umihayatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ダークグラス(2021年製作の映画)

5.0

最高でした!
素晴らしかった!
映像全体のトーンやカット、音楽も非常にカッコよく楽しめたし、オープニングから異常にかっこいい。。。
何より、あの年代のジャンル映画を現代にそのまま持ってきている事と、そ
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音楽(1972年製作の映画)

5.0

どこに出しても恥ずかしくないガチマジのATG。
監督増村、原作三島ときたもんだ。
そりゃたまんねぇ〜。

不感症で音楽が聴こえない。
と精神科医に相談してきた主人公が情事の度に「音楽が聴こえる!!!」
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

1.0

どうしたシャマラン。
Twitterですらもう終わってるようなトロッコ問題みたいな話を捻りもなく延々と。
しかもラストにはその中でも最低だしブレブレでしょと思える選択を提示してくるわけだけど、これがシ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

5.0

てゆか、エヴァやん。
Air まごころを君にやん。

庵野による「シン」シリーズ。
「シンエヴァ」で「あぁ庵野よ、大人になったんだな」と思ったのはなんだったのか。
既視感ありありのエヴァ方式で先の予想
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

5.0

傑作。

映画を見ている人の9割強の人が、貧困層を虐げている支配層に対して嫌悪感を抱くはずなのだが、いざ現実社会を見ると、支配層の曰う「種の持続性の為のバランス調整」論に一定の理解を示し、追随するであ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

5.0

いやいや、コンスタンティンコンビや!ってなったし、吹き替えで見てたからモロにマトリックスやん!ってなる(笑

人がかなりガチめに車に轢かれまくってるが、「インシディアス3」の一発でうおー!とか言ってた
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クレージーの怪盗ジバコ(1967年製作の映画)

5.0

一見コントのようだけどなかなかに社会派な一面も。

「日本のホコリを盗みます!」という怪盗の予告に対して
「日本の誇りとは?」との冒頭からしてかなり社会派匂わせてくる。
左卜全演じる右翼は天皇だと言い
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日本一のゴマすり男(1965年製作の映画)

5.0

新文芸坐にて35mm上映とのことで、一回観たことあるよなーと思ったけどついつい

相変わらず最高でござんした
会社組織のバカバカしさを一蹴一笑に吹き飛ばす中 等の軽さに、オープニングの東京タワーや高速
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富江(1999年製作の映画)

5.0

黒沢清の「cure」を思わせる全体的に冷めたトーンやこの時代の荒い画質が最高。
音楽もとても良い。
ラストカット狂おしいほど好き。

恐らく時代を超えて永遠に繰り返す、富江と月子の関係に、女性同士の友
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

5.0

ジョン・ウィックマラソン開始!
銃の扱いが華麗かつスマートで最高!
シオン・グレイジョイがクソ野郎すぎる!
制覇するぞ!

自由の幻想(1974年製作の映画)

5.0

すごい。
あまりにシームレスなオムニバス。
あまりにも不条理なお話。

「自由くたばれ!」
そんな一節から始まるこの映画だが
映画という名の嘘と魔法。
あまりにも自由奔放な手法を用いて真理を語る。それ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

狭いコミュニティーや集落が舞台のいわゆる"ムラ"映画。
そのセオリーは「外からやってきた者や新たな価値観に気づいた者が、他人との距離感や奇習の異質性に嫌気がさして抜け出そうと頑張る」というものだったと
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

マジで素晴らしかったです。

親子間、世代間、それにとどまらないそれぞれの価値観の押し付けと反抗。
それを繰り返した挙句の断絶と、それによって各個人が抱えてしまった劣等感や自己嫌悪。
様々な可能性を見
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RRR(2022年製作の映画)

-

やっと見てきました〜
いやはや、物量・動員力・過激さ含め、近年稀に見る衝撃作な事は確かであるし、素晴らしい傑作だと思うし、前半部分はとても興奮しました。

特にパーティーのシーン。
白人による差別・抑
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

5.0

やったー!!超面白かった!!
ベネデッタ!やったれ!
バルトロメアの誘惑と自分の欲という内なる"ヘビ"の誘いに乗って人間的になっていく流れ、彼女の存在そのものがキリスト教の欺瞞の証明となるラストには大
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禁断の惑星(1956年製作の映画)

5.0

デザインや特殊効果がとても楽しい。
後世続くSF作品への影響は計り知れず、リアルタイムで見てた人からすると
「いや禁断の惑星やん」で数々の作品が片付いてしまうレベルでは。

惑星間であろうと変わること
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ドゥームズデイ(2008年製作の映画)

5.0

最っ高!!!!!
頭からケツまでノンストップハイテンション!!!
なんでこんなに評価が低いのか謎過ぎる。

疫病によって壁で封鎖された地域に任務で行ってみたら、北斗の拳&マッドマックスなヒャッハーな世
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BUG/バグ(2007年製作の映画)

5.0

心の傷や寂しさを埋めてくれた人がもし電波系だったら映画。
あの旦那と電波くん。
何この究極の二択。

Qアノン、神真都Q、各種陰謀論、孤独と不安や疎外感、もちろん戦争やテロや災害・事故・事件をはじめと
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

