タイムリープと言われるが、源氏物語は紫式部による「物語」→フィクションなのでタイムリープではない。物語の世界に入り込んでしまうファンタジーが正解だろう。
主人公の描きこみが足らず、源氏物語の世界で何が>>続きを読む
1960年代のアメリカ、SFテレビアンソロジーシリーズ「トワイライトゾーン」(日本では「ミステリーゾーン」として放送)の映画版。映画公開当時の新進気鋭の監督ジョン・ランディス、スピルバーグ、ジョー・ダ>>続きを読む
1人の人間でも清い一面もあれば醜い一面もある。それは自分自身や身の回りにいる人々でも同じだったり。人間という生き物は実に多面的で複雑な生き物なんだと思う。吉田恵輔監督は「空白」でも人間の多面的な心情を>>続きを読む
劇場予告編で面白そうなコメディと気になりはしたものの観ずに終わっていたのをアマプラで鑑賞。
予告編では笑えるコメディ調なのだけど、実際は重い空気感が漂うシーンが多い。テーマが夫婦関係を見つめ直す事でシ>>続きを読む
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今日はユニフォームを着ての鑑賞。
今回は映画ファンとしてよりもマリサポとしての感想が強くなるかな。
・ボスがもたらした「アタッキングフットボール」の理念はトップチームのみならず各育成年代のチームやフロ>>続きを読む
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・冒頭のカーチェイスからの血飛沫飛びまくりの戦闘員虐殺からの蜘蛛オーグとの一騎打ちまで見事。蜘蛛オーグのジャケットのファスナーを開けると隠していたもう一対の腕が出てくるとかディテールも良い。
・蜂オー>>続きを読む
★複雑なプロット、映像表現。小道具や仕草によって仕込まれた伏線。冒頭から非常に集中力を必要とする映画。片時も気を抜いたら作品から置いていかれてしまう。
★毎月1日の映画ファン感謝デー、更に春休み、そし>>続きを読む
シリーズ3作目にして集大成の最高傑作。1、2作で提示されてきた事柄に解答を示しつつ、ショーン・コネリーをコメディリリーフに据えて活劇と笑いのバランスを取る。絶妙なバランスが素晴らしい。冒頭のヤングイン>>続きを読む
小さくなったり、大きくなったり。アントマンの特徴を活かした闘い方というのが前2作に比べて少ない感じがした。
舞台もこれまでと違う量子世界。どこかスターウォーズの世界と似ているような。
しかし、新たな強>>続きを読む
この映画の公開年は1989年。当時の世界はソビエト連邦崩壊、ベルリンの壁の崩壊、天安門事件と社会主義国の相次ぐ崩壊や揺らぎがあった時代。スパイ映画である事から007シリーズはシリーズ開始以来、東西冷戦>>続きを読む
この作品の最大の功績はかつてハリウッドのサイレント映画で流行していた「冒険活劇」ジャンルを復権した事ではないだろうか?制作会社のエンブレムの後は登場人物の紹介もほどほどに危機また危機のつるべ打ち。こう>>続きを読む
初見はもう30数年前の池袋、文芸坐。たしか「隠し砦の三悪人」と二本立てだったように思う。ビデオやDVDなどで見直してもいなかったので忘れている事の多い状態で鑑賞。
役者の所作や面、音楽など能の表現を取>>続きを読む
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・ダイジンの目的は何だったのだろうか?後ろ戸からミミズが出る場所をすずめに教えてた?それにしては「たくさん人が死ぬねぇ」と嘯いて傍観しているし。草太を椅子に変えた行動原理も理解できない。
・サダイジン>>続きを読む
久しぶりに劇場にて鑑賞したインド映画はテルグ語映画。昔、テルグ語映画は漢くさい映画が多いと聞いた(東京ファンタで「愛と憎しみのデガン高原」観た時に)けど、これも漢くささ満点!インド映画と言えばダンスシ>>続きを読む
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・認知症患者の混乱して見える世界を可視化した映像表現が興味深い。実際の患者さんがこう見えているのかは判らないが、我々から見ると奇妙に見えてしまうその行動も理由があるというか、こうやって混乱してしまうの>>続きを読む
Amazonprimeにて鑑賞。劇場公開時はスピルバーグの「激突」の亜流と思ってスルーした作品。いざ観てみるとかなり違う。追いかける側も追いかけられる側も殺伐とした心の持ち主で、他人にたいして攻撃的で>>続きを読む
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・レディバグとレモンが座席で向かい合っての格闘戦は工夫が凝らしてあって楽しめた。
