安定のディズニーアニメーション。今作はコロンビアが舞台ということで、メキシコが舞台の「リメンバーミー」と色使いや絵のタッチ、大家族の結束を描いている点が似ていると感じた。ミラベルが母親に作ってもらって>>続きを読む
今はディズニーが存在自体を抹消したがっているという作品。ディズニーアニメ作品としては本来、地味な存在なのではないかしら。しかしキャラクターはディズニーランドのスプラッシュマウンテンのモチーフとなり、主>>続きを読む
自分選定の2018年ベスト1。
・脚本が素晴らしい。冒頭に用意周到に仕掛けられた伏線は終盤になって鮮やかな驚きの花を咲かせる。
・過去の名作へのオマージュの使い方も秀逸。ガラス越しのキスシーンが登場す>>続きを読む
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サスペンス。ケーリー・グラント出演。ソール・バスによるタイトルデザインとくればヒッチコックでしょと言いたくなるが、これはオードリー・ヘプバーン主演でユベール・ド・ジバンシーがオードリーの衣装デザイン、>>続きを読む
本能寺の変の後、織田家の家督を継ぐ者を決める清須会議の出来事をコミカルに描く。コミカルとは言っても三谷幸喜のコメディではなく、あくまで歴史ドラマ。
キャスティングがそれぞれピッタリはまっていて、特に大>>続きを読む
Amazonprime配信終了間近ということで評判の良かったこの作品を鑑賞。
評判が良いという噂だけで他の予備知識は何もない状態で観始めた。すぐに作品の異様な雰囲気に引き込まれ、固唾を呑んで観てしまっ>>続きを読む
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他の方々のレビューで多様性に富むとあったが本当にエターナルズメンバー各々が個性的に描かれている。また、何が正しくて間違っているのかも混沌としている感じ。我々、観客は人類だから人類を愛し守ろうとするセル>>続きを読む
カナダの鉱山で崩落事故が起こり、鉱員が閉じ込められた。彼らを救うべくリーアム・ニーソン扮する主人公が80センチの氷が張った湖の道を30トンの荷物を載せてトラックで往く。
行手を阻む大自然の罠。裏切りに>>続きを読む
最近良く見かけるハイブリッド系ホラー。「死霊のはらわた」に「呪怨」や「クワイエットプレイス」の要素をぶち込んだ感じ。新しい要素としてはゾンビじゃなくてグール(人喰い鬼)とビッグフットというあたりかな。>>続きを読む
初鑑賞は2001年に彩の国さいたま芸術劇場で白井佳夫先生の講義付き。
今回は「最後の決闘裁判」に構造が似ているということでAmazonprimeにて再鑑賞。登場人物それぞれの視点から同じ出来事を描いて>>続きを読む
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妻が観たいということで鑑賞。原作は未読だが、妻が読んでいた原作の表紙と帯を見て何となくストーリーの想像がついてしまっていた。
結果として「ああ、やっぱりそういう事ね」という展開に。『感動させよう』とい>>続きを読む
昨日の「ゾンビプレジデント」に続いてゾンビ映画。こちらはハートウォーミングなオーストラリア製。キャロライン先生とならサバイバルも怖くない?!リトルダース・ベイダー大活躍!
『シッチェスファンタセレクション2021』より。
スペインのシッチェスカタロニア映画祭(昔はシッチェスファンタスティック映画祭でした)での公開作品からのセレクション。もっといろいろな作品を観たかったけ>>続きを読む
短いし、サクッと観られる点が良し。劇中に東京の場面があるが、丸ノ内線銀座駅の出口を出たとこなのに光景が渋谷のスクランブル交差点。え?ジャンプしたの?それらしき描写無かったけど。
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レイトショーで鑑賞したが、祭日前夜なのと本作の評判が良い事、まもなく上映終了となる事もあってか、けっこうな入り。
一言で感想を言わせて貰えば、観終わった後に人と本作について話をしたくなる映画だった。>>続きを読む
全編を1部屋で展開するデンマーク製ミステリー映画。
電話での会話で謎に迫ってゆく。その展開は着眼点が良く面白い。ただし、その結果はというと、ちょっと・・・。
まあ、その結果が主人公の人生に陰を差してい>>続きを読む
アメリカのオリジナル版は未鑑賞。日本版の監督が福田雄一監督とは知らずに見始めた。ムロツヨシと佐藤二朗の暴走気味の演技であれ?と思い確認して気づいた。正直、福田監督のムロツヨシと佐藤二朗の放し飼い的な演>>続きを読む
「午前10時の映画祭11」にて鑑賞。
以前にビデオ録画して鑑賞しようとするも出だしが自分には掴みづらく居眠りを繰り返して頓挫。今回が実質初鑑賞となった。過去に曰く付きになっている映画なのに夜勤明けでチ>>続きを読む
