大阪アジアン映画祭2017で鑑賞。
舞台となるブータンでは上映禁止の作品(理想郷を造るため、排除したいものはなにか?)。
海外の映画祭で上映されるだけあってレベル高い出来上がり。
森の奥深く、12年>>続きを読む
医療の発達や世界のあちこちが高齢社会になりつつある中で、尊厳死とか高齢者の存在を扱った作品が多くなってきているような気がする。
お母さんの一番好きなところは自分の信念をやり遂げるところっていうセリフと>>続きを読む
シベールの小悪魔っぷりが…。白黒なんだけど、飽きさせない美しい映像の魅せ方だった。孤独を埋めあうストーリー展開も深かったんだけど、こんな少女がこんな役をしてしまって(役といえども)、この後の人生の価値>>続きを読む
「自分の夢は、手を伸ばして掴みとるんだ。」
「何でも1回は試しにやってみること。」
「人生は長い。生き方を大きく変えないと。」
「人生の楽しみは、人間関係だけじゃない。」
茂ちゃんがとても好きだった。
自分の話を聞いてくれる人は、たとえ騙されてでも大事にしたい、って1人でいることの寂しさとか切なさとかがぎゅうって詰まってる。空き缶抱えて「おうちに帰ろうな」ってごみ箱入れ>>続きを読む
コロコロ変わる幼少期トトの表情にぐっと心を奪われちゃうかんじ、ね。
「理解できない、でも愛してる。」
「この愛は誰にも奪えない。」
「居心地の良い不幸ではなく、幸福を選んで」
感情のぶつけ合いがすごくて、すこしつかれた。
教科書の1行とか、挿写真の説明書きとかですませられる「キリシタン弾圧」。映像化されたらこんなにむごい虐殺になるのかと、「弾圧」ですましてしまっていいのかと、途方にくれるような、葛藤の連続の作品でした。
英題「LAND OF MINE」が適切。'我々の国(土地)'と'地雷の土地'のかけあわせが秀逸。
軍曹が This is mine, land! て叫んでて胸が締め付けられた。赦しの難しさと人としての>>続きを読む
1980年代後半のアイルランド。
失業率の高さと鬱屈とした社会のなかで前を向こうとする少年たち。
英題「Me Before You」が観終わったあとに、しっくりくる。あなたと出会う前のわたし。あなたと出会ってからのわたし、もいるんだろうなって。
「自分らしく生きたい」と願う彼や彼女、「大好きな人に>>続きを読む
予告編に惹き付けられて鑑賞。
1950年代、NYに渡った沢山のアイルランド人移民。途中のシーンにもあったけど、橋やビルや高速道路を造り、NYの発展を支えてきた彼らはどうなったのか。(ドキュメンタリー映>>続きを読む
赤いスカーフ。赤い旗。
貼られたスターリンのポスター。
強調される「労働者階級」という言葉。
父親のいない家庭。
周りに怯えながら生きる人々。
エストニアという国の歴史を知っていればもっとひんやりと>>続きを読む
イタリア社会では女性が働きにくそうなのが印象的だった。
女と男の、友達以上だけど恋人にはならない距離感が素敵なんだけどほろ苦い。でも元気もらえる映画。
先入観でそこでの社会を捉えないこと
必要なのは支援ではなく貿易への参入
無料の支援による地場産業への影響