magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.5

マッツ様が色気過ぎるカッコ良すぎる似合いすぎる眼福
背景がイチイチ美しいだけでなく、魔法や魔法動物たちも自然で滑らか、静かに炎を煌めかせる不死鳥の効果など、SFの良さが際立つ作品、前回は小枝の魔法が物
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管理人(2020年製作の映画)

4.0

負けない

声高に破壊する人の影でひっそり守る人がいる、命が無理でもその愛の結晶を、共に芸術を信じる人の絆で
見返して更に味わい深い

[ the gift of blather ]

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

5.0

コアラの重力加速度

舞台も面子もほぼ変わらず、それでいて2作目がこれだけ面白い、キャラの個性がますます輝く仕様に敬服、脱帽、劇中劇が本筋に絡む具合まで絶妙、プロローグのミニオンズの合唱からミスクロー
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子羊の法則(2016年製作の映画)

3.3

存在価値のないクズの話、でも本当にいる、馬乗りでぶちのめしたい

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

『the greatest showman』ダークサイド

芸達者な俳優陣のおかげで、意外性のない経過と結末ではあったが飽きる事なく見られた、しかしおそらく胆である、全体を覆う禍々しさがあまり物語に絡
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向かいの窓(2019年製作の映画)

3.9

失ったもの、過去と未来

起承転結の意外性に敬服、隣の芝をこんなにせつなく展開できるとは
少しシャルロットゲンズブールさん風の主人公が魅力的

[ she's very flexible ]

種子(2016年製作の映画)

3.4

あざと過ぎるきらいもあるが、泣ける、旦那の思いやりがひしひし

老人と情景(2020年製作の映画)

3.4

元気の定義

体の回復が必ずしも心の癒しと繋がらない、自分が満たされないと優しくなれない、人を赦すと自分が幸せになる
構成に難はあるが狙い所は凄く良い
音楽は理屈を超えて心を動かす偉大な触媒

[ h
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

5.0

そんなバナナ

めっちゃ面白かった、完璧なテンポ、シリアスと笑いの粋なバランス、アクションの魅力的な構図、子役がライアンさんのノリにきちっとシンクロするところも愛おしい、全俳優の眼がとても雄弁、ゾーイ
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レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)

4.2

trust each other

リーアムさんがマジ大男でイメージぴったり、教会での粗野な物言いも筆記練習の時の舌も、ラストの晴れやかな顔と解放感も男前すぎて惚れる
瀕死のミア…違ったフォンティーヌ
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アヤは海辺に行く(2015年製作の映画)

3.0

高いのが買えるよ

少女が凄い芸達者、僅かな表情が語る語る、びっくり
ラストのピアノは…なんだろう、違う調がいい気がする

カマリ(2019年製作の映画)

3.0

your turn

宗教性の強い家族の束縛を捨て希望を叶えるために巡礼の旅に出るという矛盾を内包する母と、太陽のもとでキラキラと自由を満喫する幼い娘、そうして無意味なしきたりから脱出する歴史を母子で
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.9

suggest possibility

ポアロの青年期を映す冒頭がハイライト、船上のラストは美構図
前作は原作既読でもワクワクできたが、こちらは…配役ミスかキャラ立ち弱めか、"全員容疑者"感なさす
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.4

humble

娘たちを人として偏りなくリスペクトされる人間に育てる両親の奮闘記、夫婦は常に対等で、時に厳しく軌道修正しつつ力強く支える妻が超絶カッコいい
学も金も人脈も地位も、何もないのに幾度も大博
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

"MY" MJ

アニメ映画のマルチバースは超苦手だったが、実写は激烈良かった、予告もロクに見ず観賞したので途中マジで驚いて「お゛!?」と叫んでしまった、生きてて良かったくらい感激した、彼らの交錯は胸
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.9

art more than charity

構成素晴らしい、家族それぞれの想いや、弁護士の見事な手腕を、サラっと軽快かつ明確に
いけ好かない口達者な主人公に共感しかねて中盤まで、法廷シーンから俄然面
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.1

they are not lost, just gone

トレーラーにもある空中のシーンが圧巻の見応え、あと少年時代と今への変換がもの凄く自然で、子役親戚?と思うほど

劇中でキャラがindiana
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箱舟(2020年製作の映画)

4.1

ノアの

そういうわけでナチュラルに動物盛沢山なのが既に可笑しい、極めて精巧なクレイ的美術感にも惹き込まれるし、全員がほんのり寝ぼけた超絶シュールな進行の、随所に突っ込まれる笑いの要素が完璧なツボ!最
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子供のあそび(2011年製作の映画)

