風の旅人さんのドラマレビュー・感想・評価

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ドクターX~外科医・大門未知子~ 第6シリーズ(2019年製作のドラマ)

3.5

海老名先生に対する扱いが酷い。
病院長と副病院長が逮捕され、この病院大丈夫か?と心配になる。
完全にマンネリ化し、大門未知子の無敵感は止まることを知らない。
そろそろ限界か。

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ドクターX ~外科医・大門未知子~第5シリーズ(2017年製作のドラマ)

3.5

大門未知子のファッションセンスが上がっている。
しかしライバル医師の不在により、シリーズ史上最もお涙頂戴感が強い。
そろそろ飽きてきた。

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ドクターX ~外科医・大門未知子~第4シリーズ(2016年製作のドラマ)

4.0

毎度毎度の大門未知子=水戸黄門。
西園寺(吉田鋼太郎)の芝居じみた所作、「世界の北野(滝藤賢一)」のかませ犬感が見所。
そろそろマンネリ化してきたのは否めないが、まだまだ面白い。

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ドクターX ~外科医・大門未知子~第3シリーズ(2014年製作のドラマ)

4.0

相変わらずのご都合主義。
結局何もしない奴が最後まで生き残る(海老名先生)。
誰よりも大門未知子の実力を評価し、上手く利用した天堂総長(北大路欣也)。
目の前の患者(現在)のために全力を注ぐ大門に対し
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ドクターX ~外科医・大門未知子~第2シリーズ(2013年製作のドラマ)

4.0

近藤忍(藤木直人)のキャラクターがいい。
大門と近藤の関係は、『踊る大捜査線』の青島と室井さんの関係を彷彿とさせる。
現場主義の大門に対し、近藤は組織を変えるためには権力が必要だと考える。
目指す理想
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ドクターX ~外科医・大門未知子~第1シリーズ(2012年製作のドラマ)

4.0

「いたしません」「私、失敗しないので」という台詞はあまりに有名。
登場人物の使い捨て感、タイミングよく倒れる患者に違和感があるが、それもご愛嬌。
大門未知子(米倉涼子)がとにかく格好いい。
設定の勝利
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クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)

5.0

何と言ってもアニャ・テイラー=ジョイの魅力に尽きる。
あの大きな目で見つめられた者は、彼女に魅了され、彼女の虜になってしまう。
それは勝負に負けることを意味するだけでなく、心まで奪われるということ。
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私 結婚できないんじゃなくて、しないんです(2016年製作のドラマ)

4.0

思い出は美化され、実らなかった恋は現在を見えなくさせる。
本当は誰に惹かれているか、本人にはわからなくても周りは気づいている。
理想の相手ではなくて、自然体でいられる相手。
これから共に過ごす時間の長
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最高の離婚(2013年製作のドラマ)

4.0

男女の「違い」に焦点を当てた恋愛ドラマ。
男が過去の恋愛をいい思い出として美化するのに対し、女は新しい恋愛で上書き保存していく。
恋愛は二人の共通点から始まることが多いけれど、付き合いが長くなればなる
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ラスト・シンデレラ(2013年製作のドラマ)

3.5

志麻(飯島直子)さんの大人の色気が凄まじい。
コメディ色強めで、桜は篠原涼子の当たり役だと思う。
ちょっと他の人が演じる姿を想像できない。

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あなたのことはそれほど(2017年製作のドラマ)

3.5

全員サイコパス。
怖過ぎる。
自分にとってのいい人が誰にとってもいい人とは限らない。
人は様々な顔を持っている。
結婚して初めて知る顔もあるだろう。
とどのつまり人間は自分勝手でわがままで、他人の不幸
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リーガルハイ 2ndシーズン(2013年製作のドラマ)

4.0

正義という観念の危うさ。
たとえば一つの出来事をA側から見たときとB側から見たときでは別の様相を呈するように、真実は一つではなく、複数の「物語」として制作される。
絶対的な正義を主張するとき、それは他
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わたし、定時で帰ります。(2019年製作のドラマ)

4.0

各話ごとに働く上での様々な問題を取り上げながら、「定時で帰る」をモットーに吉高由里子扮する東山結衣が奮闘する。
「会社のために自分がいるんじゃない。自分のために会社があるんだ」というネットヒーローズ社
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リーガル・ハイ(2012年製作のドラマ)

4.5

古御門研介(堺雅人)というキャラクターを発明した古沢良太の脚本が光る。
考えさせられる内容を有しながら、コメディ色が強めで、万人に受ける。
これぞエンターテインメント。
最後は尻すぼみに終わったが、こ
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リバース(2017年製作のドラマ)

