はますけさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

MERU/メルー(2014年製作の映画)

4.3

ドキュメンタリーとしての完成度がえぐい
人類到達不能な場所への記録だが、スムーズに当てはめられた構成とそれを記録したジミーチンの凄腕具合
先人たちの叡智と彼らの研ぎ澄まされた精神力が生み出した類を見な
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.7

いままでは大人も子どもも楽しめる比率が半々ぐらいだったが、今作はだいぶ子ども寄りに落とし込まれた印象
敢えて言うならばやりたいことと、尺が合ってないのでだいぶ詰め詰めのあっさり
とはいえCGの質、常に
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

4.3

愛欲、愛欲、革命、愛欲、安寧の地
トマシュとテレーザの2つの視点を軸にして時代の流れと共に離れ絡まり合う
プラハの春を題材にしつつも、公開された後にビロード革命があり、時代に生きた作品であったのであろ
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呪詛(2022年製作の映画)

3.8

あんまりホラーみないからビクビクしながら観た
一部視聴者参加型みたいな手法は斬新でなぜそうしようとした意図も相まって効果的だったが、
そもそもドキュメンタリー的な手持ちカメラなのか、どの視点から?みた
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

4.2

世界観の創出とストーリー含めスタンダード、というかこれぞ王道という路線だが、
救われて幸せでよかったという感慨深さは
気を衒うことなくこれで良い作品ということ

邦題の良さもあるが、そもそもの原題の要
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恐怖分子(1986年製作の映画)

3.6

断片たちが集まる構成素晴らしいのだが、ストーリーがなにもわからくなってしまった。ぬぬぬ

THE QUAKE ザ・クエイク(2018年製作の映画)

3.7

「THE WAVE ザ・ウェイブ」の続編
前作よりもハラハラの演出が突出していた

「いまから地震が起きるから逃げよう」と専門家が言っても
周りは「は?」となるのは当たり前だが世知辛い
起きれば予言者
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陸軍中野学校(1966年製作の映画)

4.3

淡々と進んでいくスパイ養成
DVDに収録されていた予告編を観たらすべてネタバレした予告なので要注意だった…🙅‍♂️

市川雷蔵の渋さがスパイ映画としての冷徹さを際立たせていた

ウーピー・ゴールドバーグの ザ・テレフォン(1988年製作の映画)

3.6

どんどん不気味になって行き着く先が恐怖…
ウーピーの演技力すごいがそれ以上のサイコパス感がえぐい

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

事故とそのあとの描き方が素晴らしかった
共感を得やすい対立構造を作っていて、多少の薄っぺらさは否めないが、広げられるほどの話でもないので、これで正解なんだろうなと思った。

ちょうど見やすい長さだから
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.9

メタル映画にハズレなし!
編成は予想外だったけど、チェロのいるメタルバンドは普通にあるし、王道すぎないところも好感

白塗りメイクというかKISSを踏襲するようなメイクは別にメタルじゃないよなあ、とい
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

いままでのバッドマンの中で1番ダークだった(画面が)
NirvanaのSomething in the way がこんなにマッチすることがあるとは…

ちょっとだけ気になったのはカメラに映っての救助活
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.8

分かるんだが、まだ全然わからなかった
自分が追いついていない

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.9

少年時代の夏はかけがえのない時間だよな、、
夏を越え、またひとつ大人の階段を登る

ウィルウィートンが可愛すぎて🥺
リヴァーフェニックス役が大人になって亡くなるのも奇妙で哀しき運命を感じる

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

すべてが桁違いで人智を超えていた走馬灯ムービー
笑えたのかきみが悪いのか胸にきたのか、感情をぶっ壊しにきた

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

4.4

簡潔に手短に収まってること考えると良質な作品なのでは
曲のチョイスが絶妙でよい

ラファエル・アゴゲを久々に見たけど、変わらず美しい

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.3

なんか見たことあるシーン(または他で引用されたことがあるのか)が多かった
プライベートベンジャミンみたいなコメディ要素あるなと思ってたが、重なる狂気はさすがキューブリック

