ネルソンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ネルソン

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

2.9

おねショタブラックコメディ

うーんこれは戦争映画には見えないですね...
設定も大戦末期だし戦争というよりはナチズムを中心とした話に感じました

内容はほぼ完全にコメディ、ブラックユーモアたっぷりで
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.9

あるある満載のゆるーい日常映画

ストーリーはすごくあっさりしていてコント感が強くないので楽に観ていられた
主人公のOLを演じるバカリズムは別に女性に見える訳ではないのに、違和感が一切なくて笑ってしま
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.7

明るいけど真面目な余命宣告映画

序盤は余命を知り、振り切って酒や薬をやりまくるのだけれど終盤の生徒への言葉を聞くと、この生き方を見せたかったのだろうと感じた
ストーリーはありがちだけど主人公が下品な
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劇場版めんたいぴりり(2018年製作の映画)

3.0

昭和の人情味あふれるローカル映画

華丸さんの演技が上手いというかそのまんまだけどそれがハマっていた
内容は明太子やら戦争やらいろいろ詰まっていたけど結局あまりまとまっていないように感じてしまった
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世田谷ラブストーリー(2015年製作の映画)

3.4

とてもシンプルなラブストーリー
backnumberの曲が元になっていてPVのような仕上がり(ほぼPV)

主人公がすごく純粋でメッセージの返信に悩んで悶えている姿が可愛らしかった
ただそういうところ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

サイケデリックなホラーアニメ

物語の序盤はスリラーっぽく全体が不安感に満ちていて心地よかった
後半では物語が入れ子構造になっていて、劇中劇と現実とが同じセリフを起点に混ざり合っていくところは非常に幻
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.2

新しい感覚のギラギラ青春映画

撮り方のテクニックが満載で観ていて飽きないし画面が常に楽しい
主人公がひとりで語るところや、物視点のカメラワークなどはやっぱりラブ&ポップ
感覚の切り取り方はとても瑞々
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

テーマは重たいけどハートフルで爽快な友情映画

まずこの時代設定に2人のコンビ、しかも運転手というのがすごくワンハリっぽいんだけどこちらはだいぶライトな関係
でもお互いの足りない部分を補完しながら少し
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.5

スリラーっぽいサスペンス
前作はまさにシュチュエーションスリラーなんだけど今回は刑事の方がメインでサスペンスになっちゃってるのが残念
あとはスプラッター要素が強くなっていて、課されるゲームも注射器プー
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.2

超ほのぼの猫アニメ
ストーリーはちゃんとあるんだけど猫目線だからか起伏がほとんど無くて淡々と進む
ただ全体でも30分と短く連作短編の形なのであまり退屈さはなかった
猫がベッドに上がれなくなったりして少
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.1

淡くて爽やかな青春映画
光と影の使い方が絶妙ですごく岩井俊二っぽい
一番印象に残ったのは森七菜ちゃん
他の人の演技も非常に自然で合っていたけど、1人だけ空気感が全然違っていて引き込まれる
庵野秀明が俳
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悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.9

スリラーだけどラストは完全にホラー
定期的に恐怖を煽るようなシーンがあり、全体的に緊張感が張り詰めている
後半につれて不安な気持ちがどんどん焦りに変わっていくところもいい
ただ前半はめちゃくちゃつまら
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.9

シンプルで生々しいクライム映画
まずこのカメラワークがめっちゃいい
自撮り風のアングルや昔のグラセフみたいな俯瞰の視点も不穏な感じが漂ってくる
殺し方だったりがすごく現実味があるので気持ち悪さ満載
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.1

ソワソワする青春映画
設定が昼ドラみたいな四角関係+同級生が義理の兄妹になるというアレな展開だけど思いのほか爽やかでよかった
ただ青春映画の割にはキュンとするようなシーンが少なかった
あと序盤の会話が
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.0

アートチックな自伝的映画
まずこのキャスティングにびっくりする
岩井俊二さんが俳優として出てるし、原作者がヒロインってのが一番衝撃的だった
アートっぽい映画だけどストーリーがしっかりしてるので普通に観
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炎628(1985年製作の映画)

2.8

半分プロパガンダの戦争映画
とはいってもソ連側がドイツ軍と同じ立場になってるシーンもあるのでプロパガンダと一蹴するのはなかなか難しい
戦争映画では珍しくでアクションシーンやハラハラさせるシーンなどはほ
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.8

一人称視点のアクション映画
90分だけどすごいお腹いっぱいになる
視点もそうだけどストーリーが訳も分からずどんどん進んでいくところもゲームぽかった
なんといってもこの映画の良さは爽快さ
パルクールとい
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.1

壮大過ぎるミュージカル
全編に渡ってミュージカルなの観たことがなかったなかなか新鮮、感情の起伏も分かりやすい
映像もきれいで特に街のシーンは奥行きを活かした視点が多くて重厚感がある
市民の目線に近いの
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リュミエール!(2016年製作の映画)

