林林檎さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

林林檎

林林檎

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(2023年製作の映画)

4.7

戦国時代に翻弄される男たち。

と言いながら、現代だって相当狂ってるんですがね。

こってりラーメンにトッピング全部のせ、
みたいなエンタメたっぷりの一本。

謀略あり、アクションあり、幻想あり、バイ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

女性の見習い捜査官と猟奇殺人犯との攻防。

20年近くぶりに観たんですけど、その時はテレビ版なので際どいシーンはなかった記憶。
でもネタはバッチリ覚えているという。

その上でも傑作。

今思うに話の
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

2.5

原酒のないウイスキーを復活させたい人々の話。

『お仕事シリーズ』第5弾とのことですが、シリーズは未見です。
っていうか、テレビアニメはほとんど苦手なので、馴染みのない方向性のものでした。
という前置
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.7

自由を求める純粋な女の話。

不思議な映画でした。

緊張感と心地よさの混ざり合った映像の世界観の中で、
いい奴でも悪い奴でも、どっちでもある人たちに翻弄されながら、ニューオーリンズをかき分け進む女の
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.6

過去を許せない青年の孤独。

よくできた映画ではない。
でも、丁寧で強烈な映画だと思う。

ヴィンセント・ギャロの心の中にある孤独や救いをそのまま絞り出したような感じが生々しく、普遍なんだろうと思う。
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.3

望まない形でスーパーパワーを持ってしまった女性たちが家族になる話。

わかりにくいまとめ方だけど、ニック・フューリーやグースを含めて、やっぱり「家族」が軸の物語だと思う。
様々な家族の変奏曲というか。
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デシベル(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

命の選択を迫られた男の話。

とにかくハラハラドキドキで飽きさせない。
そして、2人の男の心中の複雑さ。
その想いの行き場のなさが泣ける。
そして韓国映画らしい反骨精神も感じる。

現在の一日と過去を
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

戦争で同胞を見殺しにしてしまった男の贖罪。

今、新しいゴジラを作れと言われたら、確かにこれは正解だと思う。
思った以上にゴジラの見応えはあった。
ああいう怖いゴジラは観たかったヤツ。

気になったの
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

マインドコントロール術師たちの騙し合い。

どんでん返しはもちろん、最初から最後までスリリングに走り続ける、サービス満点の面白さに100分持ってかれる。
ただドンパチしたり、『インセプション』風のやつ
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宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

4.2

宇宙の神秘を追い続ける男の奇妙な旅。

オカルト雑誌の編集長たちが、超常現象を追いかけるモキュメンタリー風の映画。
ある種の切実さが醸すおかしみと大きな愛情は、上品な白石晃士作品って感じもある。

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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

絶対に諦めないジジイが、ナチスの一部隊に復讐する話。

観たいものを見せてくれる。
が、あんまり残らない映画。
ある意味では正しいアクション映画。

爺さんは最強だけど、無双するわけじゃない。
傷を負
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福田村事件(2023年製作の映画)

5.0

差別や偏見に翻弄される人々の物語。

と、括るにも厳しいものがある。
正直、言葉にならない。

観終わってしばらく立ち上がれず、涙が止まらなかった。

クライマックスは不穏な日常の中で突如決壊して溢れ
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

4.4

理想と現実の狭間でもがくピアニストの一夜。

人生がループするような構造の中で、夜明けを求めてさまようような物語は、音楽色よりも、
人生に迷い、立ち止まり、歩き出すという誰にでもあるような普遍的なもの
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.4

悲しみに囚われた歌姫を救おうとする幼馴染の話。

ワンピースって「ルフィ」とか言った方がよっぽど中身が伝わるくらいキャラがしっかりしてるんですが、
一般化するとこんな感じでしょうか。

去年見逃したの
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

2.6

百貨店のコンシェルジュ見習いが、本採用になるまでの仕事の日々。

……って感じなんですよ。

煌びやかな百貨店で様々な動物の依頼に応えて奔走する物語で、
主人公の新人らしいひたむきさに好感が持てる。
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.7

家族の喪失を乗り越えて悪魔と戦う男たちの話。

ものすごい安心感のある、ドキドキワクワク系ホラー。
癖の強めな連中が己の弱さを克服して戦う王道感と、
程よいビックリ演出で怖さより楽しさに浸れる映画。
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

3.4

デビュー25年目のくるりの初期メンバーでのアルバムをレコーディングのドキュメンタリー。

くるりのメジャー14枚目のアルバム『感覚は道標』のレコーディングと京都・拾得でのライブに密着したドキュメンタリ
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

1.7

バカな人間がクマに襲われまくる話。

……なんですよねえ。

ただクマが暴れているだけでそれなりに満足できるのに、どうしてこうなった。
作り手がコカイン吸ってたんじゃないだろうか?

