荒巻セントラルプラザさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.4

ラスト登場人物みんな爪が甘くなる→とにかくテンパってたから

犯人、その動機だったらあんな凝る必要なくない→とにかくヤバい奴だから

以上、2点を納得することができたのでとても面白かったです。

しか
>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.3

思った以上に物理的な悪魔祓。

そして自分もティンダスィントンに踏まれたいと大いに思いました。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

遂に見たテネット。
やっぱり自分もさっぱりわからなかったし、エリサベスデビッキの美しさにばかり気を取られてしまいました。

毎回思うけど、ノーラン監督の小難しい理屈の果てに、「愛」とか「友情」とか入れ
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

え、なんていうか、こういうのを「良さ」と言うんでしょうね。

心に染み入る「良さ」。


もっとこういう味を噛み締められる人間になりたい、と思いました。

藁の楯(2013年製作の映画)

3.5

ファンタジーな設定だけど倫理観の思考実験として考えさせられる。
と思ったりもするけど
藤原竜也のラストのあるセリフから「プロフェッショナル仕事の流儀 SP 大沢たかお」て印象になる。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.8

長年見よう見ようと思いつつも、怖くて見てなかった冷たい熱帯魚。

当時見ていたら「カオスで凄い映画」と思ったかもしれないけど、今の感想は「苦手な園子温の苦手な映画」になってしまっていた。

役者さんの
>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

4.7

長年存在は意識してたけど見てなかった映画。
人生でもトップレベルに怖かったです。
今大竹しのぶさんを見たらPTSDが発症するかもしれません。

大人になって仕事でヤバい人に絡まれる経験をしてきた今、見
>>続きを読む

魔界転生(1981年製作の映画)

3.6

最近全然映画見にいけてないけど、いい加減今週末は「テネット」見に行くぞ!

と思って見たのは何故か「魔界転生」でした。

今見ると新しいとか古いとかじゃなくて、これは同じ次元で作られたものなのか?とい
>>続きを読む

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.0

ワックスオン、ワックスオフ
ダニエルサン
イエスセンセイ

自分も正座から立ち上がる時はコブラ会スタイルでいこうと思います。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

スリラーていうか学園青春物ドリフのコントで感じ。サクッと見れてスッキリする傑作。

後半のアゲ感がアメリカ!て感じで素晴らしい。

そして「恋はデジャブ」みたいな映画だなと思ってたら笑った。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.7

若干みんなうざい感じとか、人を目で追っちゃう瞬間とか、そういう青春の雰囲気が詰まっていて、もうこんなの見ちゃっていいの!?と終始腰が砕けそうになりました。

この作品を見ていると、改めて青春の失敗の大
>>続きを読む

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.6

ドラマ「ブルックリン99」を見てたら名前がよく出てくるので久しぶりに鑑賞。
改めて見ると脚本が本当良くできている。

が、そんな難しいことを言わずみんなポップコーンとコーラを持ってイピカイエー!だね。

来る(2018年製作の映画)

3.8

邦画の可能性を感じる映画。

前半の昼ドラパートも妻夫木聡&黒木華という完璧なキャスティングで楽しい。
岡田くんが出てからはもう大体楽しい。

これから好きな松たか子を聞かれた「来る」の松たか子と答え
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

4.3

色彩とカメラワークの暴力。
当時劇場で見てなかったことを謝りたくなるくらいよかった。

そして堺雅人っぽいと思ってたら本当に戦闘妖精雪風雅人でびっくりした。

そして中島かずき脚本特有の視聴後時間が経
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

4.6

滅茶苦茶面白かった。

「透明人間」という邦題と、なんとなくケビンベーコンの透明人間がチラついて見に行ってない人いるかもだけど、本格ホラー&サスペンスでおすすめです。
とりあえず劇場で8回ぐらい飛び跳
>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

何故かコロナ騒動から一切映画見なくなってたのだけど、久しぶりに観に行った。

みんなが言ってることだけど、大人になって見ることでやっと全体が把握できた気がする。

ジブリ作品に触れるきっかけの大半が金
>>続きを読む

キング・オブ・エジプト(2016年製作の映画)

3.0

ネオエジプトで繰り広げられるネオ黄金聖闘士バトル。

吹き替えはアニメ界の豪華声優陣。
そんな非常にアニメチックな世界観の中で、ヒロインを演じる永野芽郁ちゃんが非常に現実的な芝居をしており作品に深みを
>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.2

