浜一さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

浜一

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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

初公開当時に劇場で鑑賞。
この映画が画期的なのはギャオスを怪獣として描かず、新種の生物として生々しく描いていること。胃から吐き出したペレットの中に被害者の持ち物が入っていたり・・・。人間の捕獲、駆除の
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空白(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の誰が正しく、誰が間違っているかでもない。皆、正しくもあり間違ってもいる。人間の多面的なありようを深く見つめた作品だと思う。古田新太の親父はあんな親父だけど、一方で彼なりに娘を愛してた。遺体と>>続きを読む

シーズンチケット(2000年製作の映画)

3.5

学校の先生が授業をさぼってばかりの主人公に、授業に真面目に出たらフットボールのチケットをあげると約束する。喉から手が出るほどチケットが欲しい主人公。真面目に通ってついにチケットを貰った。サンダーランド>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

政治的な風刺とかは国も違うし解らないけど、スリラーとしてはなかなか面白かった。主人公だと思ったら違うんか~い!殺害方法もバラエティ豊富で飽きない。
映画館で映画を観るまでの間にネットカフェで暇潰しで見
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.8

YouTubeで予告編を見て面白そうだったので久しぶりに新宿まで来て鑑賞。
予告編の印象では、もっとスピーディーな展開かと思っていたのだけど、意外にじっくりとした場面もあって緩急を付ける感じ。アイデア
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.5

小学1年生の頃に伯父に映画館に連れて行ってもらって観賞。生涯初の映画館での映画鑑賞体験が「スターウォーズ」(当時は一切、サブタイトル無しですよ)。劇場がどこだったかは覚えてないけど、けっこう大きな劇場>>続きを読む

グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

2本の映画といくつかの予告編から成る1つの作品。単品に対してどうこうではなく、こういうB~Z級の映画を日がなやってる映画館の雰囲気を楽しむ作品。日本だったら文芸坐みたいな名画座?うーん、文芸坐では黒澤>>続きを読む

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

4.5

平成ガメラシリーズの金子修介監督が満を持して演出したゴジラ映画。
体格差のある怪獣の格闘戦の面白さ。決戦の場となった土地の立地を活かした闘いのアイデアが秀逸。
他にも、この映画の面白さを語ることはでき
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.3

久しぶりにDVDにて観賞。
サスペンスにアクション、ユーモア。若い人にももっと観てもらいたい作品。できれば、スクリーンで。実は自分もヒッチコック監督の映画は全てビデオかDVDでしか観ていない。
ところ
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.0

話の展開がどうなっていくのか読めず面白かった。多重人格の着目点が良い。
自分の人格が一週間で1日しか無かったら、やり残した事を次にできるのは一週間後ってこと?!自分には無理だな。

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「キネマの神様」の劇中で『おだの「東京の物語」』と言われ、ラストシーンで汽車が走るカットが引用されていたのが、この作品。評判が良い北川景子の役のモデルは原節子。女優引退後は亡くなるまで公の場に姿を現さ>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

トニー・レオンとミシェル・ヨー(キング)久しぶりに見た。元気そうで何より。
マーベルとクンフーの組み合わせでなかなか面白かった。これまでのシリーズとの融合もスムーズに進んで今後も面白くなりそう。
ラス
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2020年個人的映画ベスト10の1位(「パラサイト半地下の家族」と同率1位)。
草彅剛演じる主人公が親類の女の子を不本意ながら預かる。女の子も不本意そうだが、やがて本当に血の通った母娘のようになってい
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キネマの神様(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

現代と過去、それぞれの役を演じる俳優が同一人物を演じているというには違和感しかなかった。そりゃまぁ別の俳優だから仕方ない部分もあるのだけど、できる限り、違和感が失くなるように擦り合わせて演じるとこじゃ>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

娘と実の父が初めのたどたどしさから、徐々に心の距離を近づけていく様が良い。豊川悦司がかわいい。娘と門司くんが帰った後に、カメラはそのまま父が家の中に入り、やがて娘の好きなアニメのテーマ曲が聞こえてくる>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

7/19 1回目観賞。
9/2  2回目観賞。
主人公 すずが自らのトラウマを克服する物語。何故に母は実の娘を置いて、見知らぬ子を助けようとして命を落としたのか?クライマックスの歌を唄うその時に、母の
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.5

期待せずに観に来たが、なかなか面白かった。主人公のアーヤがメソメソせずに自らの状況を切り開いていくのが良い。また音楽も良い。時間もサクッと観られる短さで、少し物足りないくらいがちょうど良いように感じた>>続きを読む

マイ・ダディ(2021年製作の映画)

2.5

血の繋がらない父と娘を描いた良い映画なのだとは思う。しかし、いまいち心に響かなかった。山田洋次の「息子」、最近の映画では「ミッドナイトスワン」、「子供はわかってあげない」など父と息子、疑似親子、血の繋>>続きを読む

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