ハルヒコさんの映画レビュー・感想・評価

ハルヒコ

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

犯罪界の道化王子はいかにしてその地位に登りつめたか。
Filmarksの丸の内ピカデリー・ドルビーシネマ試写会にて。

泣き笑いをさせられるような奇妙な感覚。

序盤は思っていたよりもライトで意外だっ
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ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)

2.0

吹替が聞いていられないレベルだったので、途中から字幕版でなんとか観終えた。
元よりノオミ・ラパスがあんまり好きじゃ無いこともあって、久々に観ていて辛くなってくる映画でした。

DNAが適合していないか
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

アポロ11号と人類史上初の月面着陸、それらを特にその立役者であるニール・アームストロングの視点から描く。

オープニングのX-15テスト飛行からして最高。ライアン・ゴズリングの顔をドアップで映しつつ、
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

神「こんなんじゃ地獄行けないよ!何やってんの!」

建築家の夢半ばで行き詰まるジャックは、殺人趣味で不満を昇華させる。
芸術と言ってみるものの何も生み出せないままでいるジャックの滑稽さ。

地獄巡りか
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.5

過去作の数多くの伏線を回収しつつ、ファンが見たい物をしっかりと心得たシリーズ完結編。予想を裏切る展開とお約束とを二段構えで上手く見せてくれます。

ご都合主義にも通じますが、上澄みだけ掬って見せられて
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

2.0

ネットミームとして「Never Gonna Give You Up」が流れるんだけど、あれはネタとはいえ、ラルフがヴァネロペに対してエンドロールになっても「Never Gonna Give You U>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

2.5

中条あやみが出てます。

映画じゃなくて良い内容だったけど、既に深夜ドラマはあるのね。中条あやみが出てます。

芸人のコントのモノマネって感じで気が散るんですが、まあスマホで観るのには丁度良いのかも知
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.0

吉岡里帆が出てた。

案外最後までタネがわからず、してやられた感。あと吉岡里帆が出てた。

スマホで適当に観るのには良いんじゃないでしょうか。あと吉岡里帆が出てます。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

『パルプフィクション』でのヴィンセントのセリフ、「フットマッサージは危ない」は本当だった。

スロースターターな宮廷権力闘争劇。タイトルシーンがいいですね。魚眼レンズによる空間表現が面白くて、そのおか
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

ブラッド・ピットの舞台挨拶付き試写会にて。
他の映画を連想する瞬間が多くて、例えば『マッドマックスFR』『ファーストマン』『ブレードランナー2049』『ダークナイト:ライジング(というよりノーラン映画
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.5

本シリーズ特有の『風呂上がりにダラダラ観られる映画』感は健在。本編が無駄に長く、武器商人の件はグダり気味。地上波放映時はそのタイミングで風呂に入りましょう。

「新鮮味が感じられない」という意見も確か
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

幻影使いのミステリオ!彼とスパイディは無敵のコンビ!向かう所敵無しだ!

単独作としての色が薄く、個人的には不満が大きかったMCUスパイダーマンなんだけど、今回はそもそものストーリーがMCUの顔とも言
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サイコ(1960年製作の映画)

3.5

・オープニングタイトルが良い。
・殺人鬼の住む家からは『ジョジョ』に出てくるDIOの館が思い出される。
・『パルプフィクション』のアレに元ネタがあったことを初めて知る。

ドリーズームみたいな視覚効果
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.0

人間チームの仲の良さはいつまでも観ていられる。
「続編だから敵はデッカく!」と振り切れてるのは好感が持てなくもないんだけど、しかしそのノリが楽しいのは基本的に2作目限定だと思っているので(エイリアンク
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

『パルプフィクション』に並びタランティーノ最高傑作。シャロン・テート事件を背景に、1969年ハリウッドにおける”落ち目の俳優”、”スタントマン”、”新人女優”のそれぞれの3日間を描く。爆笑と同時に鎮魂>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

プーさんのテーマが流れるたびに半泣きにさせられていました。

小さい頃に「くまのプーさん完全版」をセリフを覚えるくらい見てきた自分としては、過去のエピソードを思わせるアイテムだったり楽曲だったりが登場
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

4.0

12以降は荒唐無稽化が著しい。
プラピとジョージ・クルーニーの会話が今まで以上に楽しかったです。仕事上のパートナーというよりも、古くからの親友として見えるシーンが多いんですが、これがどれも良い。

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エリア51(2015年製作の映画)

2.5

米軍基地の中で、宇宙人にまつわる何かが隠されていると噂されるエリア51、その秘密をPOV方式で暴く(というテイのフィクション)。
前半は基地潜入にむけた下準備、後半はエリア51で巻き起こる不可解な出来
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ムーントラップ(1989年製作の映画)