話の軸が定まって
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.7

人間から嫌われた者たちが居場所を見つけ出そうとする話。

モダンなタートルズは、差別や偏見、迫害と対峙するエンターテイメント。
視覚的な面白さもさることながら、社会との葛藤をシェアする者たちのドラマが
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.4

偏見に苦しむ女性が、リチャード3世の名誉回復に挑む話。
実話を基にした映画。

と、思ったんだけど、実際に成された名誉回復はあまり描かれず。
主人公が自身とリチャード3世を重ねているところや、同じ境遇
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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

1.4

マリオ兄弟が、地下世界を独裁者から救う話。

マリオをクリアしたことない人たちが、逆進化して脳みそがちっちゃくなった状態で作ったような映画。

マリオ・マリオとルイージ・マリオの兄弟が、クッパが支配す
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

移民の娘とヘタレな男の恋。

なんだけど、エレメントという設定と新しい映像表現が相まって、普遍的なのに新しい、
そんなピクサーらしいラブストーリー。

とはいえ、ただのラブストーリーじゃなくて、移民の
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罠THE TRAP 4K デジタルリマスター版(1996年製作の映画)

4.3

救いを求める者たちのラブストーリー。

劇場で三部作完走という幸せな状況からのレビューですが、
一作ごとに方向性を変えてきたシリーズ最終作は、信仰的な愛と欲望の物語。

ミステリとしてはかなり早めにネ
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バービー(2023年製作の映画)

4.9

自我の芽生えたバービーが既存の価値観を疑う物語。

うーん、一言ではなかなか言えない。

さて。
はっちゃけてて面白かった。
だけじゃなくて、なかなか鋭利な映画。

マッチョイズムはもちろん、フェミニ
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ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

3.9

父と子が同じ仕事に就いた家族の物語。

親子がライバルで、嫉妬して……
みたいな単純な話ではなくて、
主人公である息子が、自分のルーツや家族の関係性、受け継いだもの、大事にしたいものに気づいていく物語
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BE:the ONE(2023年製作の映画)

3.2

BE:FIRSTの代々木公演とインタビュー。

ライブはパフォーマンスも映像ももの凄く良い。

ドキュメンタリーとしては、韓国のスタッフが手がけたこともあるのか、グループの紹介程度の内容で、突っ込んだ
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SAND LAND(2023年製作の映画)

5.0

魔物と人間が力を合わせて陰謀を暴く話。

原作はノータッチですが、最高でした。

差別や偏見、環境問題、戦争、政治など、色んな問題を冒険活劇にギュッと詰め込みつつ、シンプルにまとめ上げた一本。

って
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シャークネード(2013年製作の映画)

2.2

ロサンゼルスにサメがいっぱい出てくる話。

ホントにそんだけなんだけど、案外人が死なないのよ。
そして一作目だから、あんまりシャークネードしないのよ。
奇想天外や血みどろを求めるには、まだ一点集中型の
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遥かな時代の階段を 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.1

川べりでしか生きられない者たちの話。
すなわち、
社会の日陰から抜け出せない者たちがもがく話。
あるいは、
私立探偵が自分より悪い人間と対峙する話。

濱マイクシリーズ2作目。
2作目だけあって、マイ
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.2

呪いの歌に取り憑かれたGENERATIONSの話。

「さな出現」絶叫上映、で観てきました。
初見が応援上映はちょっと失敗した気がしましたが、
さなに絡んでもらえる席の方は楽しかったんじゃないか思いま
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.6

凄腕スパイが謎の敵を追う話。

観たいものは見せてくれたが、長い。
間延びはしてないけれど、ちょっとくどい。

実態が見えなさすぎて、何と戦っているんだ感がちとしんどかったけど、前作の無理矢理感よりは
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黒い乙女A(2019年製作の映画)

3.8

世界を呪う少女の話。

回収がメインな感じではあったけれど、そればっかりでもなく。
ある種の必死さで物語がドライブしていく感じと、家の中の物語なところが面白かった。

前後編だから面白い部分もあるし、
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黒い乙女Q(2019年製作の映画)

3.5

孤児が怪しい家にもらわれる話。

としか、まだわからない!
正直、半分では採点不能ですね……。
いつもスコアは直感ですが、前編観終わった時点の感覚というところで。

まさにQな前編。
謎を振り撒きつつ
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ソウルに帰る(2022年製作の映画)

4.6

拠り所を探し続ける女性の話。

韓国からフランスに養子として引き取られた女性が、韓国で過ごす時間を描いた映画なんですが、
親探しを発端に、現実を受け止めきれないままさまよう姿をドライに描く感じが、寂寞
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.1

悪人以外殺したくないスパイが失敗を取り返そうとする話。

うん。
いい歳なんだからそろそろ引退した方がいいんじゃないかな、って感じた。
というのは、トムではなく、イーサンがって話。

シリーズのスパイ
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.2

仲間を守ることを使命とした男たちが連帯する話。

安心のトランスフォーマー。
巨大ロボットが目まぐるしく変身して殴り合う感じはほぼそのままで、
あまりの情報量に、観終わったら内容をほぼ覚えていない感じ
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