浜一さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

浜一

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ビースト(2022年製作の映画)

3.6

劇場で予告編を観た時は、恐竜、怪獣が暴れまわる映画界で「何で今さらライオン?」とスルー確定した映画。
アマプラで尺が90分と知って、暇潰しにちょうど良いと観始めたら「あら、面白い!」捻り無しのシンプル
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・片岡愛之助&藤原紀香夫妻の灰汁の強さに惚れ惚れした。「滋賀県いじり」がこの映画の肝なんだろうけど、自分は片岡夫妻が一番やった。
・某ジョニー・デップ主演映画のパロディも大笑いやった。しかも「551蓬
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

・ゴジラ映画でゴジラが主役なんであるが、人間が良く描かれている。戦争を生き長らえてしまった者の、亡くなってしまった人への想いやトラウマがしっかり書き込まれ主人公の葛藤が観客に伝わるからこそ、ゴジラ討伐>>続きを読む

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.8

「新感染ファイナルエキスプレス」の前日譚とのことだが、調べてみるとこちらの方が製作が先に始まっていたのだとか。シリーズの3作目「新感染 半島」とそれぞれに味わいの違う作品になっている。如何にゾンビパン>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

原題を日本語訳すると「釜山行き」。それを邦題ではダブルミーニングで内容をそれとなく伝える近年稀にみるグッドなタイトル。
ゾンビ物で立て籠りはショッピングセンターが良くあるが、こちらはKTX(韓国の新幹
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小さな目撃者(1999年製作の映画)

3.8

オランダはアムステルダムにやって来た少女が主人公。虚言癖がある上に失語症(耳は聞こえてて手話で会話してる)の彼女は両親とはぐれた先で殺人事件を目撃してしまう。犯人たちから気づかれた彼女はアムステルダム>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

主人公のほぼ喋らないキャラクター、シンプルなストーリー。えぐめな描写。好きです!大好き❗上映時間も90分とコンパクトなのも好感。こんな話で2時間以上はキツイ。ストレス発散できる、スカッとしたい時にお勧>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.2

頑固じいさん役をトム・ハンクスが好演。「ビッグ」や「スプラッシュ」の頃の永遠に無邪気なままなんじゃないかしら、この人?!な感じから見事に渋いじいさんを演じるようになりました。
自分なんかが強面頑固ジジ
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マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.6

タランティーノ&ロドリゲスによる「グラインドハウス」から派生した作品の続編。これにも続編のフェイク予告編が付いていて、グラインドハウスと合わせてオールナイト上映で楽しみたい1本。
ただしバカさ加減が少
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

スピルバーグ監督による、映画への愛もあるけど、それよりも両親、とりわけお母さんへの想いが込められた一篇。
ラストでデビット・リンチ監督扮するジョン・フォード監督が登場。主人公にアドバイスを贈るが、この
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

2.9

シネマンションの御三方が推薦されていたので興味を持っていた作品。ようやく鑑賞できた。
うーん、伊澤さんのアクションは凄いけどお話は響いて来なかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

★ファーストシーンから眞人の置かれている状況、彼の生きている世界が描かれていく過程。やがて不思議な世界が侵食してくる過程。そこにワクワクする自分がいた。やがて地下に広がる異世界に踏み込んで、引っ掛かる>>続きを読む

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987年製作の映画)

3.8

香港映画も2000年代からすっかりCGを多用するようになってしまったが、昔はこんな感じが主流でした。肉体を軋ませての飛翔、舞い流れる衣や帯、カクカク動くミイラ。その創意と情熱で彩られた映像が愛おしい。>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.8

前作の闘いで倒した怪獣の「あとかたづけ」をせずに「ほったらかし」で、使い古しのロボットのパーツを継ぎはぎして新たにロボット作ってしまう世界観がけっこう好き。
暗めの画面が多かった前作よりも明るく観やす
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.5

日本は単一民族国家と言われる。でも実際はそんな事はない。そこらに海外からやってきた人々が働き、暮らしている。ただ日本は彼らに「日本国籍」や「永住権」は殆ど与えないし、日本人のコミュニティの中で彼らと共>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.8

劇場公開時に見逃して、いつか観たいと思っていた作品。ようやく念願かなった。雰囲気は「トワイライトゾーン」の第4話「高度2万フィートの悪夢」と「世にも奇妙なアメージングストーリー」の第1話「最後のミッシ>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

綾野剛演じる矢崎、化け物過ぎ!
この点を始めとして冷静に考えると突っ込み所満載。満載ではあるが、強引なまでの力強さでグイグイ引っ張っていく。韓国のオリジナル作品と比較しても、こちらの方が良かったんじゃ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.0

