昔観た「櫻の園」みたいな感じ。
演劇の台詞の言い回しも「アルプススタンドの」で慣れた。
嫌いではない。
何なんだ、あのエンディング…
見事としか言いようがない。
濱口作品は、脚本の素晴らしさを直接感じることができるので、「あー、日本人で良かった。」といつも思う。
俳優陣も完璧。
エンディング曲が一番笑えた。
リトグリはそんなつもりはなかったと思うけど。
この監督の作品は、一見高尚で芸術的と思わせておいて、「これ、笑っていい場面なの?めっちゃ面白いんですけど…」の連続で、いつも戸惑ってしまう。
今回も期待通りに面白かった。最高。
こんな映画が好き。
『ゲゲゲの鬼太郎』の前日譚。
内容は、犬神家の一族と最近流行りの怪物とのバトルものを足したような感じ。
良作。
映画を観終わると、目玉おやじがカッコよく見えてきた。
やっぱり日本のアニメは素晴らしい。
心温まるストーリーで、最後は落涙。
小豆島に行く前に予習のつもりで観たが、ヲタの妄想の世界だった。
ここまでふっきれると、これはこれでよろしい。
「愛の不時着」の女優が出ていなかったら、途中で挫折していた。
もっと若い時に観ておくべきだった。
名曲目白押しの初期を懐かしむのはファンも一緒。
ビートルズのアビーロード屋上ライブのような感覚。
ただ、くるりは、ここからさらに前に進もうとしている。
絵に描いたようなホームドラマ。
大好きな尾道の商店街が舞台だったので、尾道まで足を延ばして鑑賞。
麻生久美子は相変わらず美しい。
貧しい庶民の群像劇。貧しいながらも、その中に生きる力と明るさが…全くなかった。
これはこれで忘れられない作品になると思う。
前作が認知症、今作は終末期。誰にとっても身近なテーマを見事なドキュメンタリーに仕上げている。
映像やストーリーにはツッコミどころ満載だが、キモはこの音楽に心が震えるかどうか。それだけで満点の映画だと思う。
村上春樹が「スタン・ゲッツこそJAZZ」と言った意味がやっと理解できたような気がする。
「自分は今、何を観せられてるんだろう」と思っている間に終わった。カオス。まぁ、おもしろかったからいいか。
ジ・オファー、ハケンアニメとこれで、監督とプロデューサーの役割がよくわかった。
いい映画は、その世界にずっと浸っていたいので、個人的には90分より長くてもよい。
台詞がないので主人公の感情が読み取りづらいが、現実の世界だって、そう簡単に他人の心なんて読みとれるわけでもないしな、喋っていても…
いい映画でした。
アニメの結末は想定外かも知れないが、映画のストーリー自体は思いっきり予定調和。
個人的にこんな低予算の邦画が大好物。
「カメラを止めるな」のように海外でリメイクされそうな、素晴らしい展開だった。
原作もバスケットボールも全く興味なかったが、あまりの評判なので鑑賞。
凄すぎた。
ストーリーも映像も日本のアニメ映画の最高傑作を更新した。
映像技術は「スパイダーマン:スパイダーバース」を超えたかも…>>続きを読む
16ミリのざらつき感が素晴らしい。
作中に出てくる、小学生が作ったとは思えない馬の絵と工作のクオリティの高さに、監督のこだわりを感じた。
「トップガン マーヴェリック」に匹敵する、想像のはるか上行くスーパー娯楽映画だった。
インド映画にハズレなし。
どんよりした内容のまま終わるのかと思いきや、まさかの後半の展開に驚いた。
矢野顕子が純愛を歌った「LOVE LIFE 」からインスピレーションを受けて、どうしてこんな3人のブレまくりの恋愛ドラマにたど>>続きを読む
さかなクン役にのんを充てた時点で100点。
さすが「横道世之介」の監督、素晴らしい。
部落問題について、中立的によくまとめられていた。
この問題はどうすれば解決できるのだろう、と思いながら観ていたが、最後の言葉に納得した。
あらゆる人権問題を解決するのは、当事者以外の人たちが本気でその>>続きを読む
一つの理想形だが、高橋源一郎が言うように課題もあると思う。そこにもスポットライトを当ててほしかった。
個人的には伊那小学校の方が目指すべき学校だと思う。
かまいたちのトトロネタくらい、観るタイミングを逃していた。
宮崎駿ワールド全開の名作。
やっと、「バルス!」「目が、目がぁー!」についていける。
「ジ・オファー」のために、改めて鑑賞。
何度観ても緊張しっぱなしの完璧な映画。
予想をはるかに上回る、くだらなさ。
TVよりも内容がなかった。
さすがドンブラザーズ、としか言いようがない。
映画の中で「『ニューヨークの夢』は自分にとっての『ボヘミアン・ラプソディ』だ」と語っていたが、それ以上の名曲だと思ってますよ、愛すべき酔っ払い、シェイン。