YUKEYさんの映画レビュー・感想・評価

YUKEY

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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

名前は教えないけど電話番号を書いた紙を渡すって素敵。
全体的に人間の距離感もそんな感じで、
ベタベタしないけど実は気持ちの距離が近いみたいな、上手く言えない、、、

ホラッパが意識不明で入院したのを、
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

お部屋とか出てくる物も素敵だったし、
何より言葉のチョイスがユーモアいっぱいで、いちいち面白かった!

ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

5.0

縦の線(道とか壁とか真っ直ぐの線)が結構出てきて、更にその間の真ん中に人間がいたりで、なんだか楽譜の線と音符みたいでピアノに繋がってる気がしたり、
鯨の象徴は、生命とか富とからしいから、
町の生命とか
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

冒頭の台詞って病気とか関係なく人間の根本的な気持ちな気がして少し共感して、
栗田科学いいなあ、好きだなあって涙うるうるして、最後の狐の嫁入りで心が晴れ晴れしました。 
後、あまり演技の事はわかりません
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.3

皆んな心がどんどん死んでくのにカメラワーク?画面?がどんどんロマンチックになってってその感じが好きだった。

あ、でも皆んな沈んでく中、サミュエルだけはハッピーボーイでいてほしいなと思いました。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

思わぬよい出来事があった時に、
メガネを置く仕草がいつもより丁寧になるところにきゅんとしたし、
最後の平山さんの顔、私もずっとそんな顔で観てました。
10段階のうち9.5な映画でした。

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

ナポレオンの精神がまさに今の私に必要だとハッとしました。
じっくり考えて、行動する時は思いっきり行動する。2024年の抱負は「丁寧に」で決めようかと考えていましたが「ナポレオン」に方向転換しようと思い
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

かなり辛口な感想ですが、
カメラマンも引受人もスーパーの人もヤクザも施設の人も皆んな鬱陶しかった。
そういった絶妙な映画なんだろうけど、
主演が役所広司さんでなかったら途中で観るのやめてました。
私に
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.9

よく誤解されがちだ。
"作家は常に想像力を働かせ、
絶えず様々なエピソードを発明している。
何もない所から物語を夢想している"と。
ところが事実はその逆だ。
作家と見るや人々はネタを持ちかけてくる。
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オオカミの家(2018年製作の映画)

5.0

実にキュートでドストライクな世界観と技法に感動しすぎて心の中でずっと拍手しながら観た。
壁の絵を描き変えて部屋を移動しているように見えるあの不思議な感覚を忘れやしない。
えげつなくよかったですオオカミ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

ゴジラが来た時の恐怖と緊張感と迫力に打ちのめされる感じが堪らなかった。
加えてゴジラの純粋が故の行動が可愛らしくて少々ときめきが止まらなかったです。
特に少し顔を出して海を泳ぐシーンは可愛いかった。
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

感想なんて言葉に出来ない。
まだ理解出来てないのだろうけど、
青鷺のように、身の毛がよだち何かが私の頭と心にグサッと刺さった。
鑑賞中は宮崎駿監督のことや
ジブリのことは考えないように。と
前もって念
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

5.0

目茶目茶楽しい映画だった。
会話の間が凄く好きだった。
冒頭のレストランでの会話がぐさぐさ来て少し焦った(笑)
食事は皆んなで食べたほうが美味しいね!

あと、自転車どっちが漕ぐかの時に、
チャリンっ
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

登場人物の心の機微を感じさせられる毎に何度も何度も目が熱くなったし、
白線から落ちたら地獄だよ〜!が、
全てに通じてた気がするし、
なまけものって実は強いんだってことを知ったし、
流れてた坂本龍一さん
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.9

与えられた食事を1人1人前ずつ順番に全員で食べる。
上層階、中層階、低層階の順番で食事をする。
何処の階になるかは1ヶ月毎にランダムで決まる。
ふと、画面越しに
食事を順番に食べるというそんな事がなぜ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.7

