この映画をみる前には原作読んだほうがいいと思いました
パントマイムをはじめとしたメタファーで説明される、途中明確に宣言される"同時存在のバランス"の議論なのだけど、原作と本作ではこの主題に対するアプ>>続きを読む
自分を含めスノッブにBLMに賛同する人にも、よく知らないことで賛同できない人にも観てもらいたい
もう色々な人が語っていることだけど、構造的問題に対して、無知や無関心でいることは加害に等しい
さすがに>>続きを読む
乗り切れないけどすごく誠実に作られている。勝手を言えば、暴動にも参加せず、悲惨な目にも遭わない何者でもない人がもっと多くの時間描かれていたらもっと怖かったかも
somebodyとしての死と無知な人がそれに至る特異な環境について
この1ヶ月で最低のコロナウイルス死者数を記録しました、喜ばしいニュースです!の裏に隠れた最低数の死者に顔が見える他者が含まれていた>>続きを読む
40分の短尺でしっかり不在
4/28まで、無料公開
https://vimeo.com/206682021
役者的人間による知性のプロレス
下手なコメディ映画よりもはるかにユーモアを感じる
最近達成と持続のことを考えている
生と死を持続を要素として持つ対概念としてみたとき、生は基本的には達成ではないけど、死は主体をなくすことで意味づけのコントロールを失ってある種の達成として捉えられてしま>>続きを読む
演技は置いておいて、セックスシーンがめちゃくちゃ生々しかった
佐藤泰志原作の閉塞感も全編通して生きていて良い
このレビューはネタバレを含みます
モダナイズ・モビライズを受け入れられるフランス人とそうでないレガシー的フランス人
現代において堅いように見える人間が柔軟で、柔らかいと思える人間が実は硬直している
ラストシーン、最初は意味わかんなか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
超えることが難しい断絶があることはもう広く認知されているなか、それを映画的に表現する視点ではものすごく正しい。
ただこの断絶をどう乗り越えるかは、エンターテイメント映画の域を超える描かれ方はしていない>>続きを読む
ホンサンス、もう何本かみないと好きかどうかわからない
カオスの一部を切り取って名前を付けることはできるけどそれによって全容を知ることはできない
理由をつけることはアリストテレスのアクラシアによるもの>>続きを読む
修了制作というイベントに対して外部的な因果と自由意志をテーマに選んでいることがものすごく興味深い
因果に対応する意思の力はプロットを進める必要のある映画だからこそ強い
一方で映画だからこそ放置できる>>続きを読む
プロットは置いといて、犬の演技が前作から凄みを増している
メイキング映像がみたい
このレビューはネタバレを含みます
ホドロフスキーはフランスに行けたけど、アリョンはアメリカには行けない
バディもアリョンも最初から決まっているとわかっているのに自分では決められない
意図せず続けて映画を観ることで、決められる男、決>>続きを読む
青春映画においては「(ちょっと盛って)これ思い当たるわ!」の連続に快楽を感じるのだけど、この映画は"ちょっと盛って"フィルターがなさすぎてたばこの煙ダイレクトで吸ってるみたいだった