umihayatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

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凶悪(2013年製作の映画)

5.0

ただの凶悪事件の真相を探るサスペンスモノかとワクワクドキドキ同じ記者になったかのように見させておいて、最終的に凶悪事件を体験目撃することを「おもしろい。刺激的」と感じてる観客に一気に問題提起する。>>続きを読む

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

5.0

痛快で面白かったー!映画作りたくなったなー。面白そうだな~
國村隼と堤真一がもう最強過ぎ。
持ってかれました完全に。しかし、二階堂ふみ、あんなにおっぱいあったんだな。。

ルナシー(2005年製作の映画)

5.0

シュヴァンクマイエル初体験でした。冒頭の監督の語りが伝えたかったことのすべてじゃないでしょうか。極端な例だとは思うけど、倫理観宗教観の違いから起こる善悪の捻れ、人間本能の自由と抑制の描写はよくある話で>>続きを読む

スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

5.0

さて暇だし酒飲みながらクソ映画でも見るかぁ~と思ってみたんだけど、めちゃくちゃおもしろいやん!!
ちょこちょこ出てくるゲーム版の要素もアガるし、クッパタウンの感じもグッド!映画としての伏線回収もテンポ
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アーティスト(2011年製作の映画)

5.0

素晴らしかったなー。この2011年という現代にこんなにも観客側の想像力を駆り立てて没頭できる映画が作れるのかー。と感動。
ただの無声モノクロ映画を時代情緒として現代に復活させただけなら飽きているところ
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

5.0

公開終了ギリギリで映画館で見れて本当に本当によかった。去年公開で一番素晴らしい映画だったんじゃないかと思います。本当に素晴らしかった。
「生き方」「死に方」について「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」この
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ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

5.0

一見は世界中みんなこういうこと感じてんだなー。って映画。
でもそれが一人の頭のなかで起きていることだから面白い。

一人の中にある想像性や可能性そして葛藤、聞いたんだか聞いてないんだかでも蓄積される知
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カノン(1998年製作の映画)

5.0

いやー本当に不器用で歪なんだけど、どんな形であれ最後は愛なんですね。ノエ本当にこういうの好きな(笑)
愛がなければ生きることも死ぬことも想像できないんですね。
主人公はいつだって誰かを憎んだり愛したり
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しわ(2011年製作の映画)

5.0

歳をとってゆくことの恐さとそれに素敵さ。
歳をとって不自由になって、今を忘れても、過去の思い出があるという素晴らしさ。
誰かがいてくれて、愛してくれると言う素晴らしさ。
祖父が施設に入って帰りたいと言
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやー。ホアキン良かったですね。ホフマン目当てで見たのですがすっかりやられてしまった。ランカスターとフレディの関係性を象徴する荒野のバイクシーンがとてもよかったです。
フレディの自由性に憧れ、トップス
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夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

5.0

過去にもジブリのメイキングは何度も見てきているので、知っている話は多かったけれども、宮崎駿と鈴木敏夫の話は何度も聞いても、その仕事に対する考え方進め方人との関わり観察力表現力、言葉の選び方どれをとって>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

5.0

精神状態がクリエイティブ方向に向いていたため、とても見いってしまいました
ちらっと知っているエピソードが出てくるのも、いいですね。展開は淡々としているので、冷静に思い出すとアレなのかもしれないですが
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女の都(1980年製作の映画)

5.0

いやー!ぶったまげた!最高だった!さすがフェリーニ映像の魔術師!! 前評判通りの「オヤジ版不思議の国のアリス」。次から次へと驚きと楽しみの連続、唐突に巻き起こるヘンテコの数々は男の欲求や女性に対する深>>続きを読む

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

5.0

生き様死に様最高にかっこよかったです。特に死に際のシーンは毎回男の友情と潔さに惚れ惚れしてしまいました。最後の展開には少し照れたけど(笑) ミッキーカーチス、驚くほどかっこよかったですね。「音楽が聴こ>>続きを読む

夢二(1991年製作の映画)

5.0

素晴らしかったですね。映像美、色彩美、人間芸術の奥にある血生臭さ。 それを暗喩してみせる現実と夢が交錯した ような世界観。 あっぱれでした。 沢田研二と原田芳雄が最高でしたね。

デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

5.0

うまく書けそうにないのだけれど、以前、沖縄の離島やインディアンの儀式に詳しい人と話したときの会話を思い出しました。「人は、自分が育った土地の空気や水や物を食わないと、やっぱり少しでも色々おかしくなるん>>続きを読む

オーケストラ・リハーサル(1978年製作の映画)

5.0

いやーシンプルで良いですね!実にシンプルで!あっという間の1時間
それぞれの楽器奏者の個性とかルックスとか言うことが「あー!わかるわかる! 」みたいな感じで楽しく見させてもらいました。
ラストも訳
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

5.0

人間はみんな「生」の中毒でもあり「死」の中毒でもあり「性」の中毒でもある。そして人生はトリップだ。
トリップムービーの、陰鬱で、音の起伏が激しく、映像が奇抜、気だるくて退屈。全ての要素を網羅して、一
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