自分からは観ようとしないであろうあらすじとジャケット。
おすすめしてもらったので鑑賞!
あつが夏かった〜!
晴れた日の夕方に観たんですけど、
現実と映画がマッチしてより良かった。
季節は春だけどね。
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

愛って苦しいなあと、シンプルにぎゅっとなった。

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.7

気が狂いそうになったということしか覚えてなかったので再鑑賞。
選択肢って選んでいるようでそうではないこともあるのだなとぞわぞわした。

博士と狂人(2018年製作の映画)

5.0

頭の中は空よりも広く、
言葉の翼があれば世界の果てまで行ける。

観終わった後は少しふわふわしてた。
言葉をもっと大事にしようと思いました。

スモール・アパートメント ワケアリ物件の隣人たち(2012年製作の映画)

5.0

いやあオモシロカッタ、ナイスジョブデス!
キミドリキイテタ。
フランクリン・フランクリンって思わず口ずさみたくなる名前だね♫

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

ずっと昼下がりのような気持ちで心地よかった!
一つ心残りなのは、
42分から流れ始めるレコードのピアノの音楽が目茶目茶素敵で探しても曲名を見つけられないこと。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.8

お話がどうのこうのではなく
シンプルに愛をまとめたお話やと思った!
ただ、新幹線の中はもっと日本っぽくしてほしかったな(笑)

マトリックス(1999年製作の映画)

5.0

我々が本当に現実の世界に生きている確率は10億分の1だ。
20歳の時にとんでもない映画だと知り、
マトリックスは単なる映画ではなく資料だと思っている。
私もまた創造されたプログラムだと思うと、この上無
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メトロポリス(2001年製作の映画)

4.5

皆んな誰かのために頑張ったり守ったりしいるのが如何にもで、
こじ付けにはなるが、
タイトルのメトロポリス(大都市)のポリス(警官)と繋がっているなと思った。黙

映像はとても丁寧にアニメが溢れ出しそう
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

超超超美しかった!めっちゃ凄かった!
めっちゃ凄かったのだが、
けど驚きはなかったので勝手に想像を膨らませて期待しすぎていたのかもしれない(汗)
監督からすればいい迷惑だと思う。
終わり方が、楽しみ!
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フード(1993年製作の映画)

5.0

ヤン・シュヴァンクマイエル監督の食事は
こんな風に見えているんだと思うとぞわぞわした!
でも食事を一緒くたにせず、
3食(breakfast・lunch・dinner)ちゃんとちがう風に見ているのだと
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.7

私には難しい話だったけど、
妹の「死んだら殺すからね」って言葉は、
すっごくあったかい言葉だった。

TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

5.0

あーおかしかった破壊と再生の女神拍手!!
やっほーっていうのは
「てめえぶっ殺すぞっていう脅迫なの」
ロックなハート全開になった。キラ

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

私が素敵だと思ったのは
このマグカップに書かれた文字と
お屋敷とシェパードだけだった。

My house
My rules
My coffee

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

ほぼ一人で制作されてるという超絶物凄いのは大前提として
私の中で特に造語?会話が面白すぎて堀監督の頭の中を見たくなった!
イメージとは裏腹に喜怒哀楽がハッキリしてて楽しかった!
少年心がちらりと見える
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メインストリーム(2021年製作の映画)

4.0

ソーシャルネットワーキングサービスが題材だからか、
いい意味で最初から最後まで起こる出来事やテンポが全て軽かった!
SNSに取り憑かれると本来の目的を見失う。SNSの世界でどんなに凄い言葉を発してもリ
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.5

ついこの前聖なる鹿殺しを観たのだが、
また宗教的モチーフとは!奇遇ね!

目を背けてしまった。
早送りしたくなるくらい生々しい。
けど、それ以上にゆさぶられました。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

5.0

2日連続で鑑賞してしまったくらい好きになった。
またすぐ観るだろう。
空気が落ち着く、幸せ

父親、母親、子供ではなくやっぱり人間なんだ