Yamamotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Yamamoto

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永遠の0(2013年製作の映画)

3.7

太平洋戦争を題材にしつつ、反戦を前面に出しまくったテーマにするのではなく当時の人々の価値観や生き方をリアルに見せてもらった印象。こういう戦争映画も好き。
岡田准一と染谷将太のマジ芝居が見れてすごく私得
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

庵野秀明のオタク要素が全開で
庵野秀明要素は控えめ

彼の作家性はヱヴァンゲリヲンにより昇華され、残ったのはファンメイド的濃厚な原作リスペクト。

嫌いじゃないけど、シン・ゴジラ的期待を抱いて観ると拍
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ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

3.5

ドラえもんなめてました。

「創世キット〜」と
業の深すぎるのぶ代ボイスに爆笑し
懐かしい声優陣にほんわかし
中盤から急に速水奨や井上和彦など妙に輪郭の強いボイスに気圧差を感じ
展開は進んでいくたびに
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.3

ハリポタも含めて予習してから行ったのですが、お話はあまり面白くなかったです。人物同士の関係性が表面の言葉だけで示されているような印象を受けました。
しかしながら、IMAXで紳士スタイルのマッツ・ミケル
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

完璧な作品だった。何も言えない……。

V先生がめちゃめちゃ美味しいところ持ってくんだろうなぁって
あたしゃわかっていましたよ、ええ。

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.7

最強軍人と理系スペシャリストの爽快アクション復讐劇!!
……だと思ってたのに! 思ってたのに!!

そうですよね、『アダムズ・アップル』の監督ですものね。
ひねくれていますよね。

でも
「この映画は
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.3

この時代の日本映画って、音楽はダサいし俳優の演技がやたらクサいって偏見がなんとなくあったけれども、きちんと観てみたらとんでもなかった。
生身の人間の真っ直ぐな純情が飛び交ってたまらない傑作でした。
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

『ダークナイト』と『JOKER』しか観ていない
バットマンど素人なのですが、面白かったです。
(あ、ニンジャバットマンも観てたわ……)

画面も話もめちゃめちゃ暗いんですけど
イケオジ育成に成功した、
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

コロナ禍を通じた現代に必要な映画。
真実が分からない以上、信念をもって生きるしかないんだなぁって思いました。

それはそうとニセジョブズのおじいちゃんが最高でした。絶妙に無責任そうな表情も声も。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.9

夢から起きた時「よく覚えてないけれど、なんかすげー楽しい夢見てた気がする……」感覚と同じ感覚が抱ける不思議な名作でした!

囚人の画家の話がいちばん好きです。ブロディとレアセドゥと推しが二人もいたから
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/リチャード三世(2016年製作の映画)

3.9

【貴重な悪役カンバーバッチ】
原作の戯曲を読んじゃいないし薔薇戦争のことも勉強していないし同じ名前の人らがゴロゴロいて誰が誰だか判ったもんじゃないけれど

俺たちのベネさまが、世界的に人気で圧倒的な悪
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嘘喰い(2022年製作の映画)

1.8

原作ファンです。

原作で伝えようとしているテーマを何一つ踏襲していなくて本当に悲しかったです。
あの脚本ならマルコは出さない方が良かった。役者が気の毒。
映画を見てこんなに悲しい気持ちになるのは久し
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.6

これは好きなミュージカル作品でした!
実話ベースだからサクセスの成功度合いがリアルで良かった。
夢を追い続けることの良さも悪さも平等に示してくれる脚本が素敵。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

ミュージカル苦手組です。

オレたちのスピルバーグ監督なら……! とチャレンジ鑑賞しました。

観てる最中は、やっぱり『レミゼ』とかと同じように長く感じる……!
『グレショ』『ブルース・ブラザース』
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

三時間は疲れたけれど、飽きなかったからスゴイ!
何よりも最後の公演シーンが良かったから、ネタバレONせざるを得ないですけど。

ソーニャの台詞がユナの手話によって展開されることで
ずっと車の中で聞いて
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

ほとんどワンカットなのはめちゃめちゃすごいけど、ついつい
「撮影大変そう……!」「ここまできたら絶対間違えられないじゃん……!」と違う意味でハラハラしてしまいました。これは多分間違った楽しみ方だ……。
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

戦争したい男VS戦争止めたい男
(and敵か味方か判らねえおっさん)
この構図で作られた作品だいたい全部おもろい。大好き。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.1

昔一作目だけ見たことのある輩が軽い気持ちで観に行っていい作品じゃなかったな……いっこもわかんなかったです、すみませんでした……

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.8

これはちょっと面白すぎた……
この手のフィクション政治戦争系の話はメタルギアシリーズから大好物なんですけど、それをキングスマンの脚本と演出でやられたらそんなものは面白すぎるに決まってるんですよ。

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俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.9

個人的に福田雄一作品最高傑作!
『ヨシヒコ』以降のようにふざけすぎてないのが良い。
悲壮感とコメディのバランスが絶妙!