・真田広之はカッコいい。けれどアメリカでの彼はタイプキャストなのかアクション映画の侍やヤクザ役ばかり。もう少し普通の人>>続きを読む
「ミッドナイトスワン」の内田英治監督の最新作ということで観賞。
全体的にやりたい事が多すぎてとっ散らかっている印象。凶悪強盗犯の捜査に解散危機の音楽隊、娘や認知症の母との関係。音楽隊の映画なのだから、>>続きを読む
もっと評価されても良いと思う邦画SFアクションの傑作。SF映画としては低予算だが、それを補って余りある魅力的なキャラクター。限定された空間設定を活かしたサスペンスの盛り上げ。クールな賞金稼ぎイリアと地>>続きを読む
本日「ゴーストブックおばけずかん」を観賞。本作品を思い出して所有のDVDにて再観賞。
山崎貴監督の劇場用映画初監督作品。製作されてからもう22年も経ったんですね。月日の経つのは早いものだ。
本作は少年>>続きを読む
山崎貴監督の久しぶりのジュブナイル映画。監督デビュー作だった「ジュブナイル」でヒロインを演じていた鈴木杏が主人公の母親役で登場。時代の流れの速さを感じますね。
子供向けの物語が原作ということで楽しい作>>続きを読む
何だが80年代のハリウッドで作られていたSFファンタジー作品たちのようだった。一番似ているのは「ショートサーキット」か。新作なのにどこか懐かしさを感じながらの観賞だった。
ロボット開発企業の開発者たち>>続きを読む
久しぶりの投稿です。映画館で映画を観るのもけっこうご無沙汰。復帰第1作に選んだのが「シンウルトラマン」。
庵野&樋口ペアで製作する告知を知った時から楽しみにしていたこの作品。面白かった!でも「シンゴジ>>続きを読む
コントまがいのネタ映画かと思ったが、意外にしっかり笑えるコメディ映画だった。終始クスクスと笑ってしまう。堪えるのが大変。他の方のレビューでも皆さん指摘している事なのだが、出演者が大真面目にふざけた演技>>続きを読む
デザインが独特。またキャラクターの話す言葉も独特。これらをたった独りでこなしているのだから畏れ入る。エンドクレジットのインパクトが凄い!
話は途中で終わった感じなので、次回作があるのだろうか?観てみた>>続きを読む
1961年ロバート・ワイズ版は多摩市の映画祭でパルテノン多摩大ホールにて鑑賞していた。
今作については、改めてリメイクする意義があるのか?疑問に思うところがありながら鑑賞。
スピルバーグはロバート・ワ>>続きを読む
原作がゲームとは知らずに鑑賞。「インディ・ジョーンズ」シリーズを彷彿とする地下迷宮での謎解き。仲間の裏切り。そしてアクションと楽しめた。どこかルパン三世っぽい香りもするような、しないような。次回作に続>>続きを読む
★伊丹十三制作、黒沢清監督でハリウッド映画のようなポップな感じのホラー映画を目指した作品。「CURE」や「回路」などの後の黒沢清監督作品とは雰囲気が少し違う。プロデューサーの伊丹十三の色合いが強いから>>続きを読む
★伊丹十三が「マルサの女」をヒットさせて「~の女」ばかり撮るようになる以前の作品。「マルサの女」やその後に続く作品群も面白い作品があるのだが、この作品では自由奔放。好きな事やって楽しく作ったんだなと思>>続きを読む
★スクリーンからラベンダーの薫り立つような作品。
★当時の映画はスピルバーグブランド全盛期。この映画の特殊効果で見られるコマ撮りはちゃちに見えて「こんな映画しか邦画は撮れない」と馬鹿にしていた若い頃の>>続きを読む
サッカーを題材にしていてスタジアムを舞台にしているが、試合の様子やスタンドの様子も一切出てこない映画。なぜならイランのスタジアムで、イランでは女性がスタジアムで試合観戦する事は禁止されているから。それ>>続きを読む
★休みの日に妻と鑑賞。セレクトは妻です。居間でコーヒーを入れて・・・とはならず、妻はカップ入りのアイスカフェオレ。自分はコカ・コーラゼロ。
★ストーリーは面白かった。特に薬師丸ひろ子と松重豊のエピソー>>続きを読む
韓国製のサイキックアクション。
まるでマトリックスばりのアクションシーン。日本のアクション映画ではこのレベルはまだ無いと思う。(アニメなら負けないとは思うものの・・・実写はねぇ)
続編の制作はコロナ禍>>続きを読む
サイコホラーでありながらゴーストホラー。ちょっと判りづらい。幽霊の見せ方はジャパニーズホラーの影響大に見えた。
★米アカデミー賞の作品、監督、脚本、外国語と4部門ノミネートで話題の日本映画。
★3時間近くの長尺であらすじも難解そうで楽しめるのか自信の無いままに鑑賞。話題になる前に予告編は観ていたが、その時点では>>続きを読む
★今、ハリウッドでは観客の既視感に訴えかけるような映画が流行っているのだろうか?「スターウォーズ」のエピソード7~9、「マトリックス レザレクション」、「スパイダーマン ノーウェイホーム」。そしてこれ>>続きを読む