magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.3

私の中では「どんな状況でも生還する筈のあの人が!」という衝撃

マイノリティの排除というある意味太古のテーマ
他人の人生狂わせてまで立ち向かわねばならんとは…狂気の一撃
良し悪しでなく、でも理解する 
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劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説(2019年製作の映画)

3.0

冒頭の”複数種の動物が一か所に混在してるサバンナ”に驚いてしまった
なんか動物って単種で見る機会ばかりで…でも当たり前やよねぇ
ウィリアムとレイラが出会っちゃうかと

子供は『アース:アメイジング・デ
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マイル22(2018年製作の映画)

1.5

アクションは映画スケール、でも物語自体が今ひとつピンとこなかった
ラジオ番組なみに延々しゃべってるのにわからんとは、ワタシ阿呆なのかもしらん…

この道(2018年製作の映画)

2.5

ラジオ放送初回のところでちょっと感動した
鉄幹さんがあの人とは…
まわりの人に恵まれているのも実力

”現代”のシーンはなくても…そもそも映画じゃなくてもいいかな…

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.3

面白かった、「え、鏡見てるの…?」が最高
や、でも最初から脚キレイ

イーサンがいい、人の良いとこ見られる人間になろう!
でもやっぱり「最初は君が怖かった」 のも分かる

”バカっぽい声”で『Sing
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セッション(2014年製作の映画)

1.0

この映画の関係者に音楽好きな人いるんだろうか…?
ジャズ好きなのでひたすら残念に思った 曲がもったいない

とても典型的で割と存在する分かりやすい人物像だし
正直この役でJ・K・シモンズさんが賞をとる
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ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

2.5

シリアスなサザエさんを10回分くらい、もしくは小説『いつか誰かが殺される』の和やかバージョンを見ている感じ、時間もそんな移らないし

スウェーデンは白夜なんだなぁ…「さぁ、寝る時間よ」みたいな台詞の度
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ピノキオ(2013年製作の映画)

3.2

超特急の展開で驚いたが、悪くない
レトロな雰囲気で、CG使いが中途半端な感じがにかえって味を感じる

レスティング・プレイス 安息の地(1986年製作の映画)

3.4

戦闘シーンが全くない戦争の話
兵役もなく人種差別も顕著でない国と時代に生きて感覚が追いつかないが
だからこそ観ておく価値を感じた

はなちゃんのみそ汁(2015年製作の映画)

4.0

つらい話を全力で明るく作っていてさらに泣けた
しんちゃんみたいな人のそそっかしさやルーズさでなく、優しさや温かさやひたむきさを選べた時点でツイていたのだ
いい話だ

否定と肯定(2016年製作の映画)

5.0

日本のマルコポーロ事件の類似

法廷モノの面白さである頭脳戦の充実度が高い、特に弁護側の心理戦術に感心、ギリギリまで二転三転し引きつける
うまいな、と思うのはあくまで論争をメインにしてホロコーストに言
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

2.7

すっげーーー『ロッキーのテーマ』最強!!!
あれが流れてきただけで心が震えた
あの瞬間にあの曲が聞けただけで満足、他は不問にできる

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

1.0

土地も言語もユベールさんも何故?ディスコミ映画は私にはまだ早いのかも
中学一年生の英語の教科書かNHK初級英会話講座みたい

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.2

久々にナマの子供らしさを観たなという気になった
わかり合うための全員の葛藤がとても人間らしい
こういう触れ合いからずいぶん遠ざかってしまったなぁ…
泣き出せて、良かったね

チラッチラッと挟まれる音楽
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.0

親の知恵は子供の自立を阻害し
彼の知識は職場を妨害し
彼女の無知は自分を傷つける

でも、人は頭でなく心で繋がることもできるから、
良くわからないけど、そばにいる、それができることだから

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

不覚にもヨンドゥに泣かされた
改心のち…とか、ホント弱くて

なんでパックマンやねーん!!
ベイビーグルートにキュン死、でもロケットLOVEは譲れない

マーベルの作品はいつもどこか「ま、いっか」って
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.0

ガルガドットさん美人ガルガドットさん美人ガルガドットさん美人!!!!!
睫毛で空飛べそう
強くて美しい女性が山ほど出てくるのでステキ

チャンス(1979年製作の映画)

4.0

粗筋もあまり読まずに観賞したが、面白かった、見て良かった
ポップな2001年宇宙の旅曲登場はピッタリ過ぎて笑った!

