haruさんの映画レビュー・感想・評価

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怪物(2023年製作の映画)

4.0

思ってたより是枝監督要素が強かったな。まあ監督だもんな。

日本の社会、教育の問題点と群がる無責任な第三者達。
"いじめ"を基にフォーカスされる各々の人生は、寂しさややりきれなさ、不安、自分なりの正義
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

先月やっっっと観れた。
何がなんでも映画館で観たかったからロングランに感謝。
できるだけ前情報は入れずあらすじも読まず、だが少年漫画だったいう感想だけは目に入ってしまい、冒頭のSTORYで"思ってたん
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

私の苦手な村上春樹の部分も好きな部分も入っていた。
原作を観ていないので、どのエピソードがどこまで小説にあったものなのか分からないけど。
他人の考えなんて絶対に分からないし、自分の事もどこまで理解でき
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

ようやく観れた坂元作品。
出会いから別れまで、2人のシーンがリアルでとても微笑ましくも悲しくもある。
とても可愛い恋愛だなと。
鑑賞前に絹ちゃんが幼いという感想を目にしたけど、もう三十路の私から見れば
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.3

冒頭15分くらいまで観ては止めてを繰り返してたからやっと最後まで観れた。
NY版麗しのサブリナ、おしゃれ映画のイメージだったけど、想像とは違って自由奔放などうしようもないオードリーだった。
音楽がなん
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.1

私は細田守監督作品とあんまり合わない。
サマーウォーズもそんなに好きじゃなく、それ以降の作品はほぼ観てないけど、この作品は気になってた。
ストーリーはまあ期待していなかったから、、
でも意外とネットで
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耳をすませば(1995年製作の映画)

5.0

好きなジブリ映画ベスト3に入るこの作品。
甘酸っぱい青春ラブストーリーってイメージだったけど、久しぶりに観たらそれだけじゃないなと。
この約2時間で思春期の葛藤をよく纏めているし、平成初期の日本がギュ
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ロマンス(2015年製作の映画)

3.7

不思議な映画だった。
監督のお土産グッズの着眼点がおもしろい。
おっさんの人懐っこさとクズさ、ああいう世間や周りからは疎まれてても自分にとってはいい人っているよね。
小田原〜箱根に一人で旅したな。
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

久しぶりの鑑賞。
根底に流れるのはやるせないストーリーなのに、こんなにも素晴らしい映画になるのは脚本の手腕と、登場人物の愛らしさなのかな。
ギルバートの憂いもアーニーの無邪気さも、ベッキーの見習いたい
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.8

芸術的な美しさって分かりやすい尺度がある訳ではないのに、多くの人がこの映画を美しいと感じるのはなぜだろう。

ちなみに調べたところ、
人間が美しいと感じる対象が、人の顔か芸術品かによって「美しさ」を感
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

20代最後の夜に一人レイトショーで。
長年の夢を叶えるために最近一大決心した私が、20代の締めくくりとして自分のために時間を使おうと選んだ結果がこの映画。
周りでの前評判から外れないことは分かっていた
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ウディアレンっぽい!という感想。
予想通りの展開に最後のサプライズ。
個人的には好き。
NY、前に行ったときはあまり満喫できなかったのでまた行きたい。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.1

思ってたよりも面白かった。
ファンが多いのも頷ける。
インテリアとか本当素敵なんだよなー。
ちょっとした隙は命取り。
人生は掛け違えのボタン。
トイレも気軽に行けないね。

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.3

前シリーズ同様ずっと会話しているのだけれど、今作では喧嘩をしている。
それだけ関係性が変化していた。終始リアル。
夫婦ってなんだろうな、とまだ未婚かつ結婚適齢期ど真ん中の私にはなんだかファンタジーのよ
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

旅好きで映画好きの人に、絶対好きだと思う!とおすすめされた作品。
観たことのない世界観。
地球上にはこんな素晴らしい場所があるのかと思わずにはいられない。!
物語は少しのめり込みきれないところもあった
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

初ポン・ジュノ監督。
本当に偶然ビジネスクラスに乗ることになり、絶賛公開中で前から気になっていたこの映画を英語字幕で見た。
完璧に理解できていないけどそれでも震えるほど面白かったし、ビジネスクラスで鑑
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

途中で、あ、これってホラー映画だったんだと気付いた。
終始とてもちぐはぐで、歪だ。
感情の流れが分かりにくいから、え、なんで今そうなるの?ってシーンが多々。
でも感情移入できないからこそ楽しめた部分も
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