2.5

中は空っぽとかいう大嘘。

「ファーストマン」を観たことも影響して、オープニングの月面着陸シーンで少し熱くなる。
最初の戦闘シーンの溜めが過剰。
80年代の香りがプンプンする。
ストーリー、音楽等々隙
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ビデオゲーム THE MOVIE(2014年製作の映画)

4.0

ゲームの歴史を追うドキュメンタリー映画。
『Don't Stop Me Now』とともに往年のゲーム映像が流れるオープニングが最高です。

世界的に見ても「33パーセントはスマートフォンでゲームを楽し
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

草むらで切断された片耳を見つけたことから、青年は街の暗部に足を踏み入れていき、、、

あらゆる瞬間で基本的にハラハラさせられる。家宅侵入だけでなく、彼氏に内緒で別の男と待ち合わせするのすら詰めが甘かっ
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

「ビデオが嫌い!記憶ってのは自分で作るもんだから!」

後半が所々90年代のタランティーノ映画みたいな雰囲気になってて面白い。ラストの台詞から考えるに、人格と世界観だけじゃなく時系列もバラバラになって
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未来のミライ(2018年製作の映画)

4.0

鑑賞時は「評判よりかなりええやん!」みたいになりました。
タイトル等に騙されそうだけど、映画自体は別時空・異世界での体験による、くんちゃんの成長物語。

前半は淡白に時間旅行が描かれるんだけど、後半で
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めまい(1958年製作の映画)

3.5

既に居ない、過去の人間の記憶に囚われ続け...?

『裏窓』の主演俳優と同じ人が主人公で、この人いつもどっか怪我してんなという感じだった。
かの有名なめまいズーム(ドリーズーム)、カメラ移動とズームだ
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裏窓(1954年製作の映画)

3.5

本作は目線の誘導が面白い。
途中で2つの窓を一度に画面に写すシーンが。すると目線はどうしてもどちらか1つの窓にしか向けられず、1つの窓に集中すると他の窓が見えない。
人の視界を光と影で表す演出もあった
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

映画全体のルックスは好きなんだけど、ポップカルチャーの好みだったりそもそもサムという人物だったり、そういう要素が自分と合わなかったなという感覚が強くて期待してた程にはハマらなかったです。

ピアノのシ
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アメリ(2001年製作の映画)

3.5

悪趣味可愛い感じにハマるかどうか。パッケージの時点でかなり苦手な匂いがしていたけど観たらそこまででもなかった。
謎の男の証明写真の真相とかはぶっちゃけかなり好き。

ただ個人的には映画館で「映画を観て
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

「ここであのセリフの伏線回収です!ババーン!(スターウォーズのテーマ)」みたいなのが多過ぎて飽き飽きしてしまいました。
せめて色んな曲を流した方が絶対に良いと思うんですが、「ローグ・ワン」も何故かテー
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.5

旅行に前乗りして大分行ったらあまりにもやることがなくて、カラオケ行くか迷った挙句に大分駅のTOHOシネマズで暇つぶしに観た。

主演の俳優が少しのっぺりした演技に思えたけど、なんやかんや騙されたしそこ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.5

スラムに住んでた名も知らぬおじさんのエピソードが一番良かったです。死の国の色彩やそこにすむ動物(?)の蛍光色が最高。

おばあちゃん感に泣かされます。おばあちゃん感といってもあくまでひいおばあちゃんの
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.5

観た直後のメモに『「バイオショック」のスプライサー』と書いてあったので、多分なにかしらそういうシーンがあったような気がする。
午後のロードショーとかで数年おきに観たい感じ。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.0

ちゃんと観てなかったんだけど、後半の黄泉の国の設定はもっと早くに出しておくべきだったのでは。CGに金がかかるから出さなかったってとこかな。

エンドロールで流れる宇多田ヒカルだけが聴きたくて観てたのに
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

伏線を回収しきらず少し余白を残してる所が良かった。「前のアレはコレだったんですよ!」を一から十まで言ってしまわない所、というのかな。
だからこそ2回目を観に行く甲斐があったんじゃないですかね。リピータ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

前半は丁寧なのに、後半は唐突に「発射まで5分」とか言ったかと思ったら本当に5分で終わってしまったかのような異常な駆け足っぷりでした。

エディ&ヴェノムの描写をもう少し丁寧に描くべきだったかなあ。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

IMAXとDolby Atomosで鑑賞。
20世紀FOXのロゴで気分が上がったかと思ったらその直後にフレディの掛け声が入っていて、初見時はそこでもう涙腺に来てしまっていました。

Live AIDの
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