hayatoさんの映画レビュー・感想・評価

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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.9

きちんとマトリックスの映画になっていた。年を跨いだ続編作品としての高いハードルは超えられている作品であり、物申す系の要素も含まれる。
ただ、同窓会の様なムードが常にあり、マトリックスの新しさを期待して
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

色々な人が言うように複雑な映画。
映像としてはとても面白くなおかつ新しいため、見ていてとても刺激的。
コンセプトというかメインとして扱っている物理学的なSFテーマも新しくてとても面白い。時間を上下から
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.6

驚かす系ではなく「ターミネーター(1)」の迫ってくる恐怖に近いホラー映画。
なにかが追いかけてくる単純なストーリーが常に警戒心を刺激し続け、映画の世界に入り込める。
追ってくるもの自身は恐ろしい容姿を
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.4

単純な監禁物かと思ったが、どんでん返しが面白かった。グロテスクなシーンはあるが、痛々しい描写ではないので見やすいほうだと思う。
サイコ物のせいか共感出来ない部分もあったが、意外性を楽しめる。
どんでん
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拷問男(2012年製作の映画)

3.3

タイトルやパッケージからB級によくある理不尽な暴力を売りにする映画を想像するだろうが、どちらかと言うと家族を失う悲しみからくる復讐の映画。
残酷な拷問シーンもあるので注意が必要だか、暴力系の映画が見た
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

一言でいうと、面白い展開に蛇足が重なった事で中途半端な面白さとなってしまった作品。作風としてはレディ・プレイヤー1+美女と野獣+ミュージカル性+匿名性による問題などを混ぜた作品だか、やりたい事が多すぎ>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.3

性格に難のある天才を描いた映画。ダウニーJr出演の「シャーロック・ホームズ」のアクション要素を除いたような雰囲気。
青みがかった淡い映像に主人公のズレた行動が合わさり日常の風景に違和感を覚えるような世
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神は死んだのか(2014年製作の映画)

2.8

中盤まではまだ見れるが、終盤は気持ち悪くて見ていられない。
無神論者の教授と有神論者の学生のリベートを描いた作品。
話のメインがこのリベートだったが有神論者側の都合の悪い所をはぐらかしたりと盲目的な狂
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.6

裏で殺しの場を提供している銭湯にアルバイトとして雇われた青年の物語。
〇〇系や〇〇に似てるなどが無い、この作品独特の雰囲気がとても好き。
笑わせるつもりも派手な殺しもなく、本当にどこかにありそうな日常
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.8

あらすじだけを見ると冒険映画の様に思えるが、実際は誰も抗えない大人への成長やノスタルジーの消失を描いている作品。
バカみたいに遊んでいた子供時代の友人とも、大人になるにつれてノリや環境が変わり疎遠にな
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.6

個人的にはシリーズを気持ち良く締めくくった最終作だった。
前作同様、新しい言葉や怒涛の展開が続いていくが集中して見ていればなんとなくでも理解できる。物語に置いていかれても、最後には庵野監督が何をやりた
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レッスン!(2006年製作の映画)

4.2

問題のある学生を社交ダンスで更生させる教育系の映画。
教育系映画によくあるストーリー展開だったが、主人公のルックスとダンスのかっこよさがこの映画の独特の雰囲気を生み、何より更生する際の動機に説得力が増
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.5

「父親たちの星条旗」を視聴していないため、この映画の全てを楽しんだわけではないが、「硫黄島からの手紙」を単体で見ても楽しめる作品。
淡々と進んでいくストーリーの中での呆気ないほどの死や少しの回想で、直
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.7

みんなが一度は思い浮かべる「カンニング大作戦」を本気で考えたような映画。
理不尽や貧困などの社会の黒い部分が多い社会風刺的な一面もあって奥深い。そんなダークな背景とカンニングによる緊張感が、難しい映画
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

アクション映画とは分かっているがツッコミどころが多すぎる。
あまり好みのデザインではないがCGはきれいなのでメカデザインが好きな人は楽しめると思う。
B級映画レベルの脚本なので、あまり真剣にならずにツ
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.5

とても面白い!
「マイ・インターン」をさらにコメディよりにしたような映画。
基本的に面白いところは「マイ・インターン」と同じだが、主人公のチームメンバーのまとまり方がこの映画の気持ち良さを増している。
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.3

カンバーバッチがとにかくかっこいい映画。
カンバーバッチ好きならめちゃくちゃオススメ。
前作は面白いけどいまいち記憶に残らない映画だったが、今作は俳優陣の演技が記憶に残る。
ストーリーは普通だが、演技
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.2

開始10分で良い映画だとわかる。
スター・トレックはあまり見たことが無かったが、この作品から見ても十分楽しめた。
ただ、「ここが印象的!」というシーンはなかったので鑑賞後にあまり記憶に残らない。
映像
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

