hamadeeさんの映画レビュー・感想・評価

hamadee

hamadee

映画(176)
ドラマ(0)
アニメ(1)

Winny(2023年製作の映画)

3.0

史実としては興味深いが映画としてのエンターテインメント性はうまく昇華できていないように感じる。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

子どもと観られるホラー映画として秀逸。
適度に怖く、現代的な設定もエンターテイメント性が高い。

何よりミーガンがキャラ立ちしまくり
これだけでみ観る価値あり

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

スマホ視聴が明らかに失敗だった。
映画館で、前情報なしで観るべきだった。

確実に次回作が期待できる監督。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ヴァネッサ・カービー演じるジョゼフィーヌのための映画。
歴史ものはそもそもストーリーが史実に縛られる感じがして好きじゃ無いので点数は低め。映像はスゴい、絵画を鑑賞する気持ちで臨むなら◎

ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

考察を楽しむ映画だが、深みはなさそう。

絶妙に設定のリアリティが欠けていたのが惜しい。
出演者最高なので同じメンバーでやり直したら良くなりそう。

キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

ありがちな若手俳優を起用して適度に推理を楽しめるお手軽エンタメ映画かと油断していたらいい方向に裏切られた。fukaseの演技はもちろんいいが小栗旬も◎
そして演技に負けない秀逸な展開。幹となる構成がし
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.0

監督・俳優で期待して観たが並の印象。遠慮の塊のような作品。

華氏911(2004年製作の映画)

4.0

「ボーリング・フォー・コロンバイン」と対で観たい作品。時代の激動もあり、強いインパクトを受け世界の見方が変わった。

ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

4.5

ただのコメディ?ドキュメンタリー?と思って観ていると最終的にとんでもない骨太なメッセージとエンターテイメントへと昇華させる。アメリカの良心。

明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.3

未成年にこそ観てほしい19歳の監督の瑞々しさの極み。
悩み葛藤挫折その全てを分かち合う。
邦題付けた人天才、これで作品の奥行きが約2倍広がっている。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.7

最低で最悪なのは自分なのかこの世界なのか。それでも救いはある気がするこの世界にも自分にも。

非常宣言(2020年製作の映画)

4.2

予告編で観た「飛行機の中で無差別バイオテロ」をどう回避するのか興味があり観たが、予想を遥かに超えたエンターテイメント性だった。人間の内面をえぐるような問題提起と人物描写は最早世界最高レベルと認めざるを>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ゴジラ作品としては良質な方だが同じゴジラ映画の中では米版の方が潔い。ゴジラと対等に渡り合える力=別の怪獣がいる方が破壊シーンの演出はよい。
ヒューマンドラマとしては悪くないが同タイミングで観た「非常宣
>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

後半の、主人公の記憶障害を追体験させ方が巧い。本当にどっちなんだ、と思うあの感覚こそが主人公のリアル。

そして薦められてこの映画をAmazon Primeで検索した時に「Watch again」の文
>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.0

良作と言われているので観たが、いろいろと都合よく起こりすぎ。その実あまり太いストーリーは無く、例のどんでん返しのための壮大な前振りだが、いやいやもっと前に!とツッコミどころが多くピンと来ない。短いのが>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

音が鍵となる映画でモノクロというのは秀逸なアイデア。暗い部屋で部屋の色彩も見えない状態で観ると没入感が凄い。

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.4

誰かが言った結末が裏切られる30選にあったので、ジョン・キューザック出てるじゃんくらいの気持ちで観た。

導入の混沌、設定の紐解き、そこからのエンディングとオチ、とても良くできてる。

あまりちゃんと
>>続きを読む

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.0

「ギルティ」と比較されているのをよくみるが、全く異なる。こちらはよりシンプルなので、エンタメ感覚で視聴可能。普通。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

ケータイの誕生で多くのシチュエーションが「電話したらええやん」という21世紀の現実を逆手に取った企画。段々状況が分かっていく様が気持ち良い。そしていろいろなモヤモヤとかその話は関係ある?をいちいち丁寧>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

4.3

タイトル、予告編、パッケージに騙されて過小評価してはいけない。
バカリズム脚本で、振りも回収もディテールの仕上がりも極上キレッキレ。
中期三谷幸喜、古畑任三郎や有頂天ホテルの辺りが好きな人は今の三谷作
>>続きを読む

COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.5

マーケティング史として貴重。

「小さな成果を積み上げても大きな成果は生まれない。だが大きなことをうまくやれば世界は変わる」
" A thousands small things, even if d
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

すごくエンターテイメントとして洗練されていて、世界中どこでも通用する仕上がり。

多少エンターテイメント性に走り過ぎてご都合主義もあるが感情の機微が素晴らしく映像もスタイリッシュ

タイ映画をもっと観
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.7

圧倒的な史実については語ることはないが、この映画の丁寧さは「加害者の多様さ」を丁寧に描き分けているところであろう。弁護士や被害者だった神父、20年前に知っていた記者、そして週3日教会に通う敬虔な祖母な>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

桐島的な要素もありながら、でも大人の世界でそんな劇的なことはなかなか無いかな。大人の娯楽としては時間的にも良いかと。謎解きもそれなりにスッキリ感ありました。

別れる決心(2022年製作の映画)

4.1

一度観ただけではうまく整理できなかったが、解説でニーチェの「善悪の彼岸」と「永劫回帰」の話を見聞きしたらスッと頭に入ってきた。ニーチェがキリスト教社会のカウンターカルチャー的な要素があるから本国や欧米>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

ビジネスマンの話。
この喜びが学生にも伝わって働くことに希望や夢を持ってもらいたい。

スピーチのくだりの振りと回収、社長の最終決断など緻密に構成も組み立てられていいて脚本としても秀逸。

働いてる人
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.9

才能の無駄遣い感満載。前2作がよかっただけに。UAPの設定が理解できない上に、説明を読んでもしっくりこないのは宗教観の問題か。なんかありそうな過去の事件の感じとか。ホラーではなく映画好きサークル向けS>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

こういう作品はお金を払って劇場で観ないと真剣になれないのかもしれない。Amazonで観たので、鑑賞後にそのまどろっこしい設定をググッとおしまい。劇中で回収する方が現代的と感じた。もったぶるほどのことで>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

普通によく仕上がってる作品。ミニョンズに続く新たなアニメシリーズが誕生したなという感想。ピーチのキャラの魅力・落としどころが絶妙。ルマリーで毒要素盛り込めたのも大人的には楽しみやすい。あとはキャラも世>>続きを読む