トラ子さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

映画館で鑑賞。戦闘シーンは規模が大きく圧巻。ナポレオンの戦法は非常に賢くも残酷で、敵国からしたら「次の戦争率いているのはナポレオン」という情報入れば警戒せざるを得ない。
人間味あるような行動も多々るが
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SAINT LAURENT/サンローラン(2014年製作の映画)

3.3

美しいなと感じ、痛みが刺さる作品。
彼の痛みが伝わるようなセリフが散りばめられてた。「彼を現実と繋ぐ唯一の存在」「別の世界にいるのはあなた」「心の繊細さが彼の心を壊していく」など。
ファッションに対す
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

怖い。文才ある少年が文章を書くために他人の家庭をめちゃくちゃにしていく話。小説読んでるような感じ。
主人公と同じように私も引き込まれてしまったけど、最初提出された文章からしてもう既に狂気だった。終わり
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

2.7

典型的ザ・フランス人みたいな会話のやり取りが随所に見て取れる。
インテリアなどセットは可愛らしく見てて楽しい。
どんどん奥さんの気持ちが膨れ上がり、それと同時に私もどうにもやるせない気持ちになっていっ
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

女性の変化というのは凄まじくて、若い頃から子供を産んで歳を取ってもまだ変化。
女性という自分のアイデンティティに翻弄されながらも、同じ女性である幼い子に癒されていくような。フランシスが生意気なのに素直
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

1.5

夫が亡くなり、霊となって奥さんを見守る話。
パイを食べるシーンがあまりにも悲しくて、二回くらい止めて、見るのやめようかと思った。映画が終わるまでずっと悲しみと苦しみが続くような感じ。構成やセリフなどい
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仮面の男(1998年製作の映画)

3.8

四銃士、かっこいい!友情とも取れる彼らの関係には心が動かされた。
デカプリオの演技が素晴らしい。顔つきや仕草で完璧に演じ分けた。

波止場(1954年製作の映画)

2.5

アカデミー賞作品ということで、見てみたかった。スカッとする話!

Ray/レイ(2004年製作の映画)

3.5

彼が歌ってる姿を昔に何度か見たことがある程度だが、今でも彼の曲を聴く。そんなチャールズの伝記。
彼はヘロイン中毒になる前からかなりの精神的な問題があったように見える。弟の死や自身の失明はかなり堪えたん
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.7

あぁ、衝撃的な結末…なんとなくわかってはいたけど…
ロイ、不器用で男臭さがかっこいい。
ロッキー役の女優はマレフィセントのプリンセス役で出てた子だったし、まさかこんな演技をすると思っていなかったので、
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.0

グランドフィナーレという邦題で、youthという原題だが、珍しく邦題が素敵だなと思った。白秋世代、はたまたそれより上の年齢になり、昔からの友情、家族、それまでのキャリアについてなど、非常に幅広い話題が>>続きを読む

パリの家族たち(2018年製作の映画)

3.7

いろいろな家族、特に母親についてフォーカスされた作品。いつの世も、どこの世でも母親は苦悩し、厄介で、それでありながらも愛される。
母の日を創設したアンナ・ジャービスについての講義が面白かった。母の日を
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ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

2.5

わけがわからない…。
「奇妙じゃない、傑作だ」など主人公言ってたけど、奇妙すぎる。
みんながあのジャケットに酔いしれていたということ?女の子は何のために?
理解しようとしても、最初から理解できないので
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.5

投票が終わるまでの待ち時間はこちらも非常にドキドキとして待ってた。あの時間の使い方はいい演出だった。
その演出の結果、最後のサンドラの気持ちが分かったような気持ちになる。
サンドラ、最後までいい人。

マイ・エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の母の表情は一体…?
最後まで救われなくてツラい。
エリーは正しく人を憎めて偉い。
大体こういうストーリーは母を最後まで憎まない子供として描かれるけど、この作品は子供が母を拒絶する、そこが良かった
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スパロークリーク 野良犬たちの長い夜(2018年製作の映画)

2.8

鬱展開っちゃそうかも。私には胸糞映画よりも鬱展開に感じる…
画面が暗く、誰が話をしてるのかきちんと声で判別しなきゃならない。
誰が犯人なのかわかるまで、なかなか面白かった!

