magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

プフ!(2023年製作の映画)

3.4

over eyeballs

ネットワークビジネスの闇を上手くコミカルに扱っていて、視点が良い。いろいろカツカツのところでやるとね。アメリカンドリームの誤用法。

[ what is your why
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観覧車(2018年製作の映画)

3.0

papi

わかるんやけど、もう一捻り欲しいかなぁ。冒頭の手までは実写かと思った。

IF(2023年製作の映画)

4.0

across the universe

不覚にも胸にガッツリ刺さってしまい、泣けた、そんな弱ってるとは知らんかった自分。休憩が必要やな。辛かったなぁ。
ユーモアの加減が絶妙。服は脱げない。i nee
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戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版(2002年製作の映画)

3.3

fighting back

家族と別れる瞬間が衝撃的で切ない。しかしその分も生きると決めた彼の努力は凄まじい。目も鼻も透けているような演出が素晴らしい。
長い逃避生活と終戦後のギャップが激しく、むな
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ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅(2022年製作の映画)

3.8

love ice cream

今まで生演奏を聴いた中で最も好きなトランぺッター。本当に素晴らしいステージで忘我の域。逝去の報道にどんなに驚いたことか。
本作で、ドラムに合わせるんだ、と聞いて納得。ま
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

4.7

いつも不満ね

満足。話はありきたりなのに、なぜにこれほど楽しめるんやか。常に無駄に余裕がある態度が、キュート→ガチ大物感に移行する様がたまらん。ショート丈のスーツ、たばこの吸い方、帽子のかぶり方、軽
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ジンボ(2017年製作の映画)

3.5

好き、とは

犬でなく、楽器でも車でも香りでもよくて、
"君が好きなんであって、その付属が好きなわけではない"
というのは、揉め事の発端としてありがち、何もかも丸ごと愛するって難しい。お互い「いや、な
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壁を乗り越えて(2012年製作の映画)

3.8

ハウス

ダメ男の憎めなさを、全力でパグとヘビメタに託す構成、だいぶ好き。"バウ"に聞こえちゃう歌がたまらん。
ちょっとさ、舌が出てまうんや、しゃあないな。

[ ママを探せ ]

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.5

蜘蛛の糸

スティーブマックイーン様とポールニューマン様が一緒に出てる作品とか、あるんやなぁ。ということにまず驚いてしまった…凄い。画圧が恐ろしい。二人の直向きさにクラクラする。

この作品には善人
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男と女(1966年製作の映画)

4.8

ラクダと車

これは順番に観たくて、この初回をいつか映画館で鑑賞できる日を待ってた、待ってて良かった!

言葉選びや、時間の過ぎ方、顔の角度、車の轟音、どこを取っても完璧。両方の気持ちが、いまここで何
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暗殺の森(1970年製作の映画)

-


たまにレストア系で、音が合わないものがあり。BGMと町の騒音と会話が同レベルで挿入されてて、全体的に金属質な音で、耳に刺さって辛かった....また環境を変えて再鑑賞したい。

それでも、「助けない」
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完璧な惑星(2019年製作の映画)

3.3

メビウスの輪をシュールに描く、「完璧」とは何か。
表情に乏しい老人の豊かな表現力、凄いアニメーション。

[ until we find day and night again ]

ロイヤルコーギー レックスの大冒険(2019年製作の映画)

2.2

魅力のあるキャラがゼロで驚いた!うーん、ちょっと焦った?これがVOL2やったらあるいは。今は何が描きたかったのやかわからん、

[ love and royal duties ]

宇宙飛行士の心(2023年製作の映画)

3.0

we are the only one ?

悪夢見たって、船外活動中ひもが絡まったって、すぐに冗談言えるぐらい心臓に毛が生えてることがアストロノーツの必須条件
夢へのアプローチにはいろいろな道がある
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クルーソー(2021年製作の映画)

4.5

いやーなんや、めっちゃ長編観たいやーん!続きあるやーん!
fridayめっさかわいいやーん!フィッシュフライ食おーぜ!