私が見た香港より、もっとずっと美しく感じた。
ネオンと雑多な熱気に、そりゃ恋にものぼせちゃうよなーと。
ウォンカーウァイの、魅力を引き出す才能。小憎らしいくらいおしゃれな台詞。
あと、トニーレオンの胸
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.5

あ、この曲この映画のサントラだったんだ、と思うこと数回。
タイトルからラブストーリーをイメージしてたけど、シェルブールとはちょっと違って、どちらかというと群像劇かな。
ハッピーなミュージカル感が強くて
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.4

いつぞやか映画館で。
美しい映像、スクリーンに散りばめられたカラフルな世界観、60年代の女性的なファッションとヘアスタイル。
この時代のフランスだから生み出せた映画なんだろうな〜。芸術とはまさにこのこ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

観たことのない映画だった。
なんと形容したらいいのかも分からない。
時代背景は冷戦だが、どこか近未来のような話でもある。
少なからず私が今生きている世界とは違うし、これをファンタジーと呼んでいいのか分
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

エンターテイメントとしてはすばらしい。
あのシーン、あのパフォーマンスは演者本人の演技だと知り、もうそれだけでもすごいものを見せてもらったな、と。
史実どうこうは一旦置いといて、映画というカテゴリーで
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

久しぶりの映画鑑賞はこちら。
インドを訪れたことはまだないけれど、東南アジアを観光してるだけでも貧富の差を目の当たりをすることは多少あったので、生理用品があまり普及されてないことには特別驚かなかった。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.9

2018年映画初め作。

キャストとテンポがとても良い。
桐島で松岡茉優の演技に驚かされたけど、今作も期待に違わず素晴らしい熱演だった。
自分とも社会とも重ねてみてしまう部分、全く共感できない部分、ヨ
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.6

少々呆気なくもするする流れるように観終わった。
この題名の指す"おとなの恋"に、そういうものよねぇとどことなく共感。
物理的な距離と心の距離。
自分ならどうするのかなーと考えつつも、ディアーヌと同じ道
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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

3.7

初スイス映画。
ほっこり系お洒落ムービーといえばこれ。
いつの時代も人を突き動かすのはこういう希望なのかな。
10年経った今、久しぶりに観たいなあ〜

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.5

次々と展開していくスピード感と、歴史的建造物にうっとりできた。
謎がちょっとあっさりめだったのと、そうなるだろうな〜って終盤だったけど、トータルでまあ面白かった。
個人的に、行けなかった地下宮殿がきれ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

今の時代の、今の日本だから作れたであろう作品。
一回だけじゃとても追えなかった、、
シン・ゴジラを観て何を学ぶか。
そんなことを突きつけられているような気がした。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.5

2020.4.13 追記
今年の初め、念願だったFINNAIRに乗った時この映画がおすすめにあった。
さすがだと思い久しぶりに観た。
よかったなぁ。
ヘルシンキではトランスファーのみで現地に降りれなか
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自由が丘で(2014年製作の映画)

3.6

この構成でこういう映画にしたのすごいなぁ。
おかげで結構分かりにくかった。
なんてことない話だけど、まあまあ好き。

わたし出すわ(2009年製作の映画)

3.3

私は結構好きだった。
ただあんまりちゃんとは覚えていない。
お金を通じて何を見出すのか。
そんな映画。(だった気がする)

トラッシュ!-この街が輝く日まで-(2014年製作の映画)

4.0

ブラジルのスラムの話は耳にしたことがあったから、観ていてちょっとつらいところがあった。
でもさくさくストーリーは進むし、エンターテイメントとしても面白かった。
世界は残酷でも、純粋な少年たちの瞳は守っ
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男と女(1966年製作の映画)

4.5

定期的に観る作品の一つ。
男と女の性質について上手く描かれてる。
それがとても芸術的でロマンチックで大好き。
海のシーンがすごく好き。
余談だけどポワロにもこの街が出てくる。
ドーヴィル行ってみたいな
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

レイトショーで観てちょっと憂鬱な気分で帰宅したのを覚えてる。
病気よりある意味怖い恐怖感がリアルだった。面白かった。

お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

4.0

タナダユキ監督は心の、言葉で言い表しにくいところをついてくる。
伊藤さんみたいな人が近くにいたらいいなぁと思った。
あとお父さんの口調がかわいい。今嬉しいんだろうなぁ、!という感じがもっとかわいい。
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.7

久しぶりのミシェル・ゴンドリー。
観やすい方の作品だろうな〜。
ものすごくいい!って映画じゃないけど、また観たくなりそうな気がする。ゆるいサイダーとかそんな中毒性。
テオのキャラクターが好き。
そして
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