コリンファース主演の『スーパーノヴァ』もそうだけど、今年の映画は愛の挨拶が流行っているのかな。田中圭×クラシックということで『哀愁しんでれら』が思い起こされたけど全然暗い場面のない前向きな映画だった。>>続きを読む
何も考えずに観れるギャグ映画。一挙手一投足にツッコミ入れながら観ると楽しい。佐藤二郎にムロツヨシに賀来賢人に仲野太賀。台本通りにやる訳がない俳優さんたちが集まったらカオスな喜劇空間になりました、って感>>続きを読む
映画館で映画を観るのが好きな人にこそ見て欲しい。暗い箱の中で誰かが勝手に回したフィルムは、勝手に止められないからこそ別世界に強制的に飛ばされる。一抹のめんどくささと終わり際の寂しさ。残像現象に救われる>>続きを読む
予告編の印象と違って、事故によって歯車が狂った人たちの物語ではなかった。皆もともと何か歯車の噛み合わない、空白のある人たち。言いたいことが言えない人たち、または言いすぎる人たち。
寺島しのぶ演じる麻>>続きを読む
江戸川区唯一の映画館という船堀シネパルで鑑賞。幕間の時間はずっと沢田研二の懐メロが流れていて、観客層ほぼ50代や60代だった。若者は私を除いて10代の少女がポツンとひとり。
賭博と酒の奴隷となったゴ>>続きを読む
音の演出がゾクゾクさせる。咀嚼音、呼吸音、心臓の鼓動。迫り来る音と真夏日の陽炎というミッドサマー的怖さがあった。
タイトルが「座っていただけますか?」ではなく「座っていただけませんか?」であることに>>続きを読む
『あさひなぐ』もそうだったけれど、伊藤万理華の出演する青春活劇は観ていて爽快。30になっても40になっても微笑ましく見ていたい。
3人の女子高生が屋上から叫んでいるポスターのシーンは劇中には全く登場>>続きを読む
Promising Young Man
和訳すると成長株、未来ある若者。
これをもじっていることからして男と女という対比を意識している訳だけど、現実的には性犯罪は被害者と加害者という視点で捉えるべきだ>>続きを読む
絵のタッチ、メッセージ性、のんの声、何もかもが良い。一瞬で人の命が失われるその瞬間を切り抜いた絵のポップさが逆に恐怖を煽る。
玉音放送を聴くすずさんの姿は恐ろしかった。シャウエッセンのツヤ子さんを思>>続きを読む
音楽が良いしテンポも良いので気軽に観れる。かぐや姫の物語の大名行列の大元になったのはこの映画かあ。
これまで何度も観てるはずなのに初見のシーンが多く観られた。これまで流し見してただけ?それとも記憶に残>>続きを読む
音と画角で観客をびびらせてやるぜと言う監督の掌の上で綺麗に転がされた感じ。さすがはエスターの監督。ロック様主演の冒険映画と聞いてもっとシンプルな構成を思い描いて見たら、味方と敵と第三の敵、みたいな構成>>続きを読む
君の存在だって いつでも思い出せるけど
本当に欲しいのは 思い出じゃない今なんだ
スーパーノヴァといえばこれだけど、今作はこの歌詞に対して正面からぶつかってくる。
認知症をかかえるタスカーと、それを>>続きを読む
サマーウォーズのOZの世界も十分凄いんだけど、Uの世界観はもう圧巻だった。予告編でも流れた「ようこそ、Uの世界へ」のナレーションからの映像美は鳥肌もので、メインテーマも最初はやかましいかなと思ったけど>>続きを読む
健二が手計算でやっているRSA暗号の解読って人間には不可能な計算(1100桁を超える数字をp×qの形になるように素因数分解して「キー」を見つける)をしているので、夏希は一生健二を立てて暮らさないといけ>>続きを読む
客室支配人役の中村雅俊がカッコ良い…
ドラマにはハマった覚えがあるけれど、名脇役に助けられた部分が多いので、棒読みの三乗みたいな構図になってしまった今作はきつい。北川景子が今とは別人すぎる。
大好き。あの時に戻ってやり直せたらと思ったことがない人はいないと思うけれど、それでも毎日の繰り返しが価値のあることなのだと教えてくれる映画。レイチェルは本当に雨が似合う女優。土砂降りの結婚式は何故だか>>続きを読む
北川景子と渡辺直美の怪演。
公開時から話題になっていた、原作からの年齢設定の改変がやはりネックだった。16歳の子供3人をママ1人で管理するのは難しいでしょ。ただ設定そのままだと浜辺美波も山時聡真も年齢>>続きを読む