5.0

みていない名作見ようぜ週間。
映画好きとかほざきながらダイ・ハードも見てないのはマズイかなという事で。

仕事が出来ることが最上だと思ってそうなナルシズム軟派セールス野郎は撃ち殺され、警察やFBIはナ
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

5.0

DVD同封の解説によると、舞台となる屋敷が立っている「プロビデンシア通り」
「プロビデンシア」とは"神意・節理"なのだそうだ。

このことから、使用人たちを搾取していたブルジョア層への天罰的な風刺作品
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闇を横切れ(1959年製作の映画)

5.0

ため息出ちゃうほど面白い。

「さぁて、汚職まみれの奴らを豚箱にぶち込むか!」
報道が市民の声を聞き出し、証拠を記事にし、金や恐怖で抑えつけられた警察を動かし、巨悪をたたく。
1959年にはまだこんな
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

-

メキシコの厳しすぎる社会情勢。日常。
恐らくこの映画よりも現実はもっともっと悲惨であろう事を考えると
この映画を映画として語れるほどの経験も感情も僕は持ち合わせていないので何も語ることが出来ない自分が
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妻は告白する(1961年製作の映画)

5.0

傑作!!!だがこれは、、、キツイ。。。

結婚は怖い。恋は盲目。
この若尾文子の様な女も、その旦那の様な男も確実に存在し、結婚前にそれを見破れるかはもはや運ゲー。
クソとクソが結婚しても殺し合い。
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巨人と玩具(1958年製作の映画)

5.0

これは傑作。
商品の為の宣伝競争に関わる色々な人が、競争の激化と共に人として終わっていくのを圧倒的な切れ味と畳み掛ける勢いで見せる。
狂気をも感じるスピード感。

宣伝のために作られた嘘の人間(スター
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

5.0

最高!!!
こういうのでいいんだよ大賞!!!
頭からケツまで手汗びっちゃびちゃ。
ラストの「え、そういう映画なん?(笑」な展開も含め、常にワクワクをくれる幸せ。
例えるなら、普通の遊園地の何でもないジ
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グレート・ウォリアーズ/欲望の剣(1985年製作の映画)

5.0

究極の自由業は「傭兵」だと思ってる。

クライアントである貴族にいいように使い捨てされた主人公の傭兵団。
彼等の貴族への復讐。
なんとも世知辛い結末。
自分が個人事業主なだけに、どうしたってこの傭兵団
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ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

5.0

アイス・キューブとナターシャ・ヘンストリッジ最高。
警官と犯罪者のバディ。
生き残る為の協力。
いい話だなぁ!
バケモン達に包囲された刑務所で、誰も不平不満言わずにサクッと全員が協力体制になるの好き。
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

5.0

こんな人道もクソもない会議が国の指導部連中により行われ、歴史に名が残ってるあいつもこいつも、マジでフワッとしたもはや陰謀論にハマったネトウヨレベルの理論で、人種差別と大量虐殺が議論されてる事に心の底か>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

-

アニャなので☆5!!!
と言いたいところですが、思いの外モヤってしまいました。

映像や表現は「見たことないもの見れてる!」と素晴らしいのですが
ロバート・エガースの作風と、今作の題材がイマイチマッチ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

5.0

まさかの傑作。
前半のゲームっぽいホラーパートの映像のチャチさには目を瞑るとしても
(デザインはとても好きだったので、こういう作品にはもっと予算がついてCGやセットのクオリティが上がって欲しいし、売り
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非常宣言(2020年製作の映画)

1.0

良い!良い!一味違う!と思ってた韓国映画にも、こういう大手やっつけ娯楽大作みたいのは存在するのだなぁ〜

あと一歩踏み込めばステートメントになるのに「みなさん、言いたい事わかりますよね?」とばかりに何
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青い目の蝶々さん(1961年製作の映画)

5.0

シャーリー・マクレーンの芸者メイクでの変身がガチ過ぎて、僕もファーストカットは気付かなかった。
やはり口角は世界遺産級。
いい役者だなぁ。

この映画制作そのものみたいなメタ的設定も非常に面白い。
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レプリカント(2001年製作の映画)

5.0

由緒正しき午後ロー&木曜洋画劇場枠。
意外と要素が多くて楽しい。

人間の性質は遺伝子では無く環境で決まる。
いい話。

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

1.0

うーーーーーん
なんかこう、ラストの攻防をやりたいだけ感があったというか
騙し合い的には面白いんですけど、なんとなく段取り臭くて、序盤の舞台設計の段階の無理矢理感にイマイチノレず。

そのまま話は進ん
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少年と犬(1975年製作の映画)

5.0

ラストマジかよ大賞。
核戦争後の荒廃した地上。
人々は争い、結局誰かが暴力統治する。
対して地下世界。
見せかけのユートピア。
見せかけの民主主義。
結局誰かが思想統治する。

こんなクソみたいな人間
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

5.0

クズ・オブ・クズな旦那と最悪なご近所。
ローズマリーのヒステリーな妄想かどうか曖昧なラストじゃなく、しっかり周囲の悪行が判明して良かった。

・本は読むな
・友人と話すな
・市販のものは買うな
・それ
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