はますけさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.3

よくもまあここまで見事にまとめ上げて綺麗に燃え尽きるとは…とは言え難解になりすぎず、シンプルに見やすい
リゾート装いのダニクレも可愛いけど、パンデミックに寄る人々の暮らしの変化ををちゃんと記録としても
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トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

3.8

今回もめちゃかっこいいフランク
あの手この手で車から離れないようにするのは面白かったが、ヒロイン含め前2作は超えられなかった

ロシア人に対する扱い雑すぎてうけた(ロシア人は登場しない)

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.4

強烈すぎるぐらいのシュールで、だけど音楽含め少し癖になるような中毒性を持った作品。この魔力はなんなのだろうか。
畏怖の念も感じつつ、面白いと思ってしまう。


「猿の惑星」のシーザーのように知識を与え
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草の上の昼食(1959年製作の映画)

3.6

風景とマッチする見事な音楽と少々大袈裟で奇天烈な登場人物たちの組み合わせがまたどこか違和感覚えつつ収まりはとてもよく、不思議な爽快感を味わった

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.7

この辺からもうあまり観た記憶がない
いろんな事件起こりまくる学校で退屈しなさそう

トランスポーター2(2005年製作の映画)

4.3

前作に引き続きひたすら強いし、子どもには優しいし、隙がない。強すぎる。
また夏休暇の警部と熱い友情感じて、これまた良い
消火栓のホースで戦うのはまたもや斬新

ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

内容としては長くないながらも様々なドラマを織り交ぜてほどよいスピード感
設定はさることながら、遺伝子レベルの優劣で選択される社会の恐ろしさ…

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.6

当時鑑賞したが、改めて鑑賞。
断片的に懐かしさを感じるところが多々あった
世界観の創出と音楽が素晴らしい

主人公補正は一旦置いておいて、あどけなさ残る面持ちだが時折覗かせる大人びた表情はさすがだと思
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

ファッション、音楽とにかくカッコいい
兎に角自分には心苦しいと感じる部分があって、肯定的に捉えることが難しいこともあるが、そこにはまた別の深みと拒絶と受容の繰り返しで積み上がるものがあった

Nirv
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トランスポーター(2002年製作の映画)

4.0

超A級のハンドリングでさらに肉弾戦も圧倒的に強すぎて全く死ぬ気がしなさすぎて清々しい
オイルまみれは逆に斬新で面白い

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.3

スーツはバシッと決まってるのにどこかおちゃらけててマイペースなダニクレの姿が新鮮だった😂
会話の組み合わせ方も伴い冗長もなく展開を素直な楽しめた

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.9

アナザーワールド的スパイダーマンのオリジンとしては楽しめた
多少のやっつけ感は否めないが嫌いじゃない
冴えない見た目の高校生がスーパーヒーローになった時の顔つきの変化はどの作品でも色褪せず魅了される

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.0

これは間違いなくウディアレン。だが、ちゃんと落とす悲劇的。
踏んだからこその過ちと失ってわかる喪失感そして募る憎しみ
頭数的な結果論で言えば何も変わらない、まさしく観覧車のように。だが蠢いた人間模様に
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.7

地元民にも観光客にも分類されない冴えない少年から町一番の美女を落とすまでのティモシーの色気が存分に発揮された
ロミジュリとまではいかないが手を出してはいけない禁忌に隠れながら…ではあるが、要素要素が弱
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アムステルダム(2022年製作の映画)

4.2

主演3人の素晴らしさは去ることながら
ノンフィクションながらコメディっぽさをもたらすの監督の要素も散りばめられていた
戯曲とも言える場面の連続と偶然(?)に物語が彩られた
キャストの豪華さに1番驚かさ
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ジプシーのとき(1989年製作の映画)

3.7

初っ端からクストリッツァって感じ
音楽と土埃交わるような世界で生きていく中で、
都会の建造物を前にすると悲哀を感じる
夢想の中に一縷の望みの切なさ

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

同じ家なのに異なる時間だけで家に対する想いの相違が面白かった
出される言葉が素晴らしいというか、絶妙な切り口を持ったセンスだった
服装の赤と青の対比もいい

SPACE JAM/スペース・ジャム(1996年製作の映画)

4.2

マイケル・ジョーダンの良い人感をとことん楽しめる
ワーナーの職権濫用ともとれる振り切れ具合とストーリーがシンプルすぎてなにも考えずに見れるのが面白い

ビルマーレイが絶妙

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

4.3

全体的なバランスといい、キャスト、服飾等々全てが美しく最高だった
キルスティンダンストが小っちゃくてもちゃんとキルスティンダンストで可愛かった

リヴァーフェニックスも見たかったな、、
もっと早く映像
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

