mikiさんの映画レビュー・感想・評価

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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

憎しみは憎しみしか産まないけれど、それをどこかで止める必要があるんだなぁと。

生きることや死ぬことについて、人一倍の思い入れがある彼だからできたことなのでしょうか。

でも、誰かの犠牲の上でしか、め
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ニキータ(1990年製作の映画)

4.7

人間くさいニキータが素敵でした。

レオンは仕事のときには人が変わって、ある種「冷酷」に人を殺せるプロ中のプロだったけれど、ニキータはいつも自分の中で葛藤を抱えながら仕事をこなしてる。

誰もがレオン
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

5.0

まず、時間の長さでいうならば、全体としてヤンヤンが出てくる時間はそう長くない。でもヤンヤンは、複雑な物事が実は複雑に見えるだけなのだと、要所要所で気づかせてくれる。

最初に感じたのは、台北ストーリー
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十年(2015年製作の映画)

3.5

多くの日本人が持っている香港への華やかなイメージから一歩離れて、別の一面を見ることができてよかった。
映画の、メディアとしての力を感じました。


正直なところ、ストーリーがとても面白いとか、映像がと
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.5

女性の先生がマツ◯デラックスにしか見えませんでした(ごめんなさい)

台北ストーリー(1985年製作の映画)

4.0

日常の中から美しい場面だけを切り取って作り上げたような、その時代の空気感をリアルに映しているようで映っているのは上澄みだけのような、、、不思議な非現実感とリアルさが共存する、緻密に計算された映像に引き>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

下高井戸シネマにて。
「LGBTの映画」とか「黒人たちの社会を描いた映画」っていうあたまで観に行くと拍子抜けするはず。そういう、普通ならキーワードになりうる何かはただ、LittleあるいはChiron
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


ラストのSEB'Sでの演奏で流れた一連の「こうだったかもしれない」の回想シーン、あれはたぶんセブが「俺と君となら、、、」というまさしくあの映像通りの想いを込めて演奏していて、
ミアもその演奏を聴いて
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

1.0

YUKIがとてもよかった。
(でもなんでこの映画にYUKI?)

渋谷のスクランブル交差点のシーンは、千葉県の巨大な駐車場に渋谷駅入り口や主要なビルやネオンを原寸大で再現して撮影したらしく、生田斗真さ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

私たちのほとんどはすずさんたちと同じ。毎日自分たちの生活をして、少しずつ変わっていく社会の様子をぼんやりと見ている。きっと今の日本がいつか戦争をするようになっても、「あれ、どうしよう、大丈夫かな…」と>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.8

若くて青くてみずみずしいのに、初めからずっと暴力と死の影を感じた。
そのときの台湾の空気がそうだったからなのか。
どんな残酷なことが起きていてもひたすら静かで美しく描かれていて、ひりひり切なかった。
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

パッと画面が切り替わってはじめて見たコウちゃんの涙にぐっときてしまった、、、
あの重苦しいカラオケパーティで大友がガバッとジャケットを脱いだら出てきたのがグラニフの紫色の熊のTシャツで、さすが伊賀さん
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

痩せるとこんなにイケメンになる………わけないですよね〜〜!!

って感じの映画でした。

松田翔太がイケメンでお洒落、
音楽が良い。

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