このレビューはネタバレを含みます
2023.150
のっけからあんなもの見せられるのでもうそれ以降ずっとカットが切り替わるたびに緊張が走ります。
白状すると自分は耐えきれなくて一旦視聴をストップしました。こんなの無理。
とは言え続きは>>続きを読む
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2時間ずっと見せ場が続く、サービス精神の塊みたいな超絶アクション大作。
見る前に過去のDC作品もおさらいしておかないと、なんて考えていたのがバカらしくなるくらい単体で観ても問題の無い面白さ。
「暴力と>>続きを読む
DCヒーローものはこの辺から未鑑賞だったのでチェック。
タイミングとしては単体のワンダーウーマンが公開された後くらいでしょうか?
アクアマンはまだ公開前の様な感じがします。
強大な敵を倒すためにスーパ>>続きを読む
ここ最近「怖い田舎」ブームというか、閉鎖的で陰湿で外部には知られていない恐ろしい風習があって〜みたいなイメージから作られるものが増えている気がします。
今作も舞台設定からしてそういうタイプの話なのかな>>続きを読む
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ベタでダサいとこも過剰でクサいとこも全力、邦画の良いとこ悪いとこ全部MAXで詰め込んだ様な、本家本元東宝からのフルパワーのアンサー。
冒頭で示される主人公の背負った枷が、「終わらない戦争」としてゴジ>>続きを読む
撮影なのか編集なのか分かりませんが、画面がとにかく美しくてそれだけで保つなと思う作品が邦画の中にも増えてきた気がします。今作も終始キリッとした瑞々しいルックで統一されていて、観ていて心が澄んでいく様で>>続きを読む
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政府と反乱軍との直接的な衝突はほとんど主人公の居ない所で起きている設定なので大規模な戦闘描写はかなり少なく、代わりに地味でやたら暗くてテンポも悪い地下道やら余りに雑なトラップやら、どうにも盛り上がらな>>続きを読む
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カットニスをジャンヌダルクに仕立てあげよう一大キャンペーン編。
衣装、舞台、歌、演出、それらを撮影するクルーに編集された映像。
プロパガンダとはこういうものだと、どこか冷めた自嘲的な視点で描かれるイメ>>続きを読む
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カットニスがいよいよ革命の象徴として目覚める、という所で幕引き。
まだゲームも途中だったしあまりにブツ切りでちょっとびっくりしました。
今回のゲームは最初からカットニスを勝たせるため仕組まれていた、と>>続きを読む
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ジェニファー・ローレンスの出世作という事と名前だけは知っていて、所謂デスゲームものなんだろうなーくらいの認識でした。
正直何の期待もせず軽い気持ちで見始めたのですが、設定から細かく作り込まれていて作品>>続きを読む
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とにかく「好き」を一心不乱に追求すれば自ずと道は開かれる、的な考え方にはちょっと賛同出来ないタイプですが、前半に登場し少年時代の終わりと共に退場していくあの魚おじさんの存在がその辺りのモヤモヤをかなり>>続きを読む
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ドキュメンタリー作家としての矜持と自身に振りかかる問題に対する姿勢。二つの間には明らかな矛盾・欺瞞がある様に思えるけれど、それこそが彼女が内に抱える「天秤」の裁量という事なんでしょうか。
現実と折り合>>続きを読む
認知症の元殺人者である主人公が住んでる街にもう1人新たな殺人鬼が現れて…と設定からしてかなり盛り盛り。
話の進行中に本人の記憶がバンバン吹っ飛ぶので、主人公含めて何を信用していいかどんどん分からなくな>>続きを読む
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概要を聞いた時は所謂アーミッシュの人達を思い浮かべましたがそれともまた違う派閥の話の様です。世の中知らない事だらけで気が遠くなってきます。
居住区を去るか残って戦うか、女達の命運を決める話し合い。>>続きを読む
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日本のサブカルチャーからの引用がそこかしこに散りばめられ、画作りもいちいち気合いが入っているのでまず観て楽しい。大事な要素です。
しかしAKIRAをやるにしてはアクションが足らないしブレードランナーに>>続きを読む
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「顔洗って」「血ついてる」「洗えばいいのに」「なんで洗わないの」
最後まで見てああ、と納得。
主人公ロブとあの父親との間に過去何があったのか。
そこに思いを巡らせると、父の息子に対する態度もロブが森>>続きを読む
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最近は帰省する度に、母親から昔の写真を見せられたり当時好きだった歌手だの小説だのの話を聞かされます。
当たり前の話だけどお母さんはお母さんになる前、ただの女の子でした。
自分はこの歳になってもまだぼ>>続きを読む
どうしようもないボンクラ達が右往左往して結局全てはから騒ぎ。そういう話だと捉えていいのかどうか。
