このレビューはネタバレを含みます
この映画に「中庸」はない。
全てが極端だ。
それは暴力であり、破壊であり、肉塊である。
一番好きなシーンは、一番はじめに妙子が乱暴に冷凍食品を買い物カゴに放り込み、乱暴にレンチンしたあり合わせの食事>>続きを読む
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短い映画。
(自分の悩みを・自分を)理解してもらいたい、
(自分に)かまってほしい、縛ってほしい。
それは理解されない、
縛られない=解けている、
の裏返し。
「ちゃんと縛って」
いくら縛っても、>>続きを読む
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最近慢性エログロ中毒で、キム・ギドクやら園子温やらを好んで見てたが、
そのノリでギャスパー・ノエのCLIMAXを見た。
もうとにかく「眩暈」。
グルングルン回るカメラワークで超長回し、
脳髄をずしずし>>続きを読む
主役のオダギリジョーは、多動で分裂症的で、もう次に何してるかわからないのが見ててソワソワする。
こちらは非社会性というか、シンプルに病気っぽい。
だからか、成長の過程も、割とわかりやすかったりする。>>続きを読む
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飛ばし飛ばし見ていった。
「カンボジアに学校建てる」って聞くと少しにやけてしまいそうになるが、
登場人物らは2005年、今あるようなカンボジア学校系サークルの先駆けだ。
良心が彷徨っている中、「たまた>>続きを読む
震災のモチーフの取りれ方はちょっと荒かったけれど、
実存の絶望一般に置き換えて十分見れる。
総じて、「絶望」の描き方が好き。
どんな感じかっていうと、モーツァルトのレクイエムみたいな、描き方。
そ>>続きを読む