2014年頃鑑賞。以下当時の感想メモ。
この話の結末はいわゆる王道のハッピーエンドではない。確かにフランシスの人生はうまくいかないことばかりだったかもしれないけど、それでも彼女の人生を不幸なものとし>>続きを読む
2014年頃鑑賞。以下当時の感想。
印象に残ったのは、待ちに待った母からの手紙を「お母さんの手紙は優しいから心が痛くなる。痛いのは嫌だ。」という理由で燃やして捨ててしまったところ。祖母から心と身体両>>続きを読む
過去鑑賞作。
錆びきった歯車を潤滑油なしでギリギリ回すようなそういう種類の痛みを感じた。自分もまだ青年期の途中だから、あれはこういう葛藤でこれはああいう恐怖だ、とかそういうことの全部は理解できてない>>続きを読む
2015年頃。当時は面白く観てたけど、多分今はそんなに響かないと思う。
2015年頃鑑賞。”カミソリは痛い、水は冷たい、薬は苦い、銃は違法、縄は切れる、ガスは臭い、生きてるほうがマシ。
2014年頃鑑賞。結末にどこにも救いが無いが、当人らは幸せになるだろうと思っている。
2014年頃鑑賞。以下当時の感想。
今が冬だからかいつもより余計に夏の海や太陽や制服やこぼれたサイダーなんかが本当に発光してゆらゆら揺れてきらきら見えて、大嫌いな夏が少しだけ恋しく感じました。
2014年頃鑑賞。以下当時の感想。
ストーリーや時代背景はすでに描き尽くされてきたといっても過言ではないドイツのアウシュビッツ強制収容所・ホロコーストを題材にしたお話で、子供の目線からそれを見つめるっ>>続きを読む
2015年頃鑑賞。以下、当時の感想。
中盤の堤真一の「奴らはファンタスティックだ。俺たちリアリズムはファンタスティックには負ける!」というセリフがこの映画の全てを体現してると思う。ラストも夢オチならぬ>>続きを読む
家族関係の中に潜む、というか核ですらある血の繋がった者特有の苦々しさは昔も今も変わらないのだと分かった。これを戦後間もない1950年代に撮り切った小津安二郎の時代に対する感度が凄い。親側にも子供側にも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
思ってたよりは面白かったけど、夫婦愛を描くにしてはドール要素が過多だし、ドールへの情熱を描くには夫婦愛要素が多かった。なんとなく中途半端な印象。高橋一生は目の演技が秀逸。性的なことを撮ることと性的に見>>続きを読む
皮肉と風刺を盛りつつも、嫌味ったらしさは感じさせない洒脱な仕上がり。監督の撮りたいものを撮りたいように撮ったんだろうなという感想を抱いた。テーマとか伝えたいものとか、そういう観客へのメッセージ性は無い>>続きを読む
まず、主演2人の関西弁に違和感がありすぎる。変というか、雑。ここでかなり作品自体の印象がダウンした。
出会い方も展開も現実ではあり得ないようなものばかりで、「このシーンは妄想かな?」と首を捻る部分が多>>続きを読む
こじらせの解像度が低い。パッケージングされたおひとりさま・こじらせ・不思議ちゃんを見せ続けられた。
女として生きる際の全方位的な生きづらさ。大きな一撃ではなく寄せては返すような、じわじわと侵食していく生きづらさが描かれていた。映画として好きかと言われるとそうでもない。
「そうくるか、女誑しめ」「失礼だな、純愛だよ」
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緒方さんの声で聞く「死んじゃダメだ死んじゃダメだ死んじゃダメだ」は否応なくエヴァのシンジ君を思い起こさせたけど、エヴァがそういった模倣をされるほどア>>続きを読む
PHSの伝言板をマッチングアプリ、援助交際をパパ活に置き換えたらそっくりそのまま現代の話だった。だから多分、媒体を変えながら10年後も100年後も同じような欲望を持った人間たちが同じような目的のもとに>>続きを読む
学生たちについて、参加料のことを飼育料と呼んだり、三島を近代ゴリラと揶揄したり、意外と幼稚な煽りをするんだないうのが序盤の印象。やはり話術も器も三島の方が何枚も上手だった、年の功もあると思うけど。他者>>続きを読む
アンリは嫌なやつだったけど、最後の独白は『君の名前で僕を呼んで』の父親の独白みたいで良かった(影響を受けた順は逆だけど)。ピエールは良いやつだけど、実際近くにいるとモラハラしてきそうなので確かに距離は>>続きを読む
絶妙な距離感の人々の絶妙な対話劇。"問題なし"と"いとこ同士"と"いとこ同士?"が好きだった。"変な出会い"はマッチングアプリで会った人達みたいだなと感じたし、実際マッチングアプリの出会いって変なのか>>続きを読む