5.0

人は男女の出会いに「運命」という物語を見るけれど、それはただの偶然か、あるいは仕組まれたものかのどちらかだ。
私はあなたの何を知っているのだろう?
あなたのことを調べれば調べるほど、私の知らないあなた
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リーガルハイ・スペシャル2(2014年製作のドラマ)

3.5

正義と悪という観念は決して絶対的なものではなく、視点を変えればどちらにも転ぶ危うさを持っている。
大局的な見方をすれば、科学の進歩の前では個人の死など取るに足らない。
しかし一人の人間にとって愛する者
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スペシャルドラマ リーガル・ハイ(2013年製作のドラマ)

3.5

この国には「空気」という魔物が住んでいる。
誰もが「空気」に従い、羊の群れから逸脱することを恐れている。
いじめ問題を加害者でも被害者でもなく、国民性から見るという視点が新しかった。

別府裁判長(広
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コンフィデンスマンJP(2018年製作のドラマ)

4.0

ストーリーの面白さよりもキャラクターの魅力が素晴らしい。
ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の掛け合いが楽しい。
古沢良太脚本では一人の人間、あるいは一つの物事が角
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獣になれない私たち(2018年製作のドラマ)

4.5

行きつけのバー「5tap」で出会った深海晶(新垣結衣)と根元恒星(松田龍平)の「ラブ(かもしれない)ストーリー」。
5tapに行けば、いつもマスターのタクラマカン斎藤(松尾貴史)がいて、馴染みの客に会
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初めて恋をした日に読む話(2019年製作のドラマ)

4.5

あの髪色は横浜流星しか似合わない。
深田恭子はラブコメが向いている。
肉食系男子の山下一真(中村倫也)、お人好しの八雲雅志(永山絢斗)、無敵の由利匡平(横浜流星)。
三者三様の個性的なキャラクターが魅
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私が恋愛できない理由(2011年製作のドラマ)

4.0

恋愛を通じて成長した女性たちが、それぞれ自分の居場所を見つけるまでの物語。
一人一人のキャラが立っていて、誰かに共感できる。
仕事やスポーツで一番になれなくても、恋愛なら相手の一番になれる、というのは
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ダメな私に恋してください(2016年製作のドラマ)

4.0

深田恭子に彼氏がいないわけがなく、まったくリアリティがない。
たとえ30代でもあれだけ可愛ければ引く手数多のはず。
しかしファンタジーとして見ると、登場人物のやり取りが面白く、引き込まれる。
中でも最
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大切なことはすべて君が教えてくれた(2011年製作のドラマ)

3.5

絶妙なタイミングでP!nkの曲がかかる。
順調だった人生が突如波乱万丈に変わる危うさ。

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アンナチュラル(2018年製作のドラマ)

5.0

「死人に口なし」なら、法医学者は死者の代わりに事実を語るのが仕事。
しかしこのドラマはただ事実を羅列するだけでなく、その裏に隠された真実(感情)を掬い上げようとする。
米津玄師の「Lemon」が毎回絶
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伊藤くん A to E(2017年製作のドラマ)

3.5

「二兎を追うものは一兎をも得ず」

先に映画版を鑑賞。
ドラマ版を先に観た者にとっては映画版は端折り過ぎに感じるし、映画版を先に観た者にとってはドラマ版は冗長に感じる。
これはどちらにとっても不幸であ
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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(2016年製作のドラマ)

4.0

地方と東京、方言と標準語、貧困層と富裕層、善意と悪意、様々な対比を用いながら、「生きること」をテーマにした恋愛ドラマ。
複雑な内面を持った登場人物が魅力的で、一つ一つの言動の背景を考えさせられる。
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プリズン・ブレイク(2005年製作のドラマ)

3.5

張り巡らされた伏線、個性的なキャラクター、起伏に富んだストーリー。
どれを取っても面白い。
しかし監獄という閉鎖空間で、これだけ次から次へとトラブルが発生しては、脱獄など夢のまた夢なのではないかと思っ
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恋がヘタでも生きてます(2017年製作のドラマ)

5.0

スマホゲーム会社を舞台にした恋に不器用な男女の恋愛ドラマ。
付き合っても二ヶ月以上続いたことのない茅ヶ崎美沙(高梨臨)と、美沙の同僚で遊びでしか女性と付き合えない橋本司(淵上泰史)という二人を筆頭に、
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ちはやふる ー繋ぐー(2018年製作のドラマ)

3.5

「ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば
ただ有明の 月ぞ残れる」
(後徳大寺左大臣「百人一首」)

「結び」で畳の隙間から見つかったほととぎすの句の札が、そこにあった理由が語られる。
「下の句」と「結び
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