heroheroさんの映画レビュー・感想・評価

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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.7

ドライビング・テクニックの優れた運び屋の話は今までもあるが、これはこれで面白く、かなり出来は良いと思う。
人情噺のツボもしっかり抑えていて、満足感も得られる。
社長がちょっと可哀想だが。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

ただカラオケに行くだけの話なのに、設定が面白いので物語としてしっかり成立している。綾野剛はこういう役にピッタリだ。
中学生役の齋藤潤が、福山雅治が中学生だったら多分こんな感じじゃなかったかと思うくらい
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

高評価だったので鑑賞したけど、ボクにはイマイチだった。
とにかく主人公の復讐方法に納得いかない。
キャッチ・アンド・リリースが相手をより強く苦しめるはずといった考え方はおかしい。
実際、犯人は一時的に
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

期待以上に面白かった。
レーシングゲームはナムコの「リッジレーサー」を何作かプレイしてるが、「グランツーリスモ」は初期の頃ちょっとプレイしたものの、挙動が実車的でリアル過ぎて、通常のレーシングゲームと
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大河への道(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

期待してたのだが裏切られた。
面白くないわけではないが、とにかく物語の起伏に欠ける。
想定内の出来事が淡々と繋がっていくだけなので、全くワクワクしない。
お笑いの部分もショボい。
演出でも気になる事が
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.1

先日観た「沈黙の艦隊」が静の潜水艦物語だとすれば、本作は動の潜水艦物語だ。
ラストまで緊張感を途切れさせない構成は一見の価値あり。
そして敵以外の軍人達とリーダー達がカッコいい。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.0

冒頭から延々続く長回しアクションには、一体どうやって撮影したのかと度肝を抜かれるが、肝心のストーリーは、何故主人公メンバー達が、命を張ってまでこの親子を救出しなければならないのかの理由が、希薄過ぎて、>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

多元宇宙論マルチバースを、都合よく勝手に解釈してるだけで物語はかなり破綻している。
時間軸は一つではなくそれぞれが平行に存在しているのを、主人公がメチャクチャに交差させてしまったのだとするところまでは
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

砂漠から都会へと主戦場を移し、WCKDの目的も明確になるが、益々1作目の迷路の必要性に納得できなくなる。
こうなったら、もう深く考えずアクションとサスペンスを楽しむしかない。
しかしラストで、ワクチン
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.4

舞台は砂漠へ移行し、ゾンビ物としての色が濃くなってくるが、主人公の仲間たちが結構いい奴ばかりなので、彼らの未来が気になって最後まで観てしまった。
しかし、これも完全に3作目へ続いている。
ここまで来た
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.3

異形の機械生物を配置している意味に説得力が薄いし、あんな巨大な迷路作る時間と予算があれば、もっと効率良い方法があるだろと突っ込みたくなるのだが、サスペンスの盛り上げ方が上手いので、最後まで観てしまった>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的には1作目より、こちらの方が好み。
1作目の爺さんと同一人物のようでもあるが、明らかに善人としての色が濃くなっているので、応援したくなる。
ここまで爺さんのキャラを変えるのなら、ラストの告白など
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主役三人組がそもそも悪人なので、ピンチになっても自業自得だろと思ってしまいハラハラ出来ない。
故に彼らに押し入られた全盲爺さんが、残虐な仕返しを始めてもむしろ応援してしまうのだが、これも裏でやってたヤ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

2.3

高評価なので鑑賞してみた。
へんてこなヒトラーを頭の中に住まわせてる少年の登場に、これは面白い喜劇になりそうだと心躍ったのも束の間、徐々に睡魔に襲われてくるほど退屈な流れに変わってしまいガッカリ。何故
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.6

ドラマ同様なかなか見応えがあった。
一見無関係と思われる事案が次々繋がっていく構成も良い。
しかし、真相を知ると地方の過疎地には住みたくないなあという感情が湧いてしまう。

ラン・ハイド・ファイト(2020年製作の映画)

3.7

銃社会のアメリカでは、いつ起きてもおかしくない銃器による高校占拠いう状況と、亡き母を忘れきれない女子高生を組み合わせ、緊張感ある物語を作り出している。
娘を思う父親も上手く配置し、親子愛の再生へ繋げて
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

これはボクが求めていたキングスマンではない。
第一次世界大戦を絡ませて、話を壮大にしたかったのだろうけど、主人公のオーランド・オックスフォード公が、陰では特殊訓練を積んでいたというような設定もなく、年
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モーガン・ブラザーズ(2012年製作の映画)

2.9

以前観た「タッカーとデイル」に雰囲気は似ているが、こちらは少々作りが粗い。
被害者3人組の男2人がバカすぎて同情出来ないので、そこはハラハラしないのだが、加害者兄弟の弟にどれだけ同情出来るかが、この作
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