関わってくる人間が多いので展開についていけない部分も多いのですが、随所に挟まれるトリップ的なイメージや>>続きを読む
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彩度低めの撮影に削ぎ落とされた台詞、メインの劇伴は環境音、みたいな徹底的に抑制されたトーン。
実力派の役者2人に全てを託すかの様な作りにも思えます。
事実彼女達の演技は素晴らしかったと思いますが、どう>>続きを読む
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台詞は最小限、音と映像で語る気満々のストロングスタイル。地味ながらその辺のグロよりよほどキツい痛みの表現がこちらの精神を削ります。
話の展開も奇天烈過ぎて、これは一体何の話でどこへ向かうのかも全く分か>>続きを読む
細かいこと考える様な作品ではないのだろうけどさすがに話が適当過ぎてちょっとノリきれませんでした。
山の様に放り込まれたパロディネタもクドすぎて逆に白けてしまうというか…。
きっと好きなタイプのやつだと>>続きを読む
ギャングもの・マフィアものはどこに面白さを見出せばいいのかずっと分からなくて、今ならイケるかも、今度こそ分かるかもと折を見て挑戦しているのですが今回もやはり惨敗。
苦手ポイントだと思っている「組織」と>>続きを読む
役者の動きもカメラの配置も舞台を見ているかの様な作り。
「そこに死体がある」という状況から始まるコンパクトな物語は、観るものに劇中の犯人と同じスリルを共有させます。
大きなアクションも派手な演出もあり>>続きを読む
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受け子・出し子・三塁コーチと現場感漂うワードが飛び交う特殊詐欺の一連の流れをリアルタイムで描いていく冒頭。組織化された犯罪集団の手際の良さは、尻尾を掴もうとする警察側とのやり合いも含めて思わず見入って>>続きを読む
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軽快な音楽に載せてゆっくりとブラインドがあがってゆく、文字通りの開幕。
今作の舞台である主人公の部屋と、その窓から見える景色をツアーする様なオープニングのカメラの動きだけで心が躍ります。
窓から見える>>続きを読む
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陰謀に巻き込まれた1人の刑事が、事件の目撃者だった親子を通じてアーミッシュ社会に匿われるというお話。
アーミッシュという集団については洋画を見ていれば単語自体は聞き覚えのあるものですが、実際どのくらい>>続きを読む
シンプルで引きの強いタイトルに心を掴まれ楽しみにしていた今作。
驚くべきことに完璧にタイトルそのままの内容で大満足!クマがコカインをキメて森の中で大暴れ!ほんとにそういう映画でした。
犠牲になる人間達>>続きを読む
2時間ワケのわからない子供の戯言に延々付き合わされるおじさんを見る映画。
なんで白黒なのかもそもそも何についての話なのかもさっぱり分からない。
初めから終わりまでやってる事が変わらなくてただただストレ>>続きを読む
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アンドロイドである彼に対して、努めて理性的に接しようとしていた主人公が徐々に感情的になっていく過程を見ながら、結局コミュニケーションてこういう事なんじゃないのかと改めて思ったり。
劇伴がとても印象的で>>続きを読む
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開幕いきなりゲームの解説でガン萎えしましたがまあここはしょうがないとして。
1人のゲーマーが実際のレーサーになるまでの流れをテンポよくまとめた物語は、あまりにテンポが良すぎてまるでダイジェストの様。>>続きを読む
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前回のOLD辺りから撮影が抜群によくなった感じがします。
限定的なロケーションでも窮屈さやB級感が感じられないのはこの画面のリッチさに依る所が大きいのかもしれません。
4人の「訪問者」が語る未来が真実>>続きを読む
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独特の静けさとテンポで淡々と進んでいく感じは所謂「洋画」ともまた違う空気感で味わいがあるのですが、どうも画面が安っぽくて編集にもぎこちなさを感じます。
お話的には少女の抑圧された内面が無意識のうちに表>>続きを読む
料理を扱う作品は自然とそうなるのかもしれませんが、撮影がとても美しい。
絵画を切り取った様な、というより絵画そのものに見える様に構成されたカットが目立ちます。ちょっとやり過ぎなくらい。
勿論肝心の料理>>続きを読む
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ぼんやりと社会派サスペンスなお話を予想して臨みましたが良くも悪くも裏切られました。
後見人制度を巧みに利用し老人達をカモにしてきた主人公が次に目をつけた老婆が実は…という展開。
所謂マフィアのオールド>>続きを読む
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自分はそこまで映画というジャンルに思い入れのある人間ではないのですが、それでも劇中何度か胸に込み上げてくるものがありました。
「芸術か家庭か」なんて重大な選択を迫られた事はないけれど、成り行きとはいえ>>続きを読む
70年代後半のアメリカ、猥雑な文化の真っ只中にあったポルノ映画の世界を舞台に繰り広げられる栄光と挫折。
ナニのデカさ一点突破というバカバカしさで成り上がっていく物語はまさに男の夢という内容ですが、はち>>続きを読む