初のツァイ・ミンリャンの作品、
台湾の他の有名監督を沢山観てきたけど、この監督が一番自分は好みかもしれない。
昔の台湾映画は少し地味なイメージがあるけど、この作品に関しては結構派手なロケーションと若々>>続きを読む
想像してたよりも結構良かった。
とにかく何度も出てくる兄の店のある通りの看板のネオンや働いてるKFCが美しくてノスタルジック。
なんだかクーリンチェ少年殺人事件と似た雰囲気がある。
この映画のミシェルチェンは全アジアの初恋で間違いないと思う。KAIKOもハマり役。
すごく好きなエンディングだった。
映画的には絵はとても美しいし、山から雲を見下ろすシーンは壮大で素晴らしい。
ストーリーはまあどこかで見たような感じかな。
ミニシアターで初のアキカウリスマキ作品鑑賞。
小道具やセットには緑と赤の二色が印象的に使われている。後半赤い人たちが増えていき、あれは誰かに火をつけられたのか、もしくは流血のメタファーなのかな？なんて>>続きを読む
花様年華後にトニーレオン色気上がりすぎ
。相変わらず多言語で無国籍で雑多な感じが好き。正直キムタクじゃなくて金城武で観たかった感はある。
役所広司の演技は確かに凄いけど、前評判で期待していたほどではなかったかな。
日本人からみれば日常の風景の感じで映画的な体験を感じにくいかもしれない。
モラトリアムの中でこれとほぼ同じような生活をしてた>>続きを読む
アカデミー賞まで進んだのになぜ金馬奨から完全スルーされたのかまぁ理解出来る。大陸の映画って途中まで監督の個性が光るのに結末だけ突然プロパガンダになって笑ってしまう。
主演が美形だなーと思って調べたらT>>続きを読む
イチャンドンの芸術家的な美学と外見至上主義の韓国社会を上手く一人の人生と交差して描かれている名作でした。
これに関しては悪や善ともベクトルが違うなと思った、生き方の問題であって。
彼らの太陽は母であり父だったと思う。
序盤の絶望的な状況下からあそこまで持っていく母の力量は素晴らしかった。
それぞれの役柄がはっきりと役割を果たしていて良かった。
悪の権化のような彼も親族が全員が逃>>続きを読む
ロウイエ監督の中でも一番好きな作品。
そこにかつてあった失われてしまった美しい瞬間を収めた作品。
中国、香港、台湾は3人のようにお互いを傷つけ合いながらも決して離れられない関係であることを改めて感じさ>>続きを読む
都会の御伽話って感じ。荒廃した雰囲気の上海がとてもハードボイルドな世界観でよかった。
今ですら大都会の上海がちょっと前までこんな感じだったんだなと中国の発展のスピードの速さを改めて思い知らされる。
とにかくオシャレ映画だった、00年代のファッション可愛い。蒼井優は髪質から何から全て存在自体がオシャレすぎる。
ラストシーンは完璧でした。
Amazonオリジナルってなんかいつも豪華絢爛ですね。
バリーコーガンの存在感凄かった。
どちらかと言うと美術面が優れていて、ストーリーはと言うとまあまあかなと思います。
彼の目的はどちらなのか分から>>続きを読む
なかなか映画的ではあると思うし、退屈はしないんだけど、見どころというか心をグッと掴まれるシーンは無いような。
エドワードヤン監督の他の作品に比べるとあまりグッとくるシーンはなかったかも。
ただやっぱり細かい構図やご道具はとてもオシャレだし、富士フィルムのネオンの前のシーンがとても良かったです。
台北は大都市に>>続きを読む
エドワードヤンは一生に一度あるかっていうような運命的な瞬間を描くのが本当に上手いと思う。
特にエレベーターで初恋の女性が降りてくるシーンはその一瞬で全てが戻ってしまうような象徴的なシーンでした。
独立>>続きを読む
今の時代から考えるととんでもないことの連続だけど、あの激動の時代に生きていればそこまで特殊な状況って程でもないんだろうなと感じた。最後の警察官の反応とかを見ると。
にしてもビックリするくらい前半のスト>>続きを読む
想像よりずっと面白かったし、これぞハリウッドの全力だなって感じした。
キャスティングが凄い。
マーゴットロビー、ライアンゴズリングは勿論だけど三人目のメインキャストにアメリカフェレーラを選んだのが本当>>続きを読む
開始から惹き付けられてはいたけど、
本当に洗練されていて美しいエンディングだった。最後の10秒のために何度も観たいなと思った。すごく都会的な90年代台北の若者達の暮らしをちょっと覗いた感じでした。
グザヴィエ監督の作品では一番好きです。
本気で母親と合わないんだなと思った。
これを思春期で片付けるのは乱暴。
他の作品と違って明らかに異常でネグレクトな母親ではないように見えるが、だからこその脚本だ>>続きを読む
小津監督作品をやっと観れました。
自分は昔の日本映画が得意ではなかったと思っていたが、正直圧巻だった。
演技はやはり古くさいかなと思うけど、構図が本当に洗練されていて、派手では無いながらもとても素敵で>>続きを読む
テーマが無限に散りばめられているし、理解できる人はおそらく少ないと思う。
芸術専攻の方々にはわかるモチーフが多いようです。
どこまでもアート映画を突き詰めた集大成だと感じた。
基本的にこういった日本ア>>続きを読む
濱口監督の作品は割と長めだけど退屈に感じないのですが、今回に至っては劇を全編使うのはさすがに長すぎると思った。
電車の使い方や1対1の対話のシーンが良かった。
やはり自主制作で機材等の制限があったと思>>続きを読む
