感動も、興奮も、先が気になる展開も、カタルシスも何もない。
ただただ鈴木亮平の役作りがすごい。
平穏な日々においても、
第二次世界大戦の激しさが増しても、
友人を失っても、
トットちゃんの笑顔が心に残る
小さい頃、初めてジブリ映画を見た時、画面に出てくる全てのキャラがわらわら動いて「他のどのアニメとも違う!」と衝撃を受けたのを今でも覚えている。
本作はその「生命のないものに生命を吹き込む」というアニメ>>続きを読む
冒頭からラストまで飽きるシーンがなかった。
一つの事柄を多面的な視点(親の視点、学校側の視点、子どもの視点)で描くことで、世界は人の数だけあるとあらためて思わされた。自分が見てる世界と人が見えてる世界>>続きを読む
あまり汗をかいて作ってないなと思ってしまった。演出も筋書きも画作りも妥協している点が多いという印象。小説はすこぶる面白かったのだけど、その期待値に対する失望感は否めない。
難しく考えずに楽しめるクライムコメディ。
声に出して笑うこともしばしば。
最後はちょっとしたカタルシスも味わえた。
タイムループもののストーリー設定は
映画や漫画や小説や舞台等でこれまで
なん度も擦られてきた設定だけれど、
新しい切り口で飽きさせない
(といよりおもしろい)展開にしている。
設定の妙だけでなく、見る>>続きを読む
心のなかにいつまでも残るような映画ではないけれど、いまこの瞬間を大いに楽しませてくれる映画ではある。
いまやマイケル・ジョーダンのことは、
アスリートの代表的な名前として
世界の多くの人が知っていることだろう。
NIKEのソニーは、その未来を知る前に
彼に大きな賭けをした。
その賭けをするためには>>続きを読む
幾重もの伏線が張られ、気持ちよく騙されてしまった。おもしろかった。
まっすぐに青い映画だった。
エネルギーほとばしる原作の魅力をそのままに、
映像化でさらにそれを増幅させている。
いま、なにかをやろうとしている多くの人の背中が押されるんじゃないか。大、ユキノリ、玉田の>>続きを読む
とてもおもしろかった。アニメづくりに挑む姿勢に、鑑賞中、なんどか「ぶるるん」って鳥肌が立った。ものづくりというのは辛くて苦しいものだけど、その先に本当の楽しいはある。
家族の絆や人類の過去の戦争記録をモチーフにして侵略の惨さや悲痛さを描いている。自然破壊の環境問題も示唆し、現代に生きる人類への警鐘も多分にあるだろう。だが、そうした物語の奥に潜むメッセージを汲み取る前>>続きを読む
これからの生き方を考えさせられる映画だった。
僕には生き方や行動原理の指針となるような人が何人かいるけれど、
山本さんのような人物も記憶に留めておきたい、と思った。
あきらめない。
あきらめたらそこで試合終了ですよ。
スラムダンクの大事な部分を
映画でもきちんと見れた。
それも臨場感のあるリアルに近い映像で。
人の動きの再現性が高く、
スラムダンクのリアルな試合が>>続きを読む
稲垣吾郎の着る衣装であったり、
自宅のLDKのインテリアスタイルだったり、
喫茶店の雰囲気だったり、
そのどれもが素晴らしくセンスがあって、
舞台装置だけを切り取っても見応えがあった。
全編通して、>>続きを読む
ときおり映される日本の景色は、
とても美しく、それはそれは圧倒される。
そのままスマホやパソコンの壁紙にしたい、と思うシーンはいくつもあった。
声優人はおしなべて違和感なし。
スクリーンに登場するキ>>続きを読む
原作がすっかりおもしろくて映像化を楽しみにしていた。謎のベールが解明されたと思ったら、また新たな謎のベールが現れてと、最後まで心を揺さぶってくるその凄みがどう表現されているかと期待していたが、本作を鑑>>続きを読む
心の中にあるおもしろい泉と興奮する泉ががぶくぶく沸き立つ映画だった。
つまらなかった。ひどく。
ただただ空虚な時間が流れていた。
この映画にシャンクスは出てほしくなかった。
長崎の夏の美しい景色と少年たちの冒険と友情とほろりとさせられる映画だった。笑いどころもそこそこある。なによりも長崎の風景が見事。行ってみたくなる。