飾り立てた虚構は"自然"の前ではこんなに無意味
ひとつも嘘はついてませんが、何か?
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

1.0

この作品の制作意図が不明
新情報もなく、歌をフルで聞けず、何が改善した訳でなく、誰も反省せず
これより全盛期のLive映像でも観た方がよほど追悼になる

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.0

『Simple Men』は全然理解不能だったが、これは素直に良かった
ロング・アイランド・トリロジーの中ではこれが一番好き

口紅の失敗がわずかに彼の正気を保つ
「deal」という言葉が頻出、みんなが
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

野獣は、野獣の時が1番カッコイイ
アランメンケンさんの音楽を聴きに

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.6

ジブリ中最好 強い女の子が好きなので
生きろ、というキャッチフレーズも心に響く

響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

5.0

人の感情は根源的にリズムを持っている
いかに邪心なく自分をのぞき込むか、それは開放であり前進であり、人が巻き込まれたくなるグルーヴを生む

打楽器って本当に人に力強い一体感を作り出す!体で感じるものだ
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モーリス(1987年製作の映画)

4.5

ヒュー様かっこいいヒュー様かっこいいヒュー様かっこいい、それに尽きる

美しくクラシカルで重厚な風景が二人の関係とぴったり重なる

心の辛さと、社会的な辛さ
結局はお互い悩み抜いた結果なので、こうなる
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ミックス。(2017年製作の映画)

5.0

なんや分かれへんけどハマった、何回も観に行っちまった…
ハギに惚れた、男前さ加減が絶妙!
「一生懸命生きてるヤツをバカにすんな」

元々スポーツものはベタでも”頑張る人”の”輝く瞬間”があって好き
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.5

久々に邦画で見応えあり
このAI全盛の時代に、まだ人には制御できない”神の領域”は存在する
最後の医師のベタな一言が心に染みる

当人にしか分からない"お別れの瞬間"は、実際あると思う
願わくばすべて
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スティールパンの惑星(2015年製作の映画)

3.7

スティールパンの歴史を楽しく知ることができ良かった、それは一人の冒険から

無駄な争いを、協会設立と競技イベントに昇華する工程を観ながら、
国レベルでも同様にして戦争しないようにできないのか?と、本筋
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.5

『Calling you』 から、音楽先行で
この歌のくったりと熱を帯びた感じがよくハマること!
広くて、暑くて、乾燥してて、何もないけど時間だけはたくさんある
動くのは、人の心だけ 私が変われば…
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

5.0

エンドロールまで完璧に面白い!! 男の馬鹿さ加減全開、笑わずにいられない!
主人公3人はもちろん、他のキャラクターも異様にキャラ立ちしているのにクドくなく、それはもう見事に笑わせてくれる

ここはベガ
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.7

純粋、だけを集めたような作品 いい話
たまにこういうもので心洗わないと…
巣立つ人を応援できる人間でありたい
ずいぶん早い段階でいろいろ経験してしまうが、人間以外はたいていこういう速さだよな、と思う
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

5.0

イタリア語の語感がこの作品を一次元高めている気がする!日本語でも英語でもこの混沌と疾走感は出せなかろう!!
「本人たちはいたってまじめ」で「まったく悪気がない」ところがなお面白く、余すところなく隅々ま
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

4.9

ものすごく面白かった!! 笑い声を堪えられない
最初から最後までグダグダのドタバタで、何一つ予定通りに進まず、すべてが破綻したけど、新婦が喜んでるからいっか、みたいな
変に全員やりきった感が漲ってる最
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YUKIGUNI(2019年製作の映画)

2.8

BGMがいい
ふんわりとあたたかく、静かに降り積もる雪をぼんやり室内から眺めているよう
これのCDがありそうなので購入健闘中
saxの後藤輝夫さんは酒田出身かも