harukapiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

映像も綺麗だったけど、音楽やピアノの音色がとても綺麗だった。
イタリアの田舎街とか、雨の日にお母さんが朗読してくれる古いお話を家族皆で聞く場面とかが印象的。いま辛いと感じる感情を忘れようとするのは、惜
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.0

悪くなかったけど、曲が個人的にそんなにだった。アナ雪とかリメンバーミーみたいに土着文化が溢れるような描写を期待してたけど、村の様子と船の操縦とマウイのハカと少しの現地音楽?くらいだったのが少し物足りな>>続きを読む

ツォツィ(2005年製作の映画)

2.5

主人公の顔つきが優しげに変わっていくのが印象的。彼に弟か妹でもいれば、彼の人生は変わっていたのかも。(でも彼自身、お父さんはさておきお母さんの様子を見る限り、親の愛情がまったくなかったわけではなさそう>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

韓国映画は日常生活にありそうな怖さを描いてるから、頭に焼き付くかんじの怖さがあると改めて思う。内容は、なんともいえない。
日本いじりネタとか北朝鮮いじりネタとか混じってて、韓国人が観るとよりリアリティ
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さよなら、アドルフ(2012年製作の映画)

3.0

映画の雰囲気は題材違うけど「サーミの血」みたいだった。1人の少女がしっかりと大人に向かって進んでいく姿。
敗戦後ドイツにおける、ナチスの子供たち。生き抜くことの難しさや、家という守られた空間から放り出
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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

2.5

ニコール・キッドマンが美しい。服装も素敵。でも最後のスピーチにはいまいちグッとこず、するっと終わってしまった。自分がしっかりせねばと国史や語学、マナーを身につけようと気持ちを切り替えた姿はよかった。

ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)

3.0

マケドニアの田舎の風景と協会が美しい。3部構成で場所・登場人物が移り変わるけど、どこかでつながっている。
マケドニアとアルバニアの抗争について不勉強でわからないところも多々あったけど、同じ村(もしくは
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

2.5

こんな病気があるんだ。彼には思考があったからあんなにも長く生きていけたんだと思うけど、凡人は頑張れないかもしれないとも思った。3人も存在の証がいるのに結末はやるせない。
彼女は長い期間連れ添う中で、物
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

華やか。最後にもう一波乱あるかと思ったけど、割とすんなり終わった。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

観たい!けど古くて観れない、、と思っていたらTSUTAYAの発掘良品コーナーで発見。ありがたや。

ものすごいテンション高く進んで行くんだけど、国家の分断とか崩壊という現代史的立場から観るとものすごく
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パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)

3.0

フランスのヴィアジェを扱った映画ということで鑑賞。売却後も売主が死ぬまでは売主のもの、しかも月額年金も受け取れるなんて、ヴィアジェってすごいシステムだわ。
ストーリー展開としては、不倫を正当化する立場
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

2.0

ヒロインが、自分は何も肝心なことを言ってなくてモテ女の姿勢のままで必死になってなくてずるいと思った。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.5

原作を読んでみないと何とも言えません。
ギターの音色が思った以上に美しくて、聞き惚れました。

桜桃の味(1997年製作の映画)

2.5

大地が光を受けてとても綺麗。
老人の言葉が染み入る。赤と黄色に染まる夕陽をみなくて良いのか?満月の光をみなくて良いのか?すべてを拒み、すべてを諦めてしまうのか?桜桃の味を忘れてしまうのか?朝露の匂いを
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希望の樹(1976年製作の映画)

3.0

革命前夜の田舎町。狂人扱いされた人々の方がよっぽど道徳観を持っているという皮肉。

祈り(1967年製作の映画)

2.5

光と影や白色の使い方が美しかった。ゲーテの小説みたいな展開だけど、内容難しかった。

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.0

上空から見たフランスの田舎の風景がとっても綺麗。フランスの家庭料理を、と言いつつトリュフたっぷり、こだわりたっぷりのご馳走の数々がおいしそう~。こんなのフランス家庭料理で食べてるの?笑 あとお料理>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.5

