magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.9

世の中に問う意味のある作品と思うが、元気いっぱいで時間に余裕のある時に観た方がよい
そうでもない時に観てしまい、えらい無力感に襲われて立ち直れない

良からぬ輩もいるのでお役所仕事が不必要とは言わんけ
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シンプルメン(1992年製作の映画)

1.9

何が表現したかったのか全く受け取れず残念
主人公の二人の男性が比較的かっこよかった

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

5.0

戦争関与(参加)の多様性が出るほど戦争が日常化し成熟した場所であることに愕然とする

徒党を組み自分と異なるものを排除することで存在証明をする人間が多いのは、その方が楽だから…時折それがどんなにクダラ
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私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実(2016年製作の映画)

3.3

当たり前だけど、今生きててもおかしくない人だってことに再び驚く
だってレジェンドだから
生演奏聞きたかったな!
あるジャズミュージシャン(B)に「ペットの伝記モノが多いように思う」という趣旨のことを言
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

ピュアでみずみずしい感情に突然のバンド活動を含めることで、若いとき特有のこっぱずかしさも加わり、ムズムズするような懐かしさ

無謀な一歩による未知との遭遇だけが新しい自分を形作る、知ったかぶりなんて残
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SING/シング(2016年製作の映画)

5.0

字幕と吹替を交互に何回も見た、こんなの初めて
歌がどっちもいいから、どっちも聴きたくて
内村光良さんがバスターでしかないのに驚き、あの「ンーーーッナナーーー!」って呼びかけ方!そして洗車!
みんな好き
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

歌と踊り、月と太陽、反省と祈り
新しい世界、人がドアを開ける瞬間の気持ち、思いやり
笑いと涙と感動、勧善懲悪ハッピーエンド
欲しいものすべてがここにあって、足りないものはない

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.6

ただひたすらにカワイイ
こういうぽわぽわふくふくした世界感が、生きてて一度も心にない自分に絶望する
焼きマシュマロなんかをおやつにするとわずかに近づいたりするだろうか…
フィンランド語?の語感も可愛ら
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ミニオンのミニミニ脱走(2018年製作の映画)

5.0

ミニオンズの良さギュッと詰まって全開
何しても可愛い、ホントにかわいい

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

2.6

おそらく主人公の優雅さと事件の泥臭さが変なミスマッチを
"巨大な闇"感とか"背徳と正義"とか…もう少しドラマ性を感じたかった

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.0

イーヨーに会えた…!! 感激

ちょっとビターな結末で、見て良かったなと思えた、迂闊にも泣いた
自分のダークサイドが可視化できるのはいいなぁ、と思ったが
今でもわかるはずだよね、わかろうとしてないだけ
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.5

綾戸智恵さんが出演なさってて驚いた
歌&ピアノと同じで、ものすごく味のあるお母さんだった、病室で手を握りしめる場面で最高に泣かしてもらった
時間が経っても、その時のお母さんの表情思い出してはまた泣けて
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私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)

3.0

歌声がたっぷり聞けるのでオペラ好き向き、一曲ごとについ拍手してしまう
何か結論を出すのではなく事実の積み重ね
子ゾウに遊ばれる場面が可愛かった
それににしても美形だなぁ

おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.1

気楽に楽しむ感じ、思ったより良かった
家でダラダラ呑みながら見るとかも合ってそう

”しかた”がね、大人だよね…しばらくしてないし、みたいな、最中に世間話、みたいな、まだなの、みたいな(←ヒドイ…)
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それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)

4.0

ピアノシーンが多くなる後半から惹き込まれた
パクジョンミンさん何者!? 症状的演技も素晴らしいうえにピアノ本物
猛練習、とかでどうにかなるレベルじゃなくね??

