中粒納豆さんの映画レビュー・感想・評価

中粒納豆

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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.7

配信で何度も観ている大好きな映画を、リバイバル上映で観れた喜びよ… 初回は映画デビュー間もないころのブラピ出演作ってことで鑑賞したのだけど、テルマとルイーズ姉さんの自己解放というか自由闊達さにここまで>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.9

『荒野の七人』(黒澤明監督の『七人の侍』をリメイクした作品)を原案にした西部劇。

『七人の侍』や荒野の七人シリーズのどれも観たことがないのだけど、ストーリーもわかりやすく、アクションも迫力あり!で楽
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.9

1960年代の米ソ冷戦時代が舞台。キューバ危機から世界を救った勇敢な男たちの姿を、実話を基に描いたカンバーバッチ主演/製作総指揮作品。役者魂!

MI6とCIAが組んでスパイ素人のサラリーマンに諜報活
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エール!(2014年製作の映画)

3.6

聾唖の家族3人を支える少女が大きな弊害(母)に葛藤しながら夢を追う物語。『コーダ あいのうた』のリメイク元作品。

娘の負担が大き過ぎて、毒母に負けず自分の夢に進んで欲しいと思いつつ観てたけど、コメデ
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カジノ(1995年製作の映画)

4.2

1970年代のラスベガスを舞台に、カジノの裏側とそこで生きる人々の暴力に満ちた生きざまを描いた作品。『グッド・フェローズ』に続くスコセッシ監督作の実話を基にしたフィクション。カジノとギャング&マフィア>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

3.9

イギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスの自伝を基にした、オスマン帝国からのアラブ独立闘争を描いた歴史映画。

広大な砂漠で繰り広げられる大規模な戦闘シーンは圧巻!とてつもなく壮大なスケールに驚
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ブレイブハート(1995年製作の映画)

3.9

スコットランドの実在の英雄ウィリアム・ウォレスを描いた壮大な史劇ドラマ。メル・ギブソンの監督主演作。

戦場シーンのスケールの大きさ、アクションシーンも大迫力でこれぞ圧巻のスペクタクル!と言える作品。
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.7

ひとり息子を戦争で失った労働者夫婦が、ナチス政権への思いを葉書に綴り小さな抵抗をしていく姿を、実話を基に映画化した作品。

キャストも背景描写もとてもいい作品なのに、全編英語に加えて邦題もなぜ?といつ
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

シーズン第11弾は劇場で!と思っていたのに結局配信頼みに。ワイスピファミリー結集!どこまでぶっ飛ぶのか?と楽しみにしていた最新作。

懐かしいシーンもあり、なかなかよかった。出てないと思ったら!次回こ
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JFK(1991年製作の映画)

3.8

オリヴァー・ストーン監督がニューオリンズの地方検事ジム・ギャリンソンとジム・マースの著書を基に、ケネディ大統領暗殺の謎に迫った作品。クレイ・ショー裁判にいたる捜査を題材として描かれている。

地方検事
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ヒート(1995年製作の映画)

4.0

1989年のTV映画『メイド・イン・L.A.』をセルフリメイクした作品。ロサンゼルスを舞台に、強盗団のリーダーと彼らを追う刑事を描いた作品。

豪華なキャスト陣、はまり役のデニーロとアルパチーノのやり
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交渉人(1998年製作の映画)

3.9

ハラハラドキドキのスリルと真犯人を追うサスペンスにアクション、最初から最後まで怒涛の展開が秀悦。眠たくても目が冴えてラストまで観てしまう作品。

ふたりの名優の演技も見応えあり。存在だけで何かあると思
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

1950年代のロサンゼルスが舞台、腐敗したロス市警の刑事たちが連続殺人事件を追う群像劇。原作はジェイムズ・エルロイ著の長編ノワール小説「L.A.四部作」の第3部。

構成&脚本が素晴らしいからかストー
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.6

事件の重要証人の少年と女性弁護士の闘いを描く、ジョン・グリシャム原作の法廷サスペンス。

ブラッド・レンフロのデビュー作をやっと観れた!中弛みしちゃったけど、生意気役が本当にはまるブラッド・レンフロと
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.8

中東からカナダに移住した女性の壮絶な人生を、彼女の遺言によって双子の子どもたちが母の過去を追っていく人間ドラマ。

スロー展開からじわじわと引きつけられたけど、凄絶な出来事の連続とラストの衝撃!で心が
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ディオールと私(2014年製作の映画)

3.7

2012年春、クリスチャン・ディオールの新デザイナーに就任したラフ・シモンズが自身初となるオートクチュール・コレクションを発表するまでの奮闘を描いたドキュメンタリー。

オートクチュールに初挑戦する苦
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.9

『ホーダーライン』の続編。麻薬カルテルの壊滅に乗り出すCIAの特別捜査官と、彼が雇う暗殺者を描いた作品。

前作とはまた違った緊張感があり、アクション作品としても楽しめた。ベニチオ・デル・トロがむちゃ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

麻薬カルテル壊滅のためアメリカとメキシコ国境の町に送り込まれた女性FBI捜査官が、常軌を逸した現場に直面し葛藤する姿を描いたサスペンスアクション。

重厚で淡々としたストーリー展開なのに、何が起こって
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ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

