はるさんの映画レビュー・感想・評価

はる

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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.6

ヒロインである順の成長、トラウマの克服を描いた作品であるので、作中の順がどうしようもないのは当たり前ともいえるが、それをひっくるめて順が好きなのだ。世間でなんといわれようともぼくは大好き。そんな順を愛>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.4

ガール・ミーツ・ボーイの青春ラブコメの良作。長回しのカットが印象的だった。

別居親に会いに行くというパートがあり、家族というテーマも匂わせるが、ラブコメの本筋にそこはあまり関係がない。乱暴に位置付け
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サンダーロード(2018年製作の映画)

4.3

ジャンルとしてはコメディになるのだろうか。しかしそれも収まりがわるい、なにせ笑っていいところなのかどうかよくわからない。そこが実に味わい深い。

離婚後の状況が描かれるのだが、日本人にはわかりにくいか
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.5

前作ファンの期待を裏切らない出来。前作のような張り詰めたテンションは減って、エンターテインメントに寄せた感がある。こちらのほうが面白いというひともいるのは想像できるけど、ぼくは前作がやっぱり好きなのだ>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.7

実に淡々としているけれど、終始、映像に内在するテンションがすごいのだ。サウンドトラックもね。そしてアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)の醸し出す危険さに、しびれる。

麻薬カルテルとCIAの抗争でアメ
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his(2020年製作の映画)

4.3

ゲイがテーマであるように見えるが、実はこの映画は家族の再生がテーマである。家庭ではない、家族。

家庭は離婚によって成立しなくなるが、家族はそうした事とは別の次元にあるものだ。そしてそれは同性カップル
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.7

すずの決断からの一連のシーンは震えるほど泣けた。この手の成長譚には弱い、どうしても泣けてしまう。殻を破って懸命に頑張る姿は何より尊い。

そして父のメッセージがまた泣かす。欠落した家族であってもなんと
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.6

最後の雨に向けた花のセリフで号泣。なぜなら自分も同じ思いをしたから。そんなわけはないのにそう思ってしまう。そういう親の想い。

作中の花は、ファンタジー前提ではあるものの、徹底して理想の母として描かれ
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とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー(2021年製作の映画)

4.2

モルカーの涙は尊いのだ。後半薄まっていった人間の愚かさ成分強めの新作が見たい。

プロメア(2019年製作の映画)

4.5

TRIGGERならでは。気持ちいいエンタメ。

サントラが素晴らしい。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.9

戦争の一つの側面をアニメならではの手法でリアルに伝える映画。

音響の良い映画館で見るべき作品。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

アニメ映画ベスト3に入れたい。セルアニメの頂点。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

アニメ映画ベスト1。いつ見ても感動できる。少年の夢の全てがここにある。

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

5.0

アニメ映画ベスト3にいれる。あらゆる点で完ぺきの作り、バランス。ダメなところが本当に見つからない。今後、長年にわたり語り継がれていくであろうアニメ映画だと思っている。しかしまだまだ観た人も少ないだろう>>続きを読む