イビョンホンさんの”お母さん、僕寂しい
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

逡巡したが、見て良かった
逃げるのは充分普通の考えだし、戻るのはそのまま留まるより勇気が必要だ
前半の自己中ぶり、他者と真実のために命を懸ける後半、その変化に胸が熱くなる

真実はとてつもなく歪曲でき
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

1.5

嫉妬する場面は一回くらいで結構協力的だったし、お互い最後まで愛があったところが良かった
これぞスター!と思える何かがほしい、今だと、どちらもあまり”スター性”が感じられない=スター誕生でなくてもよさそ
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パリの恋人(1957年製作の映画)

1.3

踊りはすばらしい、が、ストーリーが無さすぎ
その前に音がダメで辛かった
BGMも効果音も歌声もとにかく高音が音割れしていて鼓膜が痛い

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.0

チェットベイカー氏の人生としてはかなりキレイな作りになっていると思う
本人の歌もペットも長らく嫌いだったが、なぜか観賞後しばらくしてから、本人が歌う『But Not for Me』 が好きになった
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アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

5.0

何だかあらゆる場面で無性に涙が出てきて、もしかしたらものすごく心が腐っているのかもしれない私…

「”理不尽”を乗り越えるには心のガードと葛藤し逡巡する時間が必要」ということがとてもよく伝わってきた
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ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

良かった、全力で良かった、がんばってる人が幸せになる系

「Here at NASA, we all pee the same color !」
月に手計算で飛んでたなんて恐ろしすぎる!すごい時代だ、
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.0

ジョナサンリプニッキさん(子役)があまりにも本気で天使なので一挙一動にいちいちクラクラ
結婚について尋ねられて、子供は可愛いという返事、もしアドリブでも納得する
キューバグッディングJrさんも『超絶ハ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

2.0

『銀牙ー流れ星 銀』をちょっとだけ思い出した
シュールでパンクなストップモーション

華氏 119(2018年製作の映画)

5.0

とりあえずもう一回観る

トランプが大統領になる理由にオバマ元大統領の言動もある
元の方の就任演説のCDで英語勉強したのが情けなくなってきた(自分)
後半は髪も白くなり、頑張って働いてんだなとか思って
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

5.0

何回観ても感動する 音楽も素晴らしいので映画館が良い
silly old bear のプーさんが最も大切なものを持ち続ける、その心の健康さ
人生は必要だけで構成されてるわけじゃない
"今日"が一番好き
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

1.3

米国の問題を扱う『華氏119』と日を近くして観たが、
こちらは比較的世に知られた内容が多く言葉で表現される部分が圧倒的に多いため、雑誌の特集が適切なのではないか

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.4

おじいちゃんお洒落さんなの、ステキ
多少身体が悪くなっても粋な着こなしができる老人になりたい、現金よりスーツの方がお値打ちだよドロボウさん…
音楽もよくマッチして印象的
最後まで観たら邦題も味があると
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

4.3


動機がなんであれ、他人に感謝する選択ができた人は天国行き

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.3

最後のロシアンルーレットは痛い、痛すぎる
”One shot”と応えるニックの表情が忘れられない
いつも仲間を優先し助け導いてきたマイクの無念が…辛すぎる
壮大なドンパチも酷い体験だが、人が壊れる切っ
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.0

映像は本当に素晴らしい、特に冒頭の村の様子は、よくそんなもの思いつくなぁという不思議なものがたくさん出てきて『これぞファンタジー!」夢のあるシーンだった、あそこだけもう一回見たい
普通映像で十分な臨場
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

3.0

終わりのあとが超気になる!!
でも『昔愛した女性が』ってことは違うのかなぁ
→もしマダムを欺いて男が追いかけたら男を上げたなと、そうでなければ「あんな男こっちから願い下げ」、男の器量が問われるねぇ!と
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.2

21世紀の話なの!?という衝撃、しかもインドという大国
全く男というやつは、自分どこから生まれてきたと思ってんだ…

失敗が許されないところは成長しない、非難するのは簡単だ
むしろあの環境で慣習より愛
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.3

他の同性系と異なり、”好きになる過程と人を想う時間”が描かれていてよい
親が中毒、親代わりがそのディーラーという切ない環境でひっそり心を育てているところがじんわりとした涙を誘う

異性の恋愛は気持ちを
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.6

"一石を投じる"系でかなり赤裸々、
国、政治、製薬会社…お金と命、綺麗事では難しい
知っておくべき事柄だと思う

あん(2015年製作の映画)

5.0

いい映画だった、静謐な作品から気迫を感じる
辛い、と言わないことがこの上なく辛い…「私は大丈夫」
謝る言葉が一度も出てこないところも興味深い

あの"自分のやるべきことになるとちょっと自己中なくらい一
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