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.0

大どんでん返しと知っていながら、大どんでん返しだった。笑
時系列がわかんなくなってるので確かめたい。

ある過去の行方(2013年製作の映画)

4.0

重厚。第二、第三の夫と、その妻。その人たちの子供の話。子供以外みんな自己中。尚且つ移民問題や文化の違いもある。
子供を一番に考えないと、大人たちも損をするんだなと思った。
第二の夫は落ち着いてて中々良
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A.I.(2001年製作の映画)

3.5

テディが可愛すぎてずっと目で追ってた。
テディなかなか乱暴に扱われてたけど、子供のおもちゃであるテディベアだから仕方ないのかな?
子供ロボットの母へ対する愛の物語。ロボットに愛が生まれるなら憎しみも生
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地獄愛(2014年製作の映画)

3.0

ずっとやばい。すぐ殺しちゃう。
嫉妬だろうけど、あれを見せられちゃそりゃ嫉妬する。
嫉妬するけど、普通は殺さない。
狂愛。
小さい結婚式を挙げるあたりが、純粋ぶってて気持ち悪さを増幅させてて良い。
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デッドマン(1995年製作の映画)

2.5

西部劇の空気感はガッツリ感じられる。湿っぽい。
ストーリーのテンポは遅め。
ノーバディ…

パリ20区、僕たちのクラス(2008年製作の映画)

3.5

ザ・フランス映画。盛り上がりは特にない。
他民族国家のフランスだけど、現場はそんな生ぬるい感じじゃなく殺伐としてるんだなあ。
日本でいう中二病みたいな感じだけど、意外とみんな嘘をつかずに正直に話すあた
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ネバーランド(2004年製作の映画)

3.0

子供に子供でいることを許してあげられる大人、いいなぁ。そういう人がピーターパンなのかもなぁ。でも、出来ればそれ自分の家でやってほしいなぁ、と思ってしまうのは、私が大人になったから?「あ、ふーん、奥さん>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

戦闘シーン多めかと思いきや、旅の様子や幼少期中心に描かれてるヒューマンドラマという感じ。とても良い話で、勇気を持つことや、努力した先に人を助けることができることなど、とても心が暖かくなる。
戦闘シーン
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

1.3

確かに衝撃作かもしれない、けど、大前提として現実とごっちゃにせずに一つのフィクションとして見なきゃいけないと思う。近いことは起きてるかもしれないが、そのくらいの前提で見ないと最後まで気持ちがもたない。>>続きを読む

変態村(2004年製作の映画)

2.0

どういうこと?なんでマルクのこと誰が見てもグロリアだって思うの?なんで?
闇三部作見ればわかるのか…?見よう。
理不尽にずっとマルクが可哀想な映画。
だけど心が病んでる時に見てもずっしりはこなそうな…

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

なんだか凄いもん見せられて、全く目が離せない…といった感覚。これ作った人の脳内が見たい、そんな世界観。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

映画中笑う、めっちゃ笑う。
それでいて幸せってそうだよね、っていうようなことをランチョーが全て言ってくれているような。最後のオチも最高に気持ち良かった!
ダンスあるのはインド映画なので仕方ないか。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

ずっと不気味。
私はバニーみたいな人に憧れてしまう。
幸せとは?誰にとっての?

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.5

ティムバートンか!納得!
ちょいグロいですがこの程度なら大人は大丈夫なんじゃないかな!

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.3

オリジナルを見たので、こちらも鑑賞。
雰囲気は違う印象。内容はほぼ全て一緒だけど酪農家と漁師など、細かいところは少し違う。こちらはハイスクールの青春映画みたいなのと、ヤングケアラー感が混在してる感じ。

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.8

ずっと見られずやっと鑑賞。面白い!夫婦ってここまでじゃないけど、やり合う感じは現実でもあるか…。罵り合いも面白かった。あの役をお互いやって結婚したご本人たちのことまで好きになりそう!

愛しのアクアマリン(2006年製作の映画)

3.5

女の子たちの青春・友情ストーリー。ほっこり。人魚の世界観可愛い。ヒトデのお別科使いは凄いけど、本当のことしか言わない、という設定がまた可愛く、ほろっとくる。