3.6

映画の原点を知れる映画
かの有名な『工場の出口』に始まって108本もの作品が種類ごとにまとめられていて当時の様子が伝わってくる
作品はフランスの街を映したものが多く、遠近感を意識していて絵画的な構図に
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.6

サスペンス要素もあるタイムリープもの
パラレルワールドに行くのではなく過去が変わると、未来も瞬時に変わるタイプなので良い
親子が無線で繋がる瞬間は本当に素敵で心温まる
途中からは刑事ものになっていたし
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

緊迫感に満ちた王道のサイコスリラー
これに近いようなストーリーの作品は多いが当時としては斬新なストーリーだったのだろうと思う
登場人物ではレクター博士が非常に印象的で落ち着き払った話し方に不安を掻き立
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四月物語(1998年製作の映画)

3.7

キラキラしていてこの時期にぴったりな映画
春特有の不安や希望の満ちた空気感を上手く切り取っている
上京する時に本当の家族が見送りをするところは笑ってしまった
松たか子の初々しくて透明感のある演技が可愛
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

美しくて哀愁のある映画
特に何かが起きたりするわけではないけど映像美とマクドーマンドの演技に引き込まれる
手持ちカメラと距離の近いカメラワークでドキュメンタリーっぽい映し方になっている
全体に漂ってい
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

4.0

爽快でパワフルなコメディ
とにかくテンポが良くてポンポン進んでいくし時間も90分と短めなので気楽に観ていられる
ストーリーも曲も初めの方はめちゃくちゃつまらなそうなのに一気に盛り上がって安心した
あと
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.8

とても壮大で真っ直ぐな超名作映画
初めは4時間近い長さに辟易していたが起伏に富んだストーリーで飽きることなく見終えることが出来た
主人公のスカーレットはワガママなだけに思えたが物語が進んでいくと芯があ
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.9

あたたかいけどさみしい映画
まず雰囲気がいい
時代を感じさせる映像の質感に街並みの再現も細かくてすでにノスタルジック
祥子がうちわで扇いであげてるシーンは犬の尻尾みたいに嬉しくなるとブンブン振り回して
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ギミー・ヘブン(2004年製作の映画)

3.6

事件が無くても成立しそうなサスペンス映画
そもそもテンポからしてサスペンスのテンポじゃないしサスペンスがメインじゃない
共感覚について分かりやすく説明されていた
全体的にぼんやりとしているもののラスト
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スティルライフオブメモリーズ(2018年製作の映画)

2.1

掴みどころの無い映画
というよりアート的な要素が多すぎてよく分からない
意味の分からない演出が多く、それらがが無駄なものに思えて仕方がなかった
配信サイトで観たためモザイクが頻繁にかかっていて、特にラ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.9

面白い要素が凝縮されたSF映画
とにかく見終わった時の衝撃はダントツ
本当にとんでもない映画
ストーリーにメリハリがあって最後まで一切退屈することなく見られた
伏線を一気に回収していく後半のジェットコ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.7

心が温かくなるクリスマス映画
とにかく一人一人のキャラクターが濃い
作画が綺麗、動きも非常にがなめらかで人物が生き生きしている
鮮やかで暖かみのある色づかいも特徴的
ミユキのボソッと言うツッコミが好き

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

格好よくてオシャレな映画
ベンの仕事に対する姿勢やこだわりなどがとても素敵でバイブルにしたくなるのも頷ける
全体的に優しい雰囲気でコメディらしいシーンも多くあたたかい気持ちになる
それ故にちょっと物足
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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

3.2

欅坂の事がよく分かる映画
ドキュメンタリーなので本当にただそれだけ
元々の9thのメイキングなど貴重な映像が多い
内容は既知の事が多いので欅坂をあまり知らない人の方が楽しめるのだろうと思う

デビルシャーク/エクソシスト・シャーク(2015年製作の映画)

1.1

映画の凄さを心から実感できる映画
普通の映画はちゃんと考えられて作られているという当たり前のことに気づかせてくれる
次に見るものが必ず楽しめるようになるのもgood
70分で本当に助かった...

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.7

いろんな意味でもう一度観たいと思わせるような映画
まさしく庵野監督の集大成だと思う
集大成というか終わらせようという気概を感じた
ラブ&ポップのワンシーンが出てきた時はテンション上がる
戦闘シーンの迫
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.6

さみしさの漂う映画
雰囲気はエヴァの25話あたりに似てる
90年代の渋谷なんて全く知らないのにこれを見るとノスタルジーを感じてしまう
主人公の心の揺れ動くのがひしひしと伝わって来る
俳優陣が意外と豪華
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ザ・コア(2003年製作の映画)

3.4

非常にテンポのいい映画
というよりもテンポが速すぎて色々すっ飛ばされてる
ただ地球の内部に進んで行くのはなかなか新鮮に感じた
CGの安っぽさも含めこのB級映画感がたまらない