5.0

物質的な社会の過渡期にある現代だからこそ見てよかったな。 「時間も金も、他人も気にせず自由な生活をしたい」と頑張るほど裕福で不自由ない生活にハマっていることを痛感してしまういまだからこそ、自分を殺さず>>続きを読む

キャスティング・ディレクター(1998年製作の映画)

5.0

わかるよこの映画が言いたいことスゲーわかる。曖昧にぼんやり進んでく自分やまわりへのイライラや批判がよく出てる映画だなあと。ただ景色を見ながらなんでもいいとか生きてるニンゲンニハ本当にうんざりだよ。しか>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

5.0

とりあえず主役三人が秀逸。ショーン・ペンとデル・トロは映画の度にその物語の人間になりきってしまうのが本当にびっくり。
映像の時系列の崩し方も、トリックやどんでんの為ではなく、人物の感情やバックボーン
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悪の教典(2012年製作の映画)

5.0

想像よりもよかったなー(笑)
先々予想できる展開も頭空っぽにこっちも狂いながら見れる。妄想回想シーンも当人がサイコキラー、まぁ頭はいいんだろうけど子供的な(いわゆる中二病的な)とこがあるとこが見れて
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どん底(1957年製作の映画)

5.0

どん底で生きる愛せるろくでなしどもの群像劇!
役者もいい。台詞もよけりゃ、唄もいい。昔の話し言葉にはリズムがあるね。生きるのに「間」はとても大事です。おっと、話が逸れる。
良いも悪いもない。
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ハリーとトント(1974年製作の映画)

5.0

ロードムービーとは主人公が何かに縛られてる状態から旅が始まり、人との出会いで成長していくもの。と思っていたけど、この映画は全く違う。
主人公のハリーは開発に追い越された自由人であり、猫と放浪の旅に出
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河童(1994年製作の映画)

5.0

小さい頃に見てから定期的に見ている気がします。とても思い入れのある映画。小学生のと気に見て泣いたな(笑)
あたたかい。ほんとにあたたかい作品。
音楽も凄く良いです。
てゆうか非の打ち所がない、僕
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デスペラード(1995年製作の映画)

5.0

とりあえず初っぱなの2丁拳銃かっこよすぎ。あれだけでめっちゃ興奮したさ!!
そしてラストのギターケースの使い方!!(笑)最高やー!

裏窓(1954年製作の映画)

5.0

初ヒッチコック作品でした。お見事でした。台詞もテンポもとてもよく、舞台が窓際と窓から見える他人の窓際のみ。それでここまでみせられるとは!主人公が覗き見る他人の生活も、おかしいんだけど妙にリアリティーを>>続きを読む

ヒート(1995年製作の映画)

5.0

俺的ギャング映画最高峰。アルパチーノのキレキレぶりが最高!いや、デニーロとの友情というか「今日の敵は明日の友」な展開も非常に男をくすぐりますよね。
登場した銃火器は実際に実物の音を録音したそうで、全
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スナッチ(2000年製作の映画)

5.0

スタイリッシュだよ。スピード感とドタバタ感がたまらないですね。サントラもかなりグッドです。ブラピの英語の訛りもたまらないけど、吹き替えの何言ってるかわからなさも狂ってて最高です(笑)

ゾディアック(2006年製作の映画)

5.0

俺は結構好きだったけどな!!映像の色がいいよね!事件のことを調べながら見てました。 未解決事件ってひかれるんだよなー。

アイム・ヒア(2010年製作の映画)

5.0

*少しネタバレかも。


製作者サイドは純粋にラブストーリー作ってるつもりなのかな?皮肉にしか見えない(笑
主役をロボットにすることで、自己犠牲的献身を容易くして「どーよ?羨ましいって思ったっ
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ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ショーンペンやっぱ大好きだな。ギターの当て振りには笑ったけど。(笑)
ハッティとのやり取りがとても微笑ましい。ほっとする。
公園で再会して、ハッティの結婚を知るシーンのショーンペンの演技が素晴らし
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ホタル(2001年製作の映画)

5.0

公開当時に祖父と見に行った作品。
ぼくは小5か小6だっただろうか
いまでも横を見たらスクリーンの反射で見えた祖父の表情がありありと思い出されます

僕の映画人生の始まりは祖父であり、一緒に見た映画の
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きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

5.0

一度ハマった映画があると毎日のように話してしまう性格を、久しぶりに発動させた一本。
ショーンペンが良いです。本当いい。
話も落ち着いていて良かったですね
なにかを抱えて人生行き詰まったとき、背中
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

5.0

文句なして頭スッカラカンで笑って楽しめる超名作。デザインの最高なバグズ達。銃撃戦、宇宙戦。狂ったニュースも大好き。
「大丈夫です!しかし!腕が!折れましたぁぁ~!!」
などの名言がちりばめられてい
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