戦場は狂気
割と短めなはず
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

4.3

次々起こる不穏な出来事と、数が減っていくのはインターステラーみたい
デビッキ様の冷徹な狂気が美しい

このシリーズ、繋がりが如何であれ救われない悲劇をとても楽しめたので、引き続き作り続けて欲しい

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.1

コーヒーとタバコの匂いが目に染みるような、
だがどこか心地いいオムニバス

ホワイトストライプスがそのまま出てくるのはびっくり

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.5

とりあえず広敷をめいいっぱい広げてみたけどポロポロこぼれ落ちた
とりあえず戦うシーンが多すぎて冗長

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.7

闇堕ちハリーに関しては仕方ないけど敵を作りすぎた
ヴェノムは後半30分で出てくるには勿体なさすぎるいいキャラ

スタンリー先生ちょっと美味しいキャラ

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

4.0

文化のぶつかる地域の料理はめちゃくちゃ美味いと思っていたが、あながち間違えじゃないなと感じた
自分が訪れたり馴染みのない地域の料理だけにとても美味しそう

途中バレンボイム指揮はなんか笑った

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.4

メンバーのキャラバランスがとてもいい

アホなことを全力で突っ走っていくブレなさが愛おしい

チルボドも名前も出てきて嬉しみ、北欧メタル最高🤘🤘🤘

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.1

全体通して好感持てる内容
Dr.もそうだし、
電車の人々も

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.2

昔々にかいつまんで観た記憶はあったものの、改めて
スパイダーマンに成っていく過程がシンプルでよき

MJってキルスティン・ダンストやってたんやな、
スクールカースト最上位って感じの陽キャ感あって最高

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.8

最後のなにも回収しない感じ嫌いじゃない
前作のアナザーワールドってのは分かってはいたけど対比的な作り方は面白かった

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.1

設定であったりアクションも前作よりさらにパワーアップしすぎて若干置いてけぼり
たまに冗長

ぼろぼろの服でメカを操縦してるとSWに見えてきちゃうのはなんでだろう…

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

3.9

淡々とした描写と境目がわからなくなる愛の悲劇
なんだかんだ楽しめた

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

ウェスオールスターみたいなキャストでそれぞれの個性もさることながらオムニバス形式(やり方は展覧会の絵の構成みたい)で
ひたすら美しい絵本を眺めている感覚

レア様がひたすら美しい

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.4

原作もアニメも見たことないので続編があるのかも知らんけど
演出とキャストに金かけすぎたのかなんなのか脚本どうしたって感じ

役者は皆さんハマり役
キャストの濃さは帝一みたい
というか10年後も同じ人間
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メメント(2000年製作の映画)

4.2

伏線と編集が全て
この構成力はたまげたなあ、、、

TENETの解説でノーランがこれの銃弾の逆行について言及してて納得
記憶の失われ具合とメモの絶対性による悲劇。

ある意味テディ視点があったらめちゃ
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.3

悲劇が迫ってくることをわかっていながら、冗談を言う、、1番グッとくるやつ…

ピアノバトルは見応えあったけど、結果判定の仕方はよくわからなかったな、、、

カットされている残り50分が気になるのでいつ
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

4.0

鑑賞者に対しての体験のさせ方、とても好きだなあ、
勝手に「ミスト」のアナザーワールドで想像してたけど、
ゴジラから逃げ惑う一般市民はこんな感じなんだろうな、と思った
構成の仕方さすがだけど、デジカメが
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.3

カメラワークの秀逸さと幻覚症状の映像化凄まじい…
高校生ぐらいの教材としてめちゃくちゃいいのでは

地元の悪い友達は墓場までついてくる

ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

3.5

恋するレア様の表情を堪能できる映画
途中の展開はおおっていう感じだったが、
邦題のセンスと同様、広がり見れることが出来ずであった

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

内容の薄さはやや否めないものの、
途中まで誰が主人公かわからない展開や殺り合うシーンはエンターテイメントとして面白いかも
でもそれを楽しんでしまってるからそっち側なのかも