キャストもいつもの福田面子ですけれど、バランスがめちゃめちゃ良く感じる。この頃
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.6

舞台袖でタップダンスをする柳楽優弥が
2021年の邦画の中で一番カッコよかった。

劇団ひとり凄いなバカヤロー……

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.6

話に関しては全体的に虚構だから、いくらそれっぽい演出をされてもなんとも感動しづらかったけれども
(死者を冒涜している作品と言えなくもないし倫理観が混乱して仕方がない!)

とにかくベン・プラットの歌が
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ミッドナイト・ファミリー(2019年製作の映画)

3.6

メキシコのヤバさが
暴力的な描写でなく淡々と倫理的な観点から
描かれていくから、あっさりしてるけれどすごくヘヴィーに感じて
観終わるとどっと疲れた。

日本の有り難みがわかる名作。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.1

映画として期待するのではなく
「きのう何食べた?」を純粋に楽しむ作品

今作は良くも悪くも「ドラマをそのまま二時間映画にしましたよ」という感じなので、本当にゆったりまったり進みます。
冒頭に京都旅行に
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.3

カンバーバッチ主演作品で一番好きかもしれません。
哀しくて深みのある脚本だけど、エニグマ解読に立ち向かう展開はめちゃくちゃアツかったです。

しかし癖のある天才をやらせたらカンバーバッチは世界一ですね
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

100分間でタランティーノ作品を堪能できる貴重な名作!
(他の作品大体2時間半とかあるもんね……)

右肩上がりにどんどんずんずん面白くなっていくので
どうか最後まで安心して見て欲しい、ラストは最高で
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.8

この惑星の俳優は、かっこいい!
誰が見ても面白い傑作に違いねぇ!

欲を言えば
【人間とエイリアンが共存している世界観】がめちゃめちゃ設定が凝っていて最高だから、その設定をもっと掘り下げるような展開も
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.5

友情劇としては良かった!
Googleの内装をたっぷり見せてもらえるのも楽しかった!

しかし、もっと台詞のやり取りに「世界一頭のいい人たちが集まった会社」感があったら良かったかも知れない。
Goog
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.8

良い意味で人生で一番つらい映画体験でした……。
部屋を暗くしてテレビの正面に椅子を置き
ウイスキーのロックをお供に見始めたんですが

観ていて神経がすり減りすぎて飲んでも飲んでも酔えませんでした……。
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

「敏腕セールスマンが冷戦時にスパイにスカウトされたら」
とかいうどう考えても面白いあらすじ! しかも実話ベース!

偏屈な天才ばっかりやってる印象だったけど
一般人カンバーバッチも良いな!!!

スタ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.1

【全部のシーンが通話だけ】
とかいう『SEARCH』や他の密室劇を超える映像情報の少なさなのに
想像力が掻き立てられて終始ハラハラする名作!

アイデアもすごいけど、それをほとんど一人で演じ切った主演
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.5

マッツファンです。
ヴィンターベア監督はマッツミケルセンを魅せるのが世界一上手い。

言葉で語られることは少なく、淡白な脚本だと思うのだけれど
役者の表情や間の演技が巧すぎて色んな感情が一目で伝わって
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

「ゲームの中のモブキャラが、ゲーム世界に居るとメタ認知したら?」
とかいうどう考えても面白いあらすじ!

出オチにならず、理想的な起承転結を小ネタマシマシで描いていたと感じました。ライアンレイノルズが
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神様はバリにいる(2014年製作の映画)

4.1

自己啓発本を映画にしたような内容だけど
役者陣が上手だからそこに生まれる説得力がすごい!

私が単細胞だからかも知れませんが、
笑顔と感謝いっぱいで生きたくなりました!

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.9

前作よりもシリアス寄りですが
アクションはよりスタイリッシュになっていると感じました!
ノンスタントらしいからリアルにハラハラするシーンばかりでした!

安田顕の出番がものすごく少ないから、期待したフ
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図書館戦争(2013年製作の映画)

4.4

【岡田准一最高】
現代日本を舞台にした中で理想的なディストピア作品じゃないですかこれ? 世界観はちょっと強引かもしれないですけれど、「ちょっと強引かも」と感じる我々が平和ボケしちゃってるのかも? とか
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