コレ、ヴィーガンが観たらヤバいよね〜。でも色々皮肉ってて面白かった。
スプラッターなんだけど、あんまり悲惨に感じなかったのは、ボクがヴィーガンじゃないからか?
でも観終えて、あの長女この後の人生大変だ
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

本作製作時はまだ、ウクライナとロシアの関係は良好で、ロシアからウクライナのチェルノブイリへ簡単に行けたのかな?
それにしても、本作に登場する放射能の中和剤というトンデモ設定の化学物質の威力は凄まじい。
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

製作補佐がミスターホワイト、監督・脚本がミスターブラウン、そのミスターブラウンことタランティーノが好きな犯罪小説家がミスターブルーを演じているのは面白い。
そして、少ない制作費でいかに面白さを表現する
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

前々から気になってたけど、今回やっと初鑑賞。
傑作だ。
ボクは近年PS4(PS5でも可)のオープンワールド西部劇ゲーム「レッド・デッド・リデンプション」の1と2をプレイしてかなりハマったのだが、この映
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.0

高評価なので鑑賞。
韓国映画での定番である使えない警察じゃないのは良かった。
ただし、主人公の暴走する大活躍を期待してたものの、それ程の活躍とは言えず、肩透かしを食らった感じ。
それと、何故どいつもこ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

アイデアは面白いが、警察が無能過ぎて不自然。
日本よりもプライバシーにうるさい現実のアメリカなら、主人公はとっくに厳しい取り調べを受けて捕まってる。
悪人がのさばる物語は嫌いではないが、それには絶対的
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パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

向こうのパラレルワールドでは時間の流れが早いので、未来の発明品が入手出来るって言うんだけど、それって覗いてる向こう側の時間軸がこちらとドンドンズレてる事になるわけで、そういうパラレルワールドへ行くのは>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

ミーガンの可愛らしさと不気味さを兼ね備えた造形がなかなか良い。
しかし、この物語で全ての責任は研究者ジェマにある。
物語が終焉し安堵してるけど、お前のせいで何人死んでると思ってんの?という感想が浮かん
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

宣伝通り「ターミネーター2」の正式な続編と言えるし、内容的にも満足。製作にジェームズ・キャメロンが関わるだけでこうも違うのか。
アーノルド・シュワルツェネッガーよりもリンダ・ハミルトンの容姿に時代の流
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

織田裕二主演のは観た事があったが、オリジナルは今回初めて鑑賞。
主演の三船敏郎はやっぱりカッコイイ。
しかし、作品としては所々特に序盤、俳優達のセリフが聞き取りにくい。
ボソボソと早口なので字幕が必要
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.7

2時間49分もあるのに全く退屈しない。
シーン全てが美しい。
そしてアクションに次ぐアクション、更なるアクション。
ジョン・ウィックの体力は無尽蔵か。
全ては愛した妻のため、そして犬に対しての愛も忘れ
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.5

本来はBBCのテレビドラマなので87分と短く、サクッと観やすい。
警部の話が二人まで進んだ段階で、じゃあ残りの者達は、それぞれどんな関わりがあるのだろうかと興味津々となってきて、観る者を飽きさせない。
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

原作マンガは絵柄は知っていたが未読。
公開前の予告編映像では、アリータの大きな瞳が、原作マンガの絵柄に寄せすぎているようで気持ち悪く感じていたのだが、本編を観るとそれほど違和感無く受け入れられ、いつの
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.2

コレは傑作。
戦争映画なのに、反戦要素は途中で主人公の仲間が口ずさむ歌の歌詞で表現されるのみ。
あとはひたすら勝つか負けるかの戦車バトルだ。
しかし、しっかりとした脚本と感情移入しやすくキャラが確立さ
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おバカ映画としては、まずまずの合格点。
一番サイコなのがミミという設定も良い。
そして程良いグロ描写。
最後まで名前を覚えてもらえない兄には笑った。
敵(?)の一人が日本語喋ってるぞと、ラストのエンド
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.7

高評価なので鑑賞し始めたら、のっけから一気に早い展開でぶっ飛んだ。
独特の世界観をラストまで問答無用で貫いていて面白い。
ただ、中盤辺りから少々ダレる。
全体を90分程に短縮し、物語を整理してコンパク
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

2.4

さわりの粗筋を知って興味をそそられ鑑賞したが、脚本がとっ散らかってて、折角のアイデアを活かしきれておらず、突き抜けた面白さへ昇華しきれていない。
故に退屈で何度も眠気に襲われた。
ラストのオチも悪くは
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