3.5

18:00まで

誰の選択も間違いと言えず、愛ゆえの憂鬱な交錯にヒリヒリする、主人公のくるくると変わる表情は魅力的、そっとたゆたう音楽も良く合っている

嘘喰い(2022年製作の映画)

2.9

完成前の試写のみ、完成版のアクションはもう少し自然なのかも

何人かの良い俳優さんの良い仕事を観たなぁ、と
村上さんは当然のように素敵、徳井優さんの偏屈爺ぶり最高、本郷さんが一番役に染まってる、流星さ
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ききたいことば(2018年製作の映画)

3.2

up to you

そんな卑怯者やなくても...と言えるのは他人だから
つらいね

カット・カット(2020年製作の映画)

3.3

クレイアニメを思わせる不明な言語の不思議感、驕りは不幸、愛は側に

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.6

初めから最後まで胃がズンとする緊張が続く、がっつり魅入った
こういうニッチな職業の展開面白い

好みから言うと『guilty』に軍配だが、これはこれで観易いドラマ仕立て、冒頭から主人公でさえ疑わしい雰
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.3

フレンチスプラッター?

いるだけで可笑しいビルマーレイさん、むしろいっとうマトモな役やってんのになんなん(笑)

レアセドゥさんパートとフランシスマクドーマンドさんパートが面白かった、全体としては、
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

can you sing it for me?

父へ歌うあの夜が本当に切ない名場面、泣かずにおれん
そして"聞こえない体験"が衝撃、発表会中の家族の中途半端な反応がなるほどと腑に落ち、更に自分の"理
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マーベル・ワンショット:王は俺だ(2014年製作の映画)

3.6

つなぎとして期待持たせる役割が十二分、エンドロール後よりはしっかり関係性を見せて、でもサムロックウェル様が混迷度を上げてて、えぇやん~

[ no, not here, baby ]

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.8

シュールでエグくポップ

ぽってりした白混高彩度色の重ね合いで、甘い菓子に埋もれてるような満腹感、何も解決していない中での"恋って凄い"という纏め方に、明るく投げやりな気持ちになる、ケセラセラとも違う
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ロボットの恋物語(2016年製作の映画)

3.3

lupinⅢの『ベルサイユは愛に燃えた』を思い出す
深く追わずに可愛らしく仕上げていて良い

ハレの夜(2020年製作の映画)

2.9

オトコとして?

完全に舞台演出、主役の顔芸はなかなか

[ あの先は...いけないもンすか? ]

AREA(2021年製作の映画)

4.2

建物の崩れ方

キャラクタ設定がブレずに物語とよく絡んで、そういう意味で納得感のある(しかしハッとする)ラストにグッと掴まれる
髪の件が大変意図的だが浮かずに馴染んで秀逸

[ もどりませんか ]

ナイトジョガーズ(2021年製作の映画)

4.2

いや、そこで立ち止まるの恥ずかしいやんな…
可愛い展開、最初の彼のヘタクソな走りがいい
ラストの手紙、彼だけ振り返る訳、、、なるほど、変な友情のせいでなんか。。。っていうカキカキか、暫くしてから気付い
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

5.0

OPEN THE DOOOOOR !!!

素晴らしい、敵味方含めてこれ以上の適役ないと思える配役で充実の見応え、前回をよく踏まえた構成が好感度高い、オープンクレジットの凝縮感、チームの絆の深さが強調
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

5.0

pretty sure !?
エアバッグの正しい使い方

オープニングのクレジットタイトルから既に釘付け!あれだけのテクノロジー駆使してこれだけ走り回るイーサンというバランスが素晴らしい、130Fの移
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Yes-People(2020年製作の映画)

3.4

ニュアンス

言えることも言えないこともすべて含めての様々な単一表現、そうだねぇ、と納得
日本人体型がいないところが興味深く

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.8

もはや "TOM CRUISE" がタイトル

素晴らしい出来栄え、主演が軸となり監督が代わる構成がこのフレッシュ且つ幹を保つ秘訣か、鈍い私は相変わらず重複トリックに翻弄されまくり

今回の少しシック
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.1

C-C-C-C-C-C-C-C

ようは『Erin Brockovich』
ただこちらは現在抗争中なので悶々とした状態で終わる、今この瞬間も進行中とは!ビッグな企業の驕りの記録は大いに作られ世に残され
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