児玉清が大好きになったきっかけの映画だと思う。鍋島次席は一挙手一投足がかっこよくて素敵。HEROの児玉清と深夜食堂の小林薫は二枚看板。
走り始めた先輩2人にのせられてしまうさえちゃんに笑う。「今のうちらに必要なのは真実じゃなくて矛先だから」分かるよ、分かるけど辞めて欲しい笑
バカリズムがどう見てもOLには見えないのにOLに見える背反が>>続きを読む
海獣の子供のSTUDIO4℃の映像は圧巻。冒頭のスーパーマリオブラザーズ的なメタ視点のコミカルさもすごく面白かったし、実は悪役がいないという構図も好き。ただ全体としてはもやもや。
原作の良さを西野自>>続きを読む
今年今のところベスト。
大瀧詠一の良さを皆が再実感すると思う。
大九明子×綿谷りさなので、女心が分からなければピンとこないかなあと思いながら見たけど、そんなことも無かった。
「おひとりさま」であるこ>>続きを読む
のどかな音楽と映像が逆さまであることの恐怖。ほんの少しの選択ミスの連鎖によって不幸が増幅していくわけだけど、そのどれもが誰が悪いわけでもないと思えてしまうからこその怖さがある。
映画冒頭はアリアスタ>>続きを読む
設定好みだと思って観たけどなんかとっ散らかってた。原作への期待のみが高まった。北川景子の無駄遣いと言われてるそうですが、その通り。
『過眠』という名曲に出会えたのは素直に嬉しいので、1,500円でずと>>続きを読む
「結局怖いのは人間」がテーマの作品といえばフランク・ダラボンの『ミスト』だったけれど、新感染は同じテーマながら、あの胸糞映画とは対極的な作品ですごく好き。今でこそコロナ感染が身近なものになって厭忌より>>続きを読む
記憶上は初めて泣いた映画がセレビィだと思っているので、ポケモンを見直してみようかと思いその第一弾。ピカチュウが泣きながらピカチュウを引っ叩いているのがハイライトだった。悲しい。
佐藤浩一と石田ゆり子がどのように関わったのかとか、一連の事件の犯人の"深い部分での"目的とか、もっともっと知りたい部分が多いだけに、99分間でそれを描ききれなかったのがもったいない気がした。題材すごく>>続きを読む
前作のどうして君が泣くの、に対する今作のアンサーソングは、泣いていいんだよ、だった。素敵。
1番残念なのは全然ドラ泣き出来なかったこと。タイムマシンの説明部分で頭の中に大きなハテナが浮かんだまま帰っ>>続きを読む
伊藤沙莉全部観る第五弾。
いやー、好き。
ストーリーラインを振り返ると、よくあるタイムスリップもので、源氏物語をなんとなくなぞっている風というそれ以上でも以下でもないんだけど、何故だか好きな作品。>>続きを読む
A24×ブラック系はWAVESとかムーンライトとか傑作が多いから期待値が高すぎた。黒人蔑視の歴史フィルム、みたいな位置付けなら分かるけど映画としては…でも映像美は流石でした。
伊藤沙莉全部観る第四弾。
空気感すごく良かった。ラブホテルの非日常感と田舎のどこにでもある感が同居してきらきらしてた。部屋にはそれぞれのストーリーがあって、この間行ったあの場所にもいろんな想いがある>>続きを読む
原作を読んでいないので、ミステリーかと言われるとそんなことないだろと思ってしまうけれど、子供が出来て手放すという題材の割にすごく温かい映画だった。途中のドキュメンタリー風の部分も好き。あとはセックス描>>続きを読む
横浜流星のシャドーがめちゃくちゃかっこいいのと、勝手にパーカー着てボクシングの真似する吉高さんが可愛い。背景のボケ感とあかりの目の状態がシンクロしてるみたいでなんか良い。
最後の最後のシーンのポスト>>続きを読む
伊藤沙莉全部観る第三弾。
急に終わった。
父娘の洗濯物の干し方の対比が面白かった。なんで同じ中学校同じクラスで付き合って自然消滅すんねん。
伊藤沙莉はまちこに「久しぶりー!」と言うだけのゆっこ役。>>続きを読む
せっかく東京外大を卒業したのに機会を逸してしまったもののひとつに、「ムヒカ氏の来日講演に参加出来なかった」ことがある。当時留学中だったので日本にいなかった。
そんな状態でムヒカ氏のドキュメンタリー映>>続きを読む
伊藤沙莉全部観る第一弾。
ゆったりと、おたんちんな映画。
古いアパートの壁に見つけた小さな穴。その穴は隣の空き部屋に通じていて…といういかにもホラーっぽい題材なのに、ゆったりとした時間が流れるレトロ>>続きを読む