人生の最も美しい瞬間の記憶について考えてしまう。

この映画、こんなに寂しい気持ちにさせてどうするつもりだったのだろう。

心のデッキに保存して何度でも再生したい。

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

5.0

映画として何点、とかじゃなくてSHIROBAKOで宮森が歩んできた数年、そしてSHIROBAKOと共にこの数年を生きて来た俺達に5億点。て感じの映画でした。

「ものつくりの素晴らしさ」も勿論描いてる
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

アダム・ドライバーとスカヨハの友達になって二人のこれからの生活を、時に飲みに誘って愚痴を聞いてあげたりしながら応援したくなりました。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

普通の人がマニアックなジャンルのフェスにいったら大体こんな感じなんじゃないかな、な映画。

全くこの映画について知らずに見に来たお客さんがいたら、主人公と似た体験が出来るかもしれないし、
もしも映画を
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

ミステリにつきまとう「ストーリーのためではなくトリック、どんでん返しというギミックの為の設定、キャラ」という要素を突き詰めた結果の作品。

娘が裏垢とか、同人絵の投稿アカとかもってなくて良かったなー。
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

大好きなポンジュノ映画。

楽しい→訳わからない→楽しい→訳わからない→つらい→訳わから・・・いや、これは俺達のことじゃないか・・・→つらい。
という楽しつらい映画でした。

あと妹の顔の半地下顔感が
>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

3.6

伊藤英明の素材の味だけを純粋に味わうのに適している。
何も味付けしてないはずなのにとてもコッテリしている。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.6

「バンドを組んだ少年達のキャッキャウフフ熱血青春ストーリー」を期待していたが「恋愛を通してバンドした少年の成長譚」だった。

もっと喧嘩して仲直りとか、合宿で恋話とか、メンバーだけで打ち上げとか、見た
>>続きを読む

閃光少女(2017年製作の映画)

2.7

ニコ動以降のオタク観、というか香港だとしてもこれは少し前の感覚なのでは。
00年台の日本のドラマの映画化と言われたらしっくりくる。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.3

クリスマスだから、と思って久しぶりに見たけどやっぱり良かった。

上質なアニメで描かれる少し昔の東京の風景を見ているだけで蕩ける。
じんわり胸に広がるタイプの良さ。

何者(2016年製作の映画)

3.7

大学時代サブカルサークルで青春を過ごした人間としては非常にこみ上げてくる作品でした。
学生の時に見ていたら正気を失って停止ボタンを押していたと思います。

ゆえにラストの背中には感動しました。
彼はあ
>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.3

まぁまぁデカい、くらいな巨獣と人間にしてはデカいロック様が暴れる。

この作品ではゴリラの命の重みに比べて人間の命の重みがほぼティッシュレベルなのだけど、それでも一箇所どう考えても倫理観的にアウトなシ
>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

常に金麦の500缶をチョイスするリアリティー。

恋愛を通しての成長や喪失を描く物語かと思っていたら
「でも今思い返したらあの人、最初から足がなかったんですよ・・・」的衝撃のラスト。

このホラー展開
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

アーサーの不幸っぷりがギャグかと思うほど。
とも言えるし
アーサーの不幸っぷりギャグがだんだん笑えなくなってくる。
とも言える作品。

赤塚不二夫作品のようなシュール系ギャグ漫画を読んだ時に感じる「こ
>>続きを読む

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.9

見る前から小田島有剣のデザインの時点で既に結婚を前提にお付き合いしてくださいでしたが本編も最高でした。

見慣れたかと思った乱闘も「ゾンビ」「城攻め」というポイントを入れることで滅茶苦茶フレッシュ。
>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

公開する前から佐藤健くんと神木隆之介くんは逆じゃないかと思ってたけど見ると納得。

映画化によるキャラ改変で一番損したのは亜豆とエイジ。
得したのは中井さん。

クローズZERO(2007年製作の映画)

2.5

漫画クローズを映画化するにあたり加えられた「ヤクザのおっさんが高校生ヤンキーに夢を託す」くだりが辛い。
しかし「いつまでもヤンキー漫画を読んで不良に憧れてるおっさん読者」のメタファーだと考えるとやっぱ
>>続きを読む