する辛辣な批判と揶揄は、彼の作品にしばしば登場するが、まさにそ
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