1.0

久々に見た全く面白くない映画。
B級のような面白さを期待しても、時間の無駄になるで誰に対してもオススメしない。
脚本も映像技術もカメラワークもアクションもすべてが酷く、良い点が見当たらない。
演技がど
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.2

前作にさらにSFの要素が足されたてんこ盛り映画。
てんこ盛りなのにやっぱり面白い。
前作との繋がり方がBTTF2の様で続編物として好きなテイスト。
ボーとしながら見たいひとにオススメ。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.2

色々混ぜすぎて新しいジャンルとも取れるレベルの映画。
サイコホラー、ミステリー、ループ物、青春、恋愛、コメディなどなど。
一つ一つのレベルは決して高くはないが一つの作品としてはバランスがよく面白い。
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.3

前作を含めた3作品が深くきれいにまとまっていてとても気持ちが良い。前前作に伏線が隠されていたりと他のシリーズ作品にはない程の繋がりがある。
今作はプリズン・ブレイクの様な日常品での脱獄が大半を占めてい
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.3

いつだってやめられるシリーズの2作目。
前作よりも少しだけダークさが抜けたコミカル映画。前作が好きなら今作も好き。
個人的にはあまりハマらなかったが化学などの専門分野の人から見れば、あるあるがあって楽
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2012(2009年製作の映画)

3.0

映像は良いがストーリーがひどい。ライブ感を楽しみたい人はそれなりに楽しめるかも。
最初に良かった所から言うと映像がとても綺麗。壊れゆく都市の風景や緊張感に引き込まれる。また、海上のシーンはタイタニック
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.3

ブラックコメディっぽい映画。
ビックバンセオリー的な明るいノリではなく、だんだんと堕落していく主人公たちを描いている。
つまらなくはないが特別面白くもない

トランセンデンス(2014年製作の映画)

4.2

シニカルな作品が好きな人におすすめ。
コンピューターにアップロードされた人間は本人なのか、危険な機械なのか、的なストーリー。
純な人間の非人間性という矛盾するような所をぶつけてきて複雑な気持ちになる。
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.5

「プラダを着た悪魔」的な仕事と関係性の変わりようを楽しむ映画。
主人公は建築家だが、プラダを着た悪魔同様その業界の人以外も楽しめる映画。
物語の深みは浅いが、それがいい日常感を生む。
マクガフィンにな
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.4

人柄で困難を乗り越える系の映画。
過去の出来事として史実に基づいたストーリーなのは面白いが映画としての面白さは普通。
信長的な実は頭の良い計算されたのぼうの話ではないのでそこは注意。

ジャンパー(2008年製作の映画)

3.2

テレポートに目覚めた主人公が好き勝手する映画。
前半は自由勝手な様が清々しく楽しめる。映画「ハンコック」の前半の雰囲気に似てる。
後半は中途半端な善人感を出したり、全く必要のない母と子の関係を出してき
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

4.1

テンポのいいストーリーと激しいアクションで飽きずに楽しめる。
筋肉映画のテンプレートの様な脚本だと思っていたが、きちんとした伏線やどんでん返しがあり良い意味で裏切られた。

チョコレート(2001年製作の映画)

3.7

分類が難しいがヒューマンドラマ。
暗い物語なので楽しい気分になるタイプのものではないが、人生のほろ苦さを感じた。
失っていくばかりの人生の中で、2人が最後に手に入れた物とそのための代償に考えさせられる
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

ボヘミアンラプソディをさらにミュージカル調にした映画。
面白かったが、私の知識が足りな過ぎてあまり入り込めなかった。エルトン・ジョンの曲をきちんと知っている人は楽しめると思う。
ミュージカル映画が好き
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アフター・アース(2013年製作の映画)

3.0

とっても普通。
特別つまらなくもなければ面白くもない。
飽きはしないので見れるが、特に面白い展開もない。

マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

3.3

午後のロードショーでよくやる"犯罪に巻き込まれて大きな陰謀に行きつく系"の映画。
それなりに面白くポテンシャルもあるが、それを活かしきれてない。特にご都合主義がかなり多いので苦手な人は注意。
ストーリ
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デイライト(1996年製作の映画)

4.4

いい意味でも悪い意味でもスタローン映画。パニック映画の中でも人間味があってストレスなく見れる。またヒューマンドラマ的でもあり、よくバランスが取れてて面白い。
スタローン映画独特の設定の粗さがあるので、
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

普通に面白かったが、期待値が高すぎたせいか思ったほどではなかった。
一言で表すなら、なろう系の映画。偶然Beatlesが存在しない世界に行って、パクったら売れた。盗作への葛藤や自身のオリジナリティにつ
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