一旦諸々を置いておいて、
映像と音楽の研ぎ澄まされた感覚が素晴らしい

それぞれが執着し1つのチームとなるまでの過程は楽しいが、たまに投げやりな設定…
SFスリラーとでも言うべき姿は10クローバーフィ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.1

アイスランドの大いなる大地の下に、
淡々と描かれる羊飼いの夫婦
畏れすら感じる異形を除いては只々自然な風景
違和感を感じてもそれは禁句であることが強制される空気感とそれが馴染んだときの緊張の弛緩の差が
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.7

全編にわたって支配する暗がりな湿った匂いがこちらまで漂ってきそう
無駄を削ぎ落としたような早い展開が早すぎて、たまについていけない…あと同じアジア人なのに顔の区別がつけられない…致命傷…

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.0

冒頭のリヴァーフェニックスがえぐい
考古学おじさん軍団の戦いの慣れなさがかわいい
多少のコメディ感を織り交ぜながら話が進むのでドタバタがすごかったが、話自体はいままでのなかでは1番ストレートだった

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.3

純粋さ、という綺麗なものでなく、無垢だからこその凶暴さを兼ね備えていると感じた。
(小さい頃平気で蟻を殺す感覚のいくつか上のランクか、?)

字幕なし吹き替えなしの全編手話だが、
会話による音が排除さ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.7

キャッチコピーでもある「最悪が止まらねえ。」
これ通りの内容だったのでキャッチコピーは正解

アクションだけでみればスプラッタ多すぎるけどまあまあな気がするが、とはいえシンプルな戦い方が多すぎた

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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.4

色んな対が織りなす中での2人の少女の会話劇
田舎と都会、静寂と喧騒、独学とアカデミック、直感と論理等様々だけど、おしゃべりの捲し立てはほぼコントだった

80年代におけるミラベルのファッションめっちゃ
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オールド(2021年製作の映画)

3.9

設定ととりあえずは(多少目をつぶって)それをなんとかしっかりやり遂げようという点は素晴らしかった
最後は救済に見せかけた絶望
マッケンジーはかわいい

ジャックニコルソン&マーロンブランドの件は理解し
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.0

佐藤二郎は素晴らしい

アクションは相変わらず凄まじい
前作が暗い工場に対しての昼に照らされた団地という対比が感じられた

貝沼くんは即死で残念だった

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.1

Twitterでよく原作の広告が出て気になったので映画の方を観てみた
割と豪華なキャストにびっくりと、
スパイ映画並みのアクションにびっくりした

原作まだ読んでないけど、おそらく原作の良さ引き出しつ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

薄い表裏一体で成り立ってるものは多くて、
根本辿ると同じだったりと枝先で世界が変わる不条理
動機付け弱くないかと思ってしまったけど、音だけひたすら拾って書き綴ってくような状態の中で鳴り響くソナタは天か
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.1

初っ端からクライマックスに入ってどうなるやらと思ったけど、その後も着実に闘って、
色々な思惑と、のちにつながる系譜と、さまざまなものが入り混じっていた
こういう流れを見るとまたロードオブザリングの頭か
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.3

ロードオブザリングにつながるような小ネタ含めて要素が多かった
三作目につながるワクワク感の形成は段違い
人間の街はドワーフ、エルフにない人間の街すぎてなるほどって感じ
樽アクションも楽しい

男と女(1966年製作の映画)

4.0

斬新なカメラワークと物語に寄り添うようなシャンソン
自然な愛の芽生えとカットの見せ方や構成が素敵だった
またカラーとモノクロの使い分けもすごい

ダバダバダ

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

4.3

時間が長い分、ただちゃんと描かなければならない、部分というところで冗長な部分は多少あるものの、
その他は楽しく観ることができた

本作でもいいとこどりしまくる気まぐれガンダルフ

CUBE(1997年製作の映画)

4.0

密室の心理劇と極限状態のあいまった恐怖的な悲劇
最後まで誰が主人公か、(そもそも主人公なんてないのか)というハラハラする展開が素晴らしかった
結局誰が何のためになんて考える余地なんて与える必要なく無駄
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.3

音楽と映像のマッチが素晴らしく、
鮫映画の最初にして最高の作品
これ以降の亜流は大量に存在するようだが、
リゾート地の美しい風景に対比する海面下の忍び寄る恐怖はこの上ない

フーパーが襲われた船の底を
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