切ないシーンが多い。でも映像の中の色彩とか空気感が綺麗で、インドのギラギラと熱いエネルギーが和らいで映し出されるかんじ。サリーや布の鮮やかさ、田舎の大自然、都会のスタイリッシュさ、街の喧噪とか諸々のシ>>続きを読む

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.0

日常にあるような近隣への不信感だとか、難民への不満だとかがブラックな言葉で混じられつつ窺えた。そこ、そうなるの?的な展開もあったけど、ユーモアがあるからこそ大衆に受け入れられ、それが問題提起につながっ>>続きを読む

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.0

なにはともあれ友情のお話。色彩豊かで、照りつける眩しい日差しを感じるようだった。

グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)

3.0

他人なのにあんなに言いたいことをお互いさらけ出せちゃうのがすごい。

台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

2.5

台湾旅行の余韻を求めて、台湾映画。んー、ちょこちょこ、あ!ていうのがあるけど、内容はまあまあかな。

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

東京だけ、感がちょっと。
3年後、江戸は入江にあって~と状況を受け入れている人がいる一方、水の侵食にすらも観光遊覧船とか運行してる人間のしぶとさにびびる。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.0

ところどころ、そうきたか!て場面。
インドの自殺とか競争とか過酷なんだなって思ったけど、勇気が出てくるような映画に仕上がってる。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

3.0

図書館という名前だけど、日本で言うところの図書館と公民館がミックスされたような存在に感じた。予算に関する議論が繰り返し映し出されたように、半分公的資金、半分民間資金によって支えられた公民協働の施設。>>続きを読む

メラニーは行く!(2002年製作の映画)

2.0

メラニーがちょっと自己中かな。
でも「何で結婚するの?」の返事と、最後の砂浜のシーンは美しくて映画ならでは。

主戦場(2018年製作の映画)

3.0

文書が残されていないのであれば、慰安婦問題は存在していないとも主張しきれないのでは。慰安婦問題が存在したと主張する人の話に一貫性がないとしても、その話を複数人の人が別々の場所で起こしているのであれば、>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.0

Somewhere in Balkanだけれど、ボスニアのどこか。
国連の虚しい規則や理論と、紛争中さらには紛争後を生きていかなくてはならない人々のリアルな日常の会話、生々しい傷ついた街の光景と新しい
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教誨師(2018年製作の映画)

3.0

あなたがたのうちだれがわたしにつみがあるとせめうるのか

「死刑」と宣告された、その後。
その日が来るのを待つ生きた罪人のその後。
死刑と判決を受けた時点で世間から忘れ去られる彼ら彼女らのその後がこん
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ナディアの誓い - On Her Shoulders(2018年製作の映画)

3.0

「ヤジディ教徒は50万人で、7億人の人口に対しては少数派だが、6千人と言われる難民の中での50万人は規模として大きい部類」といったくだりがあって、増え続ける難民を想った。
国境はなく、あるのは人権だけ
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.0

「関東大震災で朝鮮人が井戸に毒を入れたという噂が飛び交い、沢山の人が虐殺された」
高校の時に習ったけれども、教科書で一文を読んだ程度で、どのようなことが起こったのか、どのような人たちがいたのかは深く考
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.0

モロッコに旅行したときに、ここがグラディエーターの撮影地だよと教えてもらったので鑑賞。自然の映像や豪華な服飾が美しかった。悪役がほんとクズで、ラッセル・クロウがほんとヒーロー。姉の慈悲深さと美しさが印>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

3.0

広大で美しい砂漠。オスマン帝国とアラブの人々、大国であるイギリス(やフランス)。
中東政治を勉強してから観るとより理解が深まる。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.0

戦地に惹かれ続ける兵士の姿が印象的。戦地と自国の日常とがあまりにも違うからこその動揺や戦地に戻りたいという衝動。戦後のトラウマから抜け出せられない元兵士は沢山沢山いるんだろう。
愛国心というのはどうや
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