[ ain't dead yet ! ]

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.8

AFD Q

これが始まりなんやね、観られてよかった
一貫して視聴者に媚びない陰鬱なトーン、からのラスト、問題山積のままにしかし微浮上する安堵感で、物語の粗目をぼかし、つい次回を期待する上手い構成。デ
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

you can't hide what in your heart
良き大作を観た、という充実感。映画館で観られて感無量。

パーシーの真性クソ野郎具合が迫真過ぎて、役者が逆恨みされてないか安否確認し
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.0

DUNN

列車落下のシーンは圧巻、しかし直後、服に染み1つなく車内に佇む3人を見て、すーっと興ざめ。没入できないMI初めて。

空港シーンのみMIらしさを感じた。既視感満載で冗長に感じるシーンが多く
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.0

you're an actor, ACT!

淡々とテンポ良く繰り広げられる小洒落た会話の応酬が小気味よく、最後まで一気に楽しめた。
ヤダヤダ言いつつ、信頼感で結びついていくチーム形成も良かった。
J
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.1

子育て

『Gentlemen』を先に鑑賞、なので、それの若造版
中盤であれよあれよという間に混沌としていき、ラストへ向かって畳みかけられる「予想外の解決」がたいへん『Gentlemen』的で、スリル
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次元大介(2023年製作の映画)

3.3

お前じゃオトを笑わせられねぇ

草笛様!素晴らしかった。酸いも甘いも、かつ、命惜しくない胆の据わり具合、抜群。さとうほなみさんの、男前でほろ苦い色気に痺れた。真木さんの前半のガンアクションは見所。
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

Era unha vez (once upon a time)

死の概念の受容の為、夢と現が境目なく交り合い本人を取り込んでいく、子供だからこその世界観が、こうも美しく透明感に溢れた表現になるとは、
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

5.0

you're just a young kid, what are you doing here ?

豪華な役者揃いで充実の見ごたえ、クリストファーロイド様!収容されてる側がニュアンスまでガチ・リア
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

love is old-fashion

優しく温かく幸せなのが辛い
南国の空の下で期限を感じながら過ごす二人、想い合っても離れている時間が作る越えられない壁、『call me by your nam
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

Mr.Zombie

ビルナイ様の訥々と内向的な雰囲気、事実を前に明るくも暗くもなく、しかし異なるものに惹かれていく様、ひたむきな気持ちなどが丁寧に描かれ、胸に迫る、『The Rowan Tree』の
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.5

Liza Doolittle Day (the 20th of May)

キラキラ衣装は他でも良くあるので、「ぅえ゛~~」とかダミ声を出す貧民層のオードリー様が観られる本作はとても好き
ヒギンズ先生
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

i just i let it get out of control

何かの喪失を埋めるために、過剰になる何か。
[ out of control ]と聞いて、それそれ、それや、という深い共感、
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

more red

始終誰かが誰かを罵る怒声の飛び交う、どちらかというと新聞記者のオフィスを見ているような構成、悪人が一人もおらず、みな一生懸命であるがゆえに、なんてところも、それっぽい
出演者がそれ
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.7

you're not completely idiot

それほど特別なシーンはないのだが、ひたひたと疲れた心に沁みる清く温かい作品
長屋的近所付き合いのうっとうしさから、見事に豊かな老後の素晴らしさ
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フィーリング スルー(2019年製作の映画)

2.7

はじめての

演出がちょいちょいあざとく、そこまでハマれなかったが、新しい世界に触れる戸惑いと、若者らしい正義感の揺れは気持ち良かった

ジョーイ(2020年製作の映画)

4.0

that's brilliant

驚きの展開と、説明をうまく省いた想像の喚起、ショートの良さが存分に活かされた作品、孤独を拾う繊細かつ大胆な温かさが沁みる
「あら美男子」という気持ちが伏線になること
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一年の終わり(2018年製作の映画)

4.0

ほんとうだよ

こどもが子供らしくて感心、環境により否応なく大人にならされてしまう瞬間を捉えた瑞々しい良品、過去の記憶と、今のふるまいの反省がないまぜになり胸が痛い
カエルが何故か可愛い

吠えるのをやめた犬(2021年製作の映画)

2.1

that's it

演技も物語も素敵だけど、すべてtoo muchというか、無邪気や素朴があざとい感じ、ショートでない方が良いのかもしれない

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.5

so what !?

良くも悪くも1作目の型を完全踏襲
冒頭から理性のタガが意味不明に振り切れ、"国を超えた"というスケールさえ霞んでいるが、お国柄はエンドロールにすし詰め

Teeth clean
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