3.0

へんてこ邦題付けられちゃったなーと思ったら原題のままという面白さ。なんだかいろいろ意味わからずドキドキしながら観てしまった。

ヒトラーを射止めた回想録が割と長き、突然ビッグフット退治へ!老人に頼りす
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

俳優・監督などマルチに活躍するケネス・ブラナーが自身の半生を描いた自伝的ドラマ。宗教紛争に揺れる北アイルランド・ベルファストに住む家族の日常が、9歳の少年目線で描かれている。

モノクロ映像の中にカラ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

ワイオミング州ウインド・リバーの先住民居住区で起こった殺人事件を、FBIの女性捜査官と地元のハンターが捜査するサスペンス。

先住民女性に対する蛮行がおぞましく、アメリカの恥部を描いたかなり見応えのあ
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.7

資産家の夫を亡くした未亡人の遺産を狙うベテラン詐欺師が織りなすサスペンス。小説「老いたる詐欺師」の映画化。

予想通りの展開だと思っていたら後半は意外な方向へ。も少し驚きたかったけど、英国ベテラン俳優
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聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

2.5

悩める売れっ子脚本家が美女たちとの出逢いによって変わっていく様を描いた作品?なのか… とりあえず豪華キャスト陣に惹かれて鑑賞。

映像は美しいけど叙情的というか、何とも言えない感じがテレンス・マリック
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テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.5

地球規模の天災が起きると信じる主人公の狂気を描いた作品。ジェシカ・チャスティン目当てで鑑賞。

マイケル・シャノンがはまりすぎ。支える妻役のジェシカ・チャスティンも好演してた。予知能力というべきか。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.7

Facebook誕生の経緯を描いた伝記ドラマ。FB立ち上げに関わる人たちは実在し、その後の訴訟や裁判などの件は実際の出来事だけど、全体的にはフィクション作品なんだとか。

FB創設者のマーク・ザッカー
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

ソ連の女スパイ(というより殺し屋)の活躍を描いた作品。KGBにCIA、派手なアクションシーン、そして最強の女スパイと好みの要素ばかり。

リュック・ベッソン監督らしいテンポのいいストーリーで、過去に戻
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.0

元バレリーナの女性がロシアのスパイとなり、諜報活動(主にハニートラップ)する姿を描いた作品。アクションはほぼなくサスペンス要素が強め。

ジェニファー・ローレンスの脱ぎっぷりも含めた体当たりの演技がす
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.7

第2次世界大戦下に英国諜報部MI5がナチス・ドイツ軍を攪乱させるために行った「ミンスミート作戦」の行く末を描いた作品。その後ヒトラーを疑心暗鬼にさせたきっかけの作戦だったかと(たぶん)

007シリー
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

シネ友さんお薦めの作品。先天性疾患を持って生まれた少年オギーだけではなく、家族や友人などの目線から描かれていて、道徳教育にもなるような心温まるストーリーだった。

『マイ・フレンド・フォーエバー』ぶり
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.7

2回目
人種も言葉も違う女性ふたりが心を通わせていくストーリー。音楽と美しい砂漠の風景以外覚えていなかった汗 部屋にポストカード飾ってたよなぁ、懐かしい。

すべてはとってもキュートでハートフルなジャ
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ブラック・ビューティー/黒馬物語(1994年製作の映画)

3.6

『戦火の馬』と同じく人間に翻弄される馬の儚い姿を黒馬視点で描いた作品。アンナ・シュウエル著の児童書「黒馬物語」が原作。

こちらも馬の演技が素晴らしい。ラスト近くまで引き込まれて観ていたのに、あのひと
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戦火の馬(2011年製作の映画)

4.0

第1次世界大戦下、飼い主の元を離れて戦地をさまよう馬ジョーイを通して、参戦した各国の兵士や人々の悲劇を描いた作品。

ジョーイの演技が素晴らしく、どうやって調教したのかと感心しながら鑑賞。戦地でのさま
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

1980年代のアメリカ南部アラバマ州が舞台。冤罪で死刑宣告された被告人の容疑を晴らすべく奮闘する弁護士の姿を描いた人間ドラマ。主人公ブライアン・スティーブンソン著のノンフィクション作「黒い司法 死刑大>>続きを読む

涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

4.0

1950年代のアルジェリアが舞台、殺人の容疑者の男と彼を移送する男が友情を育んでいく人間ドラマ。アルベール・カミュが自らの経験をモチーフにした短編集「追放と王国」の一遍を、ヴィゴ・モーテンセンの製作主>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.6

1950年代のNYが舞台。障害を抱えた私立探偵が恩人殺害の真相を追うクライム作品。エドワード・ノートン監督脚本製作主演。

触れ込みの抜群の記憶力はそこまで発揮できてない?気もしたけど、ハードボイルド
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.7

1960年代の人気TVシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』をガイ・リッチー監督が視点を変えて映画化した作品。

アクションは多くなかったけど、監督らしいカーチェイスは見どころ。1960年代後半のイタリ
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