度々いろいろな所で企画される日本映画ベスト100なる物で、数々の巨匠による名作と共に上位にランクインする事の多い本作。
自分もそんなベスト100を読んでレンタルビデオで鑑賞したのが20年位前のこと。>>続きを読む
クエンティン・タランティーノ監督の劇場用映画処女作。クールなノワール物。タランティーノの特徴のひとつ、時系列の入れ替えやメキシカンスタンドオフと呼ばれる人物が複雑に銃を向け合う構図が既に見られる。(メ>>続きを読む
DVDにて再鑑賞。
物語の途中で急激な転調をする本作。しかし見直してみると、転調した後も随所にタランティーノ節を感じることができて面白い。
タランティーノがヴァンパイアになった顔→ヴァンパイアというよ>>続きを読む
DVDで再見。
もっと評価されてしかるべきホラーコメディミュージカル。タイトルにホラーと付くからと言って怖れるに足らず。ホラー度数20%。コメディミュージカル80%だ。
何と言っても、あのアラン・メン>>続きを読む
「ホテルマンはお客様を疑ってはならない。今日1日もいつもと同じようにサービスをしよう」というホテル側。一方、警察は「何としてでも犯人を検挙する。ホテルを訪れる者は何人であっても疑え」。同じ場所で同じ脅>>続きを読む
イオンシネマの試写会にて鑑賞。
クラスで独りぼっちの主人公サトミの前に現れた謎の少女シオン。シオンには秘密があるのだが、秘密を共有することになった若者たちがサトミと関係を深めていく。その様子が微笑まし>>続きを読む
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一番笑ったのが、浦和と大宮の言い争いに与野が間に入ろうとして、「お前は引っ込んでろ」と2人に言われるという「さいたま市」ネタ。こんなん、埼玉県民にしか解らんだろとつっこんだ東京都民。それも神奈川寄りの>>続きを読む
「午前10時の映画祭11」にて鑑賞。
初鑑賞は学生時代に飯田橋ギンレイホール。後半の「おとよ」のくだりで号泣しました。それからビデオやDVDで観る度に泣いています。今回もいつもより少し手前のシーンでウ>>続きを読む
「リング」、「仄暗い水の底から」、「ザ・リング2」の中田秀夫監督が挑むコメディということで鑑賞。
自分の個人的な見解だが、中田監督は親と子の情念を描かせたら非常に上手い監督だと思っている。先に挙げた作>>続きを読む
Jホラーの傑作。
後に登場する「呪怨」に比べるとショックシーンは意外と少ない。
呪いのビデオテープの謎を解き、呪いから逃れようとするサスペンスとして物語は進行する。その物語に観客を引き込む為の大切なス>>続きを読む
漢臭いノワール物。嫌いじゃない。まず謎を提示してから、時を遡って、少しずつ起こっている出来事の事情が見えてくる構成も楽しめた。ただ細かいシーンがどうしてそうなるのか掴めなかった。女性警備員を脅して何を>>続きを読む
松田優作の出演作では「ブラックレイン」と「家族ゲーム」しか観てなくて、今さらながら気になって鑑賞。
何考えているかわからない不気味さが「ブラックレイン」と共通しているように思った。
電車の中のお話シー>>続きを読む
数年前に配信されていたのを鑑賞。
東宝のミレニアムゴジラシリーズのラストを飾る作品。
これはプロデューサーを誉めるべき。伝統あるゴジラシリーズは「かくあるべき」姿というか、こうじゃなきゃっていうのがフ>>続きを読む
「午前10時の映画祭11」にて久しぶりにスクリーンで鑑賞。初鑑賞は学生時代に池袋の文芸坐で「蜘蛛巣城」と2本立てでした。今考えると豪華な2本立てだったな。
戦国の争いで滅んだ秋月家の武将、真壁六郎太が>>続きを読む
三の城の落城シーン。台詞や銃声、火が燃える音などを消して武満徹による音楽だけが鳴る。(ちなみにマーラーの曲ではない。黒澤さんが打ち合わせにマーラーのレコードを持参してかなり揉めたらしい)行き交う人馬。>>続きを読む
三池崇史監督がハリウッドで「マスターオブホラー」というケーブルテレビ用のドラマを監督したということで以前から気になっていた作品。
三池さんと言えば「DOA」や「極道戦国史 不動」のようなハチャメチャや>>続きを読む
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タランティーノは映画を撮る際には、自らが好きな映画の要素をぶちこんで作るが、この作品では日本映画。
それも黒澤、小津、溝口といった映画史の教科書に出てきそうな顔ぶれじゃない。タランティーノの大好きなジ>>続きを読む
去年、ジム・ジャームッシュがゾンビ映画を撮ったと聞いて、ゾンビ映画のような映画から遠い距離にいるジャームッシュがどんな感じに仕上げたのか興味があって鑑賞。
ちなみに、過去にジャームッシュ作品は「ミステ>>続きを読む