タイトル変えた方が良くない?
「インディジョーンズ黄昏の旅路」。
プレシークエンスはCGで若き日のハリソン・フォードの顔を今のハリソン・フォードと合成して描いてる。CGの技術は凄いものの、やはり実際の
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お葬式(1984年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭13にて鑑賞。
初めて観た時はビデオで。スクリーンで観るのは今回が初。
昔、観た時はこんなにもユーモラスな造りと感じていなかった。若かったからか?棺桶の値段や病院の費用。戸惑う主人公
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

★TBSで放送されていたドラマの映画版。冒頭の空港、そして横浜のランドマークタワーが大炎上。全てCGなんだろうか?迫力は満点。昔の「ダイハード」なんかではミニチュア撮影も交えて表現していたものだけど。>>続きを読む

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.0

★シネマンションのRaMuちゃんが出演しているということで鑑賞。YouTuber役でいつもの雰囲気で動画撮影するシーンで「RaMuズッキュン❤️ 」言い出すんじゃなかろか?と思った。
★心霊ホラーに猟
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

5.0

★以前にレビューしたが、劇場で観直したので改めてレビューします。
★今日はオードリー・ヘプバーンの生誕94年記念日。「午前10時の映画祭13」にて鑑賞。
★最初にこの映画に出会ったのは、自分が中学3年
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.2

「スプライス」を観て、クローネンバーグ監督作品も観直したくなってDVDで鑑賞。
・往年の怪奇映画「蝿男の恐怖」をクローネンバーグがリメイク。すっかりクローネンバーグテイストの映画に仕上がった。
・主人
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スプライス(2008年製作の映画)

3.8

グログロ、ネチョネチョ・・・。エロスもあり。クレジットを隠してデヴィッド・クローネンバーグ監督の新作だよと言われたら信じちゃうかも?なくらい、クローネンバーグ監督の作風と似ている。
実際は「キューブ」
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メカゴジラの逆襲(1975年製作の映画)

3.0

・BSトゥエルビのゴールデンウィーク怪獣映画特集にて鑑賞。
・チタノサウルスがゴジラの上顎を咥えて振り回す。凄い噛む力!

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.7

・公開年の洋画マイベスト1。
・いかついオッサンのジャック・ニコルソンがだんだん可愛く見えてくる。脚本の力、俳優の技、監督の手腕。
・日本の阿部寛主演のドラマ「結婚できない男」に雰囲気が似てると思った
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.3

・BSトゥエルビでゴールデンウィーク怪獣映画特集にて放送。このような昔の映画を特集放送して貰えるのは貴重で嬉しいかぎり。
・ストーリーは突っ込み所の多い物だったりするが、目くじら立てて観る映画ではない
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

・平成ガメラシリーズ3作目にして、怪獣による災害被害者を描く意欲作。
冒頭の1作目のクライマックスを別視点から見たシーン。これまでの怪獣映画では描かれてこなかった面をしっかり描いて興味深い。
・地獄絵
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.8

最初の劇場公開時に観てから何度観直しているか判らないくらい観ている作品のひとつ。
・札幌の市営地下鉄構内に防護服着て自衛隊員か入って行くシーンでは、前年に起こった大事件のニュース映像との既視感があった
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.7

YouTuber、ジャガモンド斉藤氏の動画でサブスクで観られない面白い映画として紹介されていて、興味が湧いて鑑賞。
DVDはメルカリで700円でレンタル落ちを購入。
・三池崇史監督のケレン味ある演出は
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.9

Amazonprimeでの見放題期限が間もなく終了という事で再鑑賞。初鑑賞もアマプラで。
何と言ってもこの映画はキャスティングの勝利!ヒロイン・山内桜良の依り代として浜辺美波をキャスティングできたのが
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

同じ日に似たテーマの映画「オールウェイズ」を鑑賞。その流れでこちらも鑑賞。劇場初公開時も割りと近い時期の公開だったような。それで、どちらも劇場で鑑賞していて、こちらの作品の方が好印象だった。
見直して
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

4.5

初鑑賞は97年の東京国際ファンタスティック映画祭。後に渋谷シネマライズにて一般公開されて大ヒット。日本におけるインド映画の第一次ブームのきっかけとなったタミル語映画。
最近「RRR」がやたらもてはやさ
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マネー・ピット(1986年製作の映画)

3.0

スピルバーグ制作、トム・ハンクス主演のスラップスティックコメディ。要するにドタバタコメディで若かりし頃のトム・ハンクスらしい作品。
日本のコメディ等で例えるなら「8時だよ全員集合」かピタゴラスイッチ。
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.5

ちょっと気持ちがホッコリするようなSFファンタジー。企画の元はスピルバーグ制作のテレビシリーズ「アメージングストーリーズ」の1エピソード用として書かれた脚本をスピルバーグが気に入って単独で映画化した。>>続きを読む

オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.4

スピルバーグ監督によるラブファンタジー。そしてオードリー・ヘプバーンの遺作。
公開当時に劇場で観て以来の再鑑賞。
初鑑賞時も「いまいち」と思ったが、見直してもやはり「いまいち」な印象。スピルバーグは映
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