ハルムさんの映画レビュー・感想・評価

ハルム

ハルム

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

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昔レゲエ大好きな知人が息子に一愛(いちあい)くんって名前をつけていて、当時もいい名前と思ったけど
やっぱりいい名前だったな〜

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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時間はとどまってはくれなくて
色々な天秤にかけられながら無自覚に今以外のことを切り捨てていく
2人のリュックの2色が同じ時間を生きてはいないと認識させるようでつらかった。
奥さんが少しやかましすぎる気
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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結局は本当に理解されることもなく
理解できることもなくて
個の虚しさと集の虚しさ

口にはできない伝えたいことの本質的な部分が行動に漏れてしまっているリョーハの尊さ
旅での出来事を一瞬の交わりで終わら
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冬の旅(1985年製作の映画)

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なんとも地球に留学してるような雰囲気
馴染むことからの孤独と自由
出逢った人は妬みなのか羨みなのか
モナのことを語っているように見えた

「海から来たように思える」

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

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今までが劣ってみえる一夜ってすごい
シンディローパーの声とキャラがいい

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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過去を回想しながら進んでいくストーリーに現実の儚さと美しさが映されていた。
常に「選択」が隣にある人生で、選ばなかったほうに思いを寄せてしまうのは人間の本質な気が。

わかっていながら2人の世界に入り
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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ランドリーのシーンがいい
信号カラーの赤・青・黄の服が回る洗濯機

少年の君(2019年製作の映画)

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街のにおいまで感じれそうなエスニックな雰囲気

泣いた泣いた泣いた

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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原作を読んだ方が楽しめる
恋愛観というより
人生観の方がしっくりくる

喜び・恐れ・怒り・悲しみ
感情のすべてが溢れでてしまう
「満ちてゆく」=「溢れだしてゆく」
なのだろうと個人的に感じた
大きいス
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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いつの時代も人は絶望と希望を持つ矛盾のなかで生きている感
モノクロの切なさ

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

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「提供」「終了」「猶予」
の言葉が所々で人間として生まれてないことを認識させてきてつらい

パターソン(2016年製作の映画)

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他人と暮らしていく奇跡

心だけで繋がりを感じられる人がいれば
触れ合うことで初めて繋がりを感じられる人がいる

2人と1匹の絶妙なアンバランス

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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鮮やかな色ではなく
単色で空間の温かさを表現していて
なんとも現実味のある穏やかな映画

燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

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夫が死んでネオンが無くなり
ネオンが無くなって夫が死んでいく

香港の文化でもあるネオンが無くなり
文化の消滅はジャンルとして確立されている「香港映画」にも影響を与えていきそう。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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夜の静けさと寒さがスクリーン越しでも伝わってくる定点
夜にだからこそ際立つ母性のような温もり

もう少し年を取ってから観るとみえ方が変わりそう

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

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名作すぎて見てなかったけど
初鑑賞

奪われ続けたユダヤ人の
「知識は誰にも奪えない」
という言葉が終始頭の中に

誰も知らない(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1分10円の公衆電話の時間価値
公衆電話の上幸せそうなマンションの一室
賑わう商店街の八百屋さん
コンビニのアルバイト
同世代の小学生の放課後
行きたい場所へと繋がっているモノレール
自分たちの声を隠
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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外国の人から見た日本で作品が撮られてるためか、懐かしいような遅れてるような描写がいくつか
外国の方からの日本はこういう印象なのかなと

変化の多い世の中なので
「変化」を題材にしていて
入り込みやすく
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

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何も聞かずに抱きしめてくれるスティーヴが美しすぎる。
抱擁椅子があるように、欧米のハグで人を励ます方法は素敵

感情を借りるために映画を選ぶみたいな時ってあるけれど
どんな状況の人でもポジティブになれ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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苦しく寂しく優しい物語だった

家に戻ったあとの家の中を映すシーンが好き、何かをきっかけにいつもの光景が研ぎ澄まされて見えることがある。

ファーザー(2020年製作の映画)

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終始パニック

ほぼ家の中での出来事なのに
もう1人の自分がいて
自分が気づかない間に勝手に人生が進められている感覚
観ているだけで動悸が。
限界頭おかしくなりそうと思ったところでちょうどラストシーン
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LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

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2010年 7月 24日

1番好きなもの
1番怖いもの
歳を重ねてくほど近くにあるものになってくる気がする。
いろいろなものを見たし触れたし感じてきたけれど、
「存在」が奇跡的だと忘れそうになる。
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

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大人でも子供でもない時の
色んな感情が混ざりあっていて
結局はほこりみたいな灰色な感情

近づいては幻のように消えていく
いたな〜こうゆうなぜか魅力的な